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信州の旅

朝一番に善光寺参拝

長野にある善光寺は日の出の時間から法要が行われる。坂東三十三観音霊場巡りの御礼で善光寺に参拝する必要があったので、時間の節約のため朝早く善光寺に参拝した。 

旅行した時期の日の出時間は6時半、6時にホテルを出る。朝早いが参拝する人は多い。

善光寺について

善光寺は無宗派の独立した仏教寺院で、山号は定額山。山内には天台宗系の「大勧進」と浄土宗系の「大本願」によって運営されている。創建は644年と仏教が伝来されてから間のない時代で奈良の大仏より古い。本尊は日本最古と言われている一光三尊阿弥陀如来である。絶対秘仏となっており、七年に一度の開帳であっても前立の本尊が公開されるだけである。

建造物

北国街道は善光寺本堂に向かって一直線に伸びている。街道に沿って、関連する建物が直列的に並んでいる。仁王門をくぐり両側に店屋が並ぶ参道を進むと、善光寺の境内に入る。前方に重要文化財に指定されている立派な山門がそそり建っている。三門を潜ると前方に本堂が見える。

お朝事

善光寺では毎日、日の出に合わせて法要が行われている。これを「お朝事」という。法要は天台宗と浄土宗の寺院のもとで30分づつ合計1時間行われている。

お朝事の開始時間は、日の出に合わせて分単位で変わるので、時間表が記入されたパンフレットが作成されている。

天台宗系の「大勧進」の住職は「貫主」と呼ばれ、天台宗の名刹から推挙された僧侶が務めている。浄土宗系の「大本願」は、大寺院としては珍しい尼寺である。

日の出時間の少し前になると多くの人が本堂に入って行く、特に制限はなく誰でも入れる。準備が整った頃、最初に天台宗の導師様が大勧進から来られ、法要が始まる。

少しすると朝日が本堂を照らし始める。清々しい朝の朝日は美しく、気持ちがよい。

我々は本堂を後にし、周囲を散策する。本堂からは読経が聞こえる。森の中では小鳥が囀えずっていた。

結願御礼の寺

日本百観音霊場(西国三十三所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所)の番外札所となっており、それぞれの札所巡りで結願した場合、その御礼として善光寺に参拝する習慣がある。

私の場合も坂東三十三観音霊場巡りで結願したので、その御礼として善光寺を参拝した。

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葛飾北斎の足跡を訪ねて秋の小布施を観光

北斎は晩年、豪農豪商の高井鴻山の招きで小布施を訪れ、幾つかの肉筆画の名画を残している。また、小布施は栗の名産地であり栗菓子を求めて多くの観光客が訪れていた。

岩松寺

岩松寺の本堂には葛飾北斎の最大の肉筆画「八方睨み鳳凰図」が描かれた天井があり、小布施における北斎観光の目玉となっている。我々もこの天井画を目的に訪れた。

岩松寺は小布施の中心から離れた、のどかな田園地帯の中の山を背にした静かなお寺である。駅から徒歩30分の距離にあり、行くときはタクシーを利用した。

北斎の井天画は現在も色彩豊かで観光する価値がある。

裏山には福島正則の霊廟がある。福島正則と言えば、秀吉の子飼の有力大名であり、何故この小布施に霊廟があるのか不思議であったが、江戸時代になり幕府といろいろと諍いがあり、信濃の地に減俸で転封されられている。

浄光寺薬師堂

岩松寺から「せせらぎ緑道」を歩いて浄光寺に向かう。山の裾のの道で、両側にはりんごを栽培している農家が多い。

浄光寺は室町時代初期に建設された薬師堂がある小さなお寺である。薬師堂は重要文化財に指定されており、観光の目玉となっている。薬師堂は山の上にあり、その石段が天然の岩を並べたもので、非常に歩き難かった。これも観光の思い出である。

浄光寺からは歩いて小布施の中心地に戻る。

高井鴻山記念館

小布施の中心にあるこの記念館は江戸時代の後期、小布施で葛飾北斎を支援した豪農豪商であった高井鴻山を記念した博物館で、当時の面影を残す鴻山の家屋や鴻山が残した書画などが展示されている。

記念館の周りは「栗の小径」もあり、昔の雰囲気をのこした小布施観光の中心地である。

北斎館

葛飾北斎の肉筆画40点を所有している美術館。