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北海道の旅

工業都市の室蘭の観光

有名な観光地での宿泊は休日前になると宿泊代が跳ね上がるので、経由地の室蘭で宿泊した。室蘭は工業都市であるが、地球岬、白鳥大橋、港の風景とそれなりに見るものはある。

日の出、夕日の眺望の地球岬

地球岬の日没
地球岬の日没

絵鞆半島の東側の隅にあるのが地球岬である。100メートル前後の断崖絶壁の上にあり、周囲の何も遮るものはないので展望はよい。初日の出の名所になっており、元旦には多くの人達が拝みに来るとのこと。行った時は夕暮れ時だったので、夕日が見られた。


地球岬周辺の岸壁は金屏風、銀屏風といわれる景勝地なのであるが、展望台のところからは殆どみることは出来なかった。どうも海上から見る風景のようだ。高台に登る途中に一箇所だけそれらしき風景が見られた場所があった。
この辺一帯は 渡り鳥の飛行ルートになっており、渡り鳥を狙うハヤブサが住んでいるとのこと。この点も評価され、北海道の自然100選の投票で、得票数が第1位になったこともあるとのこと。

地球岬の断崖風景
地球岬の断崖風景


特に行った時は観光シーズン最盛期が終わっていたので、展望台の修理が行われており、270度前後の眺望は見られなかった。ただ、美しい地球岬灯台は見られた。

地球岬灯台
地球岬灯台

工業都市の室蘭

工業都市としての風景
工業都市としての風景

室蘭は絵鞆半島が包み込むように守っている良港を基礎にして発展した町である。この港を拠点にして鉄鋼業が発達し、新日鐵住金や日本製鋼所の企業城下町としての様相をていしている。また、造船や石炭の積み出し、石油精製なども発達、この辺りは北海道の工業地域となっている。
町を打ライブしていると各所で工業地帯として足跡を見ることができる。


海の見える道の駅からは室蘭港を行き来する船が見られる。

室蘭港の風景
室蘭港の風景

白鳥大橋

道の駅から見た白鳥大橋
道の駅から見た白鳥大橋

平成10年6月に開通した室蘭港を跨ぐ白鳥大橋は長さ1380メートルと東日本最大の吊り橋である。その優美な姿は観光に値する。特に、夜にはライトアップされ工業地帯を照らすライトの夜景と相まって近年は観光ルートになってきている。

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会)について

旧室蘭駅(室蘭観光協会)
旧室蘭駅(室蘭観光協会)

旧室蘭駅は明治45年に建造されたもので、北海道の駅舎の中では最古の木造建築物となっている。
建築様式は、寄せ棟造りで、明治の洋風建築の面影を残す屋根や白壁づくりの外観が美しい。室蘭で唯一気に入った近代建築である。


現在は室蘭の観光案内所として使用されており、気楽に内部を見学することができる。中には旧室蘭駅にゆかりのある汽車のプレートも展示されていた。

汽車のプレート
汽車のプレート

室蘭名物のやきとり

室蘭の名物料理は焼き鳥である。ただし、室蘭の焼き鳥は鶏肉代わりに豚肉、ネギの代わりに玉ねぎが使用された変わりもので、これを洋がらしを付けて食べるのが室蘭風とのことである。
ものは試しとホテルで紹介された地元で有名な焼き鳥屋に入ったが、確かに美味しかった。タレが美味しいのか普通の焼き鳥とあまり変わらない感じである。メニューには一般的な焼き鳥もあった。

白鳥湾展望台

白鳥湾展望台からの眺望
白鳥湾展望台からの眺望

洞爺湖に向かう途中の国道37号線沿いの少し高台になったところ白鳥湾展望台がある。駐車場から少し階段を登った高台の上に鉄筋コンクリート製2階建ての展望台が作られている。
室蘭の対岸に位置するポイントで湾周辺の風景や白鳥大橋や室蘭の工業地帯を見渡せる。ただし、白鳥大橋までかなり距離があるので、白鳥湾全体を見渡すにはよい場所だが、白鳥大橋の眺めはいまいちである。夜景は素晴らしいかもしれない。

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北海道の旅

豊かな自然が残る支笏湖

有名な観光地、支笏湖は新千歳空港から以外に近く、最初の観光地として選んだ。当日は天気が悪かったので、期待したほどの眺望は得られなかったが、北海道の自然の豊かさの一端は味わえた。

