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ピティナ・ピアノコンクール地区本戦を聴く

みなとみらい小ホールで行われたピティナピアノのコンクールの東日本神奈川地区本戦を聴きに行った。神奈川の地区予選の多くは菊名の小さなホールで行われたが、地区本選のみなとみらい小ホールで行われ、菊名と演奏環境が大きく異なっていた。環境の変化はいろいろな点でコンクールにも影響を与えると思った。

会場によって異なる演奏待ちの状態

菊名では演奏者の席がピアノの前に設けられており、自分の演奏する順番までその席で他の人の演奏を聴くことになる。控室のない会場ではこの方式である。

この方式は演奏する順番が大きく影響するように思われる。最後の方に演奏する場合は落ち着きのない子供は待っているだけで、集中が切れてしまう可能性がある。特に低学年の子供はそうであろう。また、他人の演奏を聴きながら待つのであるから、自分の番が近づいてくるにつれ、気持ちが高ぶってくるのでないだろうか。この場合上がり症の子供には影響はあるように思えた。付き添いの家族ははらはらするが自分の子供演奏がまともに聴くことができるメリットはある。

みなとみらいは当然控室があり、自分の番になるまで控室で待機するシステムである。控室でどのような状態で待っているのか不明であれるが、少なくとも演奏会場でかしこまって聴いているよりはリラックスできるのでないだろうか。ただし、小さい子供の時は母親は足台をセットして楽屋に戻ってしまうので、まともな状態では自分の子供の演奏を聴くことはできない。

この様な条件を公平にするため、演奏する順番は名簿の最初からではなく途中から始められ、当日でないと何番目に演奏するのか分からないシステムになっている。

会場の音響効果

会場の音響効果も菊名とみなろみない小ホールでは大きく異なっていた。

菊名では小さなホールであるのでピアノの音がダイレクトに届く感じである。審査員席はピアノと同じ舞台の端に設けられており、最もピアノの近い位置で審査されたことになる。

みなとみらいはホールが広く、反響音も大きいのでピアノがよく響く感じである。このため、個々の音は少し、反響音に埋もれてしまうように感じた。特に、審査員席はホールの後方の客席に設けられており、ピアノのダイレクトの音と反響音が一番重なった状態で聴かれることになる。

どのような視点で審査されているのか分からないが、同じ演奏でも菊名とみなとみらいでは聴こえ方が大きく異なることであろ。上級レベルになれば、そのホールに適した弾き方があるように思うが、コンクールでもその点が表現した方として採点に影響するのか興味があるところである。

演奏会場の反響の仕方はそれぞれ特徴がある。今までいろいろな会場を聴きに行ってが、よく響くホールとあまり響かないホールと様々である。審査に影響するかしないかは別として、コンクールの参加者はいろいろな音響環境の会場で演奏すれば面白いであろう。

採点は時の運

地区本選に出場できる子供達は演奏技術では一定のレベルに達しており、よほど抜きん出いる子供でない限り、審査はその時の審査員の主観に大きく影響するように思えた。特に上級者はその傾向が強いように思う。素人の私には正直なところ演奏の優劣は分からない。以前自分なりに評価してみたことがあるが、審査員の評価と全然異なっていた。審査員の先生方の採点や評価もばらつきがある。

このため、地区本戦では審査員を7名に増やして、なるべく偏りがでないように配慮されているのであろう。それでも全国大会に出場するには運も必要であると思う。

ビデオ撮影が許可な時もある

以前はビデオ撮影が禁止されていたが、今回からかみなとみない小ホールでは後方の一番端の席がビデオ撮影用の席となっていた。本人の演奏に限り撮影可能とのことである。

参加者は晴れの舞台でもあるので、これはよいことだと思う。

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ショパン国際ピアノコンクール in Asia 全国大会

ショパン国際ピアノコンクール in Asia 全国大会の幼児部門と小学1・2年生部門が「みなとみない小ホール」で行われたので聴きに行った。大ホールではグレンツェンピアノコンクールの横浜地区本選が行われていたので、どのようなコンクールなのかこれも見学した。