支笏湖へのアクセス

支笏湖は新千歳空港から自動車で30分程度の距離にある身近な観光地である。千歳の市街地を抜けると深い森の中を走る。自動車のナビによると到着時間は50分程度と表示されるが、信号がないので、どんどん早くなり最終的には30分程度で到着した。
当日は天候が悪かったことにもよるが、支笏湖の湖畔は観光地としては静かなところで、町というより大きな自然公園の中という感じである。湖畔から少し離れたところに大きな駐車場が設けられていた。駐車料金は500円で、この駐車料金が支笏湖の観光料金代との意味合いを持っているのであろう。同じようなところが北海道で数カ所あった。

支笏湖について

支笏湖は火山の噴火によって出来たカルデラ湖である。水深が深く国内では秋田県の田沢湖に次いで日本で2番目の深さである。このため面積は琵琶湖の1/9程度であるが、貯水量では.琵琶湖の3/4にも達し、国内では琵琶湖に次いで2番目の多さになっている。温かい水が深く溜まっているので日本最北の不凍湖とのことである。また、透明度が高いことでも知られている。
当日は残念ながら雨雲が完全に抜け切らない、どんよりとした空模様で時折小雨が降ってくる始末であった。晴れていれば支笏湖の周りに恵庭岳、風不死岳、樽前山の支笏三山がそびえており、雄大な景観を見せるのであるが、山の頂が全く見えなかったのは残念である。
観光施設としては無料で入館できる支笏湖ビジネスセンターがあり、支笏湖周辺の自然を紹介している。その他、観光船やボート等の乗り場がある。
名物はヒメマス料理であるが、既に解禁期間を過ぎているので新鮮さに欠けると思いやめた。

支笏湖の遠景
支笏湖の遠景

近代産業遺産の山線鉄橋

湖畔を散策していると趣のある鉄橋があった。北海道で現役最古の鉄橋とのことで千歳市の有形文化財に指定されている。
山線鉄橋は明治32年に北海道官設鉄道上川線の空知川に架けられた鉄橋である。大正12年からは王子製紙の専用軽便鉄道として現在の場所に移築され、王子製紙の千歳川の発電所建設の資材の運搬等にに利用されていたとのこと。これにより山線鉄橋は経済産業省の近代産業遺産に認定されている。

山線鉄橋
山線鉄橋

千歳川

山線鉄橋の下を流れるのは支笏湖から流れ出る唯一の川、千歳川である、川沿いは豊かな自然が残っており野鳥の宝庫とのことである。千歳川はてっきり太平洋側に注ぐものと思っていたが、実際は千歳方面から北上し、石狩川に合流するとのこと。この豊富な水源が源流の一つになっていることを考えると石狩川の雄大さが想像できる。
我々も駐車場に帰るときは川沿いを歩いて帰った。

自然豊かな千歳川
自然豊かな千歳川

支笏湖周辺の観光地

観光案内によると支笏湖の近くには美笛の滝、苔の洞門の観光地があるようであるが、行った時は大雨の影響か通行止めとのこと諦めた。唯一、巨木の森という観光地が美笛キャンプ場近くにありそうなので行ってみた。支笏湖の南側の湖畔沿いの道路は森の中を走っている感じで、殆ど支笏湖は見ることが出来ない。
美笛キャンプ場の入り口までドライブしたが、美笛キャンプ場は有料、キャンプする気はないし、それらしき案内板は見つからなかったので、諦めて帰った。

苫小牧方面に抜ける道

ここから次の目的地登別温泉に行くことにしたが、支笏湖の美笛キャンプ場から太平洋沿いの道に抜ける適当な道はないようで、結局はナビに従い通ってきた道をビジネスセンター付近まで戻り、141号線から行った。苫小牧方面には276号線が一般的のようだが、ナビは近い141号線を選んだ。141号線は最初は少し狭い道で、太平洋側までこの調子で運転するのは大変でないかと心配したが、少し走ると道幅も広くなり、途中にはスカイラインを下るような眺望のよい快適な道になり気持がよかった。

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高山周辺の旅

古い街並みのある高岡

現在の高岡は金沢と富山の間にあってあまり目立たないが、赤レンガの銀行建造物や重要伝統的建造物保存地区に指定されている街並みが二つある非常に歴史のある街である。

高岡は1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城を築城したことにより発展した城下町である。最初は観光する予定でなかったが、時間に余裕ができたことと、駅構内の案内で10分程度で赤レンガの銀行に行けることが分ったので、時間の許す限り見学することにした。