幼児部門はばらつきが大きい

入場料は千円である。審査員名簿が張り出してあったが、今回のみなとみない小ホール会場には外国人の審査員はおられなかった。
全国大会用にやはり顔写真入りのパンフレットが作成されていた。幼児部門には1年生も参加できるが、参加者の1/4程度で積極的に参加しようという感じではない。名簿には学校名や幼稚園名が記入されており、場所がある程度推測できる。当然のことだが全国大会だから全国から集まってきている。30秒程度の演奏に交通費、場合によつては宿泊代もかけてよく地方から来られるものだと感心する。
演奏の順番の名簿は名前の「アルファベット」順に並べられていた。ただし、最初はどこから始まるかは定かでない。今回は「E」から始まり、「Y」のあと「A」に戻るように組まれていた。これは申込順でも県別でもないので、公平のような気がする。
最初に幼児部門を聴いた。全国大会と言っても137名が出場し、30秒程度の課題曲を演奏者が次から次へと交代して演奏するのであるから、非常に慌ただしい感じである。参加者の中にはゆっくり演奏するのがやっとと言うレベルの子もいるので全国大会と言っても選ばれた子供達の演奏という感覚はない。まあ、予選の曲が簡単過ぎたので、まぐれで選ばれた子供もいるのであろう。しかし、中には幼稚園生で課題曲のバッハのメヌエットなどを大人の演奏と変わらない程度に演奏するレベルの高い子もいる。幼児部門は参加者の実力のばらつきが大きい。
パンフレットには次のアジア大会に参加する外国からの演奏者の名前が載せてあったが、幼児部門は4人と少なく、アジア大会と言っても国内大会の延長のようなもので、次のアジア大会が真の全国大会の雰囲気になるのであろう。

グレンツェンピアノコンクールの感想

偶然にも大ホールではグレンツェンピアノコンクールの横浜地区本選が行われていた。小ホールと大ホールで同じようなピアノコンクールが行われたので、行き先を間違えた人達もおられるようだ。私はどのようなコンクールなのか興味があったので、会場を覗いてみた。
入口には多くの参加者が並んでおられた。多分、参加者が多いので、参加部門によって会場に入る時間が決まっているのであろう。一般聴衆は問題なく入れた。会場に入るのは後方扉からである。入る前に係員から、入れば一端後ろの席に座り、次の交代の時、前に行ってほしいとのことであった。交代時間が短いための措置である。
入場したときは丁度3~4年生の演奏時間帯であった。演奏時間が30秒ほどの同じ課題曲を全員が演奏するのである。少し聴いていたが、同じ曲を延々と演奏するので、直ぐに飽きてきて退散した。
中程度の難易度の曲を全員に演奏させるのであるから、評価はしやすい。素人の私が聴いていても演奏者によってテンポ、音の強弱(美しさ)それに表現の仕方が異なるので、多少の違いは分かる。それも、次々と演奏してくれるので、較べや易い感じである。まあ、審査員は数小節聴けば、その子の実力レベルが大体分かるらしいから、ふるい分けるのには30秒程度の演奏で十分なのであろう。
このコンクールは審査に重点を置いたコンクールで聴きに行くコンクールではない。

小学1・2年生部門のレベルの高さに驚き

グレンツェンピアノコンクールを少し聴いたあと、ショパン国際ピアノコンクールの小学校1、2年生部門の演奏時間帯に再入場した。
演奏を聴いていて、レベルが高いことに驚いた。小学校1、2年生が多少はテンポが遅い曲と言えどもショパンの曲である。2分程度のショパンの曲を立派に聴かせるように演奏するのであるから驚きである。課題曲も豊富であり、十分に聴ける内容である。このショパンコンクールはどの部門も演奏時間は長いので出演者は弾きごたえがあるであろう。グレンツェンピアノコンクールとはコンクールの質が異なるようだ。
現在幼稚園の子が1年後これだけ演奏できるようになるのかは疑問である。参加者を見ているとやはり圧倒的に2年生が多い。1年生にとっては少しハードルが高いのであろう。このため1年生は幼児部門にも出られるようにしたのかもしれない。

小学校1、2年生部門の全国大会課題曲

  • ショパン:ポロネーズ ト短調 遺作
  • ショパン:ポロネーズ 変ロ長調 遺作
  • ショパン:ポロネーズ 変イ長調 遺作
  • ショパン:ワルツ ヘ短調 Op.70-2
  • ショパン:マズルカ 変ロ長調Op.7-1
  • シマノフスカ:コントルダンス※楽譜通りの繰り返しとダ・カーポをすること
  • コルベルク:2つのマズル 第1番
  • ポーランド民謡(ルジツキ編曲):ポロネーズ

アジア大会進出者数

全国大会の審査結果がネット上に速報として掲示されている。現在までに掲示されているアジア大会の進出者数である。

全国大会    出場者数   金   銀   銅 奨励賞  外国   合計
幼児部門    137名  ( 63名 )         4名  67名
小1・2    201名  5名 12名 15名 25名  3名  60名
小3・4    308名 11名 20名 30名 31名 13名 105名
小5・6    240名 11名 21名 29名 13名  4名  78名
中学      176名                  5名
高校      123名                  6名
大学・一般   106名  3名  4名  5名  8名 11名  31名

アジア大会に出場できる合格比率は幼児部門が一番高く、大学・一般部門が一番厳しいものになっている。大学・一般部門は演奏時間が長いのであまり多く者に演奏させられないことと、外国からの参加者が多いことによるものだ。大学・一般部門は外国からの参加者比率が高いのでアジア大会という雰囲気になってきている。大学・一般部門は本来のショパンコンクールの準備と考えると外国からの参加者が多いことも納得できるが、小3・4年で外国からの参加者が13名と多いのには驚く。小学生のため、よく海外まで参加する気になるものだと思う。

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ショパン国際ピアノコンクール inASIAの様子

今年も横浜の杉田劇場で開催されたショパン国際ピアノコンクール inASIAの地方大会の、小学生が出る三日目を聴きに行った。聴いた範囲で大会の印象や様子を記載する。

ショパン国際ピアノコンクール inASIAについて

毎年行われる幼児からプロフェッショナルまでを対象としたピアノコンクールである。inASIAとあるように参加者はアジア各国で最終審査はアジア大会である。
しかし、アジアからの参加者は少なく、実質的には日本国内のコンクールとあまり変わらない。
趣旨としては
「優美かつ華麗なショパンの音楽を通じて国際レベルの優れた演奏家を発掘・育成する」
「ポーランドとアジア各国の文化交流の架け橋となり、アジアの音楽文化発展に貢献」とある。
特長としては
■ショパンをはじめとするポーランド人作曲家による課題曲
■アジアをはじめとする海外からの参加者
■ポーランドを中心とする外国人審査員の招聘
今回のコンクールでは第 14・15・16 回ショパン国際ピアノコンクール審査委員長を努められたカトヴィツェ音楽院(シマノフスキ音楽院)教授のピオトル・パレチニ教授など10名強の外国人が分担して審査に当たらる。地方大会も必ず1人外国人が審査に加わるとのことである。
■審査員による直筆の講評
原則として地区大会の幼児・小学生・中学生ソロ部門では、審査員による講評が交付される。

コンクール全般の印象

プロフェッショナルまで出場できるコンクール

ピティナなど小学生を中心にしたコンクールは多いが、このショパンinASIAコンクールは小学生以外にも中学生からプロフェッショナルまで参加できる幅広いコンクールである。杉田劇場では小学生の審査に一日、中学生からプロフェッショナルまでの審査に二日間費やされている。このようにショパンコンクールを意識してか大人の参加者も重視したコンクールになっている。

高級感を演出

ショパンinASIAコンクールでは個人の写真入の分厚いプログラムが作成されていた。幼稚園名まで記載されていたので、若干プライバシーの問題が気になる。その以外にも審査員に外国人審査員が加わるなど高級感を出したコンクールとなっている。このため、参加料は少し高めであり、地方大会でも聴くのは有料となっている。但し、参加者には招待状が何枚か配布されているようである。

審査員の構成

当日の審査員の構成が掲示してあった。
審査委員長 :音楽評論家の 柴田龍一
外国人審査員:ショパン音楽大学(旧ワルシャワ音楽院)のブロニスワヴァ・カヴァラ教授
その他日本の審査員5名
合計7名の体制である。

課題曲の内容とレベル

コンクール名にショパンの名前がついているので、課題曲には当然ショパンの曲が多い。また、ポーランドの曲も多く採用されている。
課題曲のレベルはピティナに較べ、1ランク難しい感じである。例えば、今回3~4年でもバッハのインベンションを弾いていたが、ピティナでは5~6年の課題曲になっている。演奏時間も長めで出場者にとっては弾きごたえがあるであろう。
このため、課題曲が演奏できないレベルの子供達は当然参加しないので、出場者のレベルは高い。今回の参加者も結構弾きこなしていたが、中にはまだマスター出来なかったのかテンポが遅い子もいた。難しい曲が単に早く弾ければよいというものでないと思うが、速い曲を弾く練習にはなるであろう。

幼児部門の様子

今年度から幼児部門が新設された。
募集要項には次のように記載されいる。「幼児部門」は小学1年生以下を対象とし、小さいお子様でも取り組みやすい課題曲を多く取り入れています」
当日の演奏を聴いたが、進行上の問題からか多くの子が演奏時間が20秒ほどの曲を1曲だけ演奏して終わりなので、