富山銀行本店

赤レンガの銀行は清水組の田辺淳吉が設計し、東京駅の設計で有名な辰野金吾が監修し、建物された代表的な近代建築である。同じ雰囲気の銀行建造物は盛岡や京都でも見たが、この建物もなかなかのものである。

富山銀行
富山銀行

山町筋の商家町(重要伝統的建造物保存地区)

高岡には国の重要伝統的建造物保存地区に指定されている街並みとして山町筋の商家町と金屋町の鋳物師町の二つがある。山町筋は土蔵造りの町並みとし親しまれているが、道路が広いのと建物が連なっていないので、多少印象は薄くなる。

高岡
高岡の山町筋の町並み
高岡
高岡の山町筋の町並み

高岡大仏

高岡大仏は三大大仏の一つ。見た感じでは奈良や鎌倉の大仏に較べると小ぶりでなかと思っていたが、実際は鎌倉の大仏より大きくて2番目だそうだ。

高岡の大仏
高岡の大仏

金屋町の町並みは少し遠いのと暑かったので、今回は諦めた

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北東北の旅

青森森林博物館や棟方志功記念館など見学(青森)

桜前線を追いかけて来た北東北の旅も最終日となった。青森では「青森のみちのく北方漁船博物館」、青森森林博物館、棟方志功記念館を見学した。青森県観光物産館アスパムで食べた焼きホタテも美味しかった。

青森森林博物館(国の登録文化財)

青森市の観光は弘前市に較べると市の規模が大きく、少ない観光物が分散しているので、観光客にとっては効率的に見学するには不便な都市である。北方漁船博物館の行くと途中に青森市の代表的な歴史的な洋風建築の森林博物館がある。

青森森林博物館は旧林野庁青森営林局の庁舎として明治41年に建てられたもので、青森県産ヒバ材を主に利用したルネサンス式のとても美しい木造建物である。この建物は大変気に入った。国の登録文化財にも指定されている。

森林会館
森林会館

しかし、展示物は森と仲間たち、木と暮し、森を育てるなど一般受けしない内容であるため、観光客は少ない。訪れたときも私一人で見学客は誰もいなかった。観光場所はもう少しまとめる必要があるのでないだろうか。

青森のみちのく北方漁船博物館

青森市で一番期待しているのは「青森のみちのく北方漁船博物館」でいろいろな種類の船を見ることである。みちのく北方漁船博物館は青森駅のあまり発展していない西側、歩いて15分ほどのところにある。森林博物館を見学したあと訪れた。現在は閉館されている。
開館されていた時、幾つか写真を撮った。以下のページで
青森のみちのく北方漁船博物館の展示品

博物館には高さ30メートルの展望台があり、雪をかぶった八甲田山の山並みや青森市内が手に取るように見えた。

 新鮮市場で昼飯

旅行で漁港近くの町で上手い魚を食べるのも旅行の醍醐味である。今回でこの目的にかなうのが秋田市とこの青森市である。青森市は海に面し、魚が豊富である。特にホタテが有名なようであり、ホタテの広告をよく目にする。この青森駅に近くにも市場がある。

青森市場
青森市場

青森のみちのく北方漁船博物館を見学したあと、昼飯のため、駅から徒歩5分ほどのところにあるアウガの地下の新鮮市場に行った。市のど真ん中のビルの地下ではあるが、雰囲気は港近くのまさしく市場である。80以上の店が軒を連ねている。食事のできる店も数軒ある。魚の鮮度は良いように思うが、値段は決して安くない。1000円以下で食べられるものは少ない。ホタテ、イクラ、ウニなどの海産物が多いようだ。

新鮮市場は午後6時30分まで営業しているとのことだったので、6時過ぎ土産物を買おうと思い再度立ち寄ったが、少しの店を除き多くの店が既に店じまいしていた。買うのなら早めに行く必要がある。但し、生ものは多いが、お土産品が安いかは疑問である。多少、観光地値段になっている可能性もある。

青森県観光物産館アスパムの焼きホタテ

飛行機が最終便しか取れなかったので、時間を潰すのに困った。取り合えず、駅から徒歩10分程度のところにある青森県観光物産館アスパムに行った。この入口のところで、イベントであろうか殻の付いた焼きホタテを二つ100円で販売していた。安いので食べたがとても美味かった。ここでは津軽三味線の無料演奏会や太宰治のビデオなど時間を潰すには最適のところである。

棟方志功記念館

少し休んだので、青森が生んだ天才芸術家の棟方志功記念館を見に行くことにした。アスパムでバスの時刻表をもらった。記念館は駅から循環バスで15分ほど、バス停から歩いて5分ほどのところにある。但し、バスの便が30分に1本程度しかないので、事前によく計画しておかないと時間の無駄になる。
展示スペースは広い部屋と小さな部屋の二室であまり広くはない。年4回展示替えを行い、順次作品を紹介しているとのことであったが、行った時は釈迦十大弟子が展示してあった。この作品は他のところで見た記憶がある。版画だから幾つか存在しているのかもしれない。ここは有名なのか数人の人が見学に来ていた。

帰る時、アスパムでもらった時刻表に従ってバス停に行ったが、目的のバスがなかった。やはり、現地で時間を確認することが必要のようだ。丁度よいタイミングのバスがなかったので、仕方がなく、駅まで歩くことにした。なお、国道4号のメイン道路まで行けば他の方面からの便が多くあり、あまり待つことなく利用することはできるが、私の場合は市内の観光も兼ねて青森市のメイン道路を30分ほど歩いてアスパムに戻った。

青森空港から空路帰宅

青65才以上になるとJRや航空運賃などで数々の特典があるが、それも平日に限ったもので、連休の休みになると制限が加わる。森空港は駅前のバスターミナルから市内の主要停留所に止まりながら45分程度のところにある。直行すれば30分程度で着くだろう。市内から近いところにある感じである。29日から連休という会社もあるので、さすがにこの日は最終便も満席状態であった。

地方空港は便は少ないが、離発着に時間が掛からないで、所要時間は少ない。青森空港の場合も離陸するとそのまま緩やかに高度を上げながら東京方面に飛んでいるので無駄がない。50分程度飛ぶと下に明かりが見える首都圏の上空であった。

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北東北の旅 津軽地方の旅

弘前の素晴らしい近代建築(洋風建築)

弘前は明治時代にいち早く西洋文化を積極的に取り入れたため、多くの宣教師が来日して西洋建築を建てたとのこと。また、戦災を免れたことにより弘前には現在でも素晴らしい洋風建築や近代建築が多く残っている。

弘前公園の追手門近くの洋風建築

旧弘前市立図書館

弘前の洋風建築は津軽藩のお抱え大工の長男として生まれた棟梁 堀江佐吉が建てたものが多い。堀江は函館で洋風建築の基礎を学び、この弘前に数多く洋風建築を残している。旧弘前市立図書館は明治39年に斎藤主と堀江佐吉らが東奥義塾高校の敷地内に建てたもので、八角形の双塔を持つルネッサンス様式の建物は弘前で見た中では一番気に入った。県重宝に指定されている。
主要な建物はこの地図の範囲内にある。

旧弘前市立図書館
旧弘前市立図書館

旧東奥義塾外人教師館

旧弘前市立図書館の直ぐ横にある旧東奥義塾外人教師館も堀江佐吉の仕事である。東奥義塾は明治5年に青森県に最初に開校した私学校で、この建物は招聘した外国人宣教師のために明治34年に建てられた住宅。設計は米国のメソジスト伝道本部であるが、施工は堀江佐吉が行なっている。これも県重宝に指定されている。

旧東奥義塾外人教師館
旧東奥義塾外人教師館

青森銀行記念館

追手門から少し歩いたところに青森銀行記念館がある。この建物は明治37年に棟梁 堀江佐吉が第五十九銀行本店本館として建てたもので、重要文化財に指定されている。現在は銀行関係の資料が展示されている。

青森銀行記念館
青森銀行記念館

弘前市は文化財には指定されていないが、弘前の歴史と文化の風情を醸し出している建物を「趣のある建物」として指定している。追手門の近くには旧藤田家別邸と旧第八師団長官舎がある。
 

旧藤田家別邸洋館

旧藤田家別邸洋館は日本商工会議所の創設者である弘前市出身の藤田謙一氏の別邸として大正10年に建てられた。設計は堀江佐吉の六男の堀江金造、施工は長男の堀江彦三郎である。

藤田謙一氏の別邸
藤田謙一氏の別邸

旧第八師団長官舎

旧第八師団長官舎は堀江佐吉の長男、堀江彦三郎が設計したもので、大正6年に建てられている。

旧第八師団長官舎
旧第八師団長官舎

弘前公園の追手門近く以外の洋風建築

カトリック弘前教会

堀江佐吉の弟の堀江常吉が明治43年に建てた尖塔を持つロマネスク様式の木造建築。趣のある建物に指定されている。

カトリック弘前教会
カトリック弘前教会

石場旅館

明治12年に建てられた旅館で、白と黒のコントラストが美しい。これも「趣のある建物」に指定されている。

石場旅館
石場旅館

日本キリスト教団弘前教会

ノートルダム寺院にも似た双塔を持つゴシック様式の礼拝堂は明治40年に堀江佐吉の子、斉藤伊三郎によって建てられたもので、明治の第一級の建築として評価され、県重宝に指定されている。

日本キリスト教団弘前教会
日本キリスト教団弘前教会

日本聖公会弘前昇天教会

大正10年にJ.Mガーディナーが設計したゴシック様式のレンガ造りの美しい教会である。レンガ造り建築としても貴重であり、県重宝に指定されている。

日本聖公会弘前昇天教会
日本聖公会弘前昇天教会

百石町展示館

明治16年に宮本甚兵衛が呉服店の店舗として建てた土蔵造りの建物。その後、青森銀行の支店として使用され、平成16年からは百石町展示館として公開されている。市指定文化財となっている。

土蔵造りの旧呉服店の建物
土蔵造りの旧呉服店の建物

吉井酒造レンガ倉庫

大正14年頃建てられたレンガ造二階建の倉庫。かつては東北最大の酒造所。

吉井酒造レンガ倉庫
吉井酒造レンガ倉庫
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北東北の旅

久保田藩の城下町ー秋田市

秋田市は久保田藩20万石の城下町として栄えた都市である。市内の中心部にある千秋公園には昔久保田城があったが、火事で消失し、現在は桜の名所となっている。秋田市は秋田県の県庁所在地であり観光施設も多い。

久保田城

秋田の地には奈良時代から平安時代にかけて城柵(出羽柵)が建設されていた。その後、城柵は秋田城と言われるようになった。この秋田城の跡は近くの高清水公園に残っている。この地を支配していた佐竹氏は当初、秋田城を拠点としていたが、手狭になり、1604年に久保田藩初代藩主の佐竹義宣が現在の千秋公園の地に窪田城を建設した。後に久保田城と改名している。戦国時代の佐竹氏は周辺大名と姻戚関係を結び、伊達氏や北条氏と拮抗する勢力を持っていた。藩は明治時代まで残った。城は明治13年の大火で建造物はほぼ焼失してしまった。その後、平成元年に市制100周年を記念して御隅櫓が復元。平成13年に絵図や資料を基に久保田城表門が再建されている。

木造2階建て瓦葺きの櫓門はこの素晴らしく、千秋公園の中では一番絵になる 。

久保田城の櫓門
久保田城の櫓門

復元された御隅櫓。内部は資料館となっている。

千秋公園の桜

秋田市の第一の観光地は千秋公園のようだ。千秋公園は旧久保田城一帯を公園として整備されたものでである。山城であったのか、公園全体が岡になっいる。公園に残る城跡の遺構と桜の対比がよいのか千秋公園は桜100選 にも選ばれている桜の名所である。残念ながら訪れた時は桜はすでに満開を過ぎ散り始めていた。それでも、多くの人が訪れていた。

千秋公園の内堀の桜。堀とのコントラストで比較的絵になる。

千秋公園の内堀の桜
千秋公園の内堀の桜

本丸辺りの桜。

久保田城本丸辺りの桜
久保田城本丸辺りの桜

高いところからは雪を頂いた山が見える。

千秋公園の高台
千秋公園の高台

旧金子家住宅

江戸後期の建築様式を残した旧金子家住宅。秋田市の代表的な町家であり、秋田市指定文化財となっている。

旧金子家住宅
旧金子家住宅

秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)

秋田市民俗芸能伝承館では竿燈、土崎港まつり、梵天などの秋田の民俗行事や伝統芸能が紹介されている。竿燈が飾ってあった。これを一人で持って演技するのは大変である。

秋田市民俗芸能伝承館の竿燈
秋田市民俗芸能伝承館の竿燈

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)

秋田にある観光資料に載っている唯一の近代建築の建物で重要文化財に指定されている。外部を当時の秋田県技師山口直昭、内部を工学博士星野男三郎が設計し、明治45年7月に完成している。煉瓦造の2階建て、外観はルネッサンス様式を基調とし、基壇は灰色の男鹿石の切り積み、1階が磁器白タイル、2階が赤煉瓦で仕上げている。明治時代末期の本格的な煉瓦造洋風建築として貴重。現在は「秋田市立赤れんが郷土館」として秋田市の伝統工芸品が常設展示されている。

旧秋田銀行本店
旧秋田銀行本店

秋田は海が近いので魚が美味い。名物はやはり「切りたんぽ鍋」であろうか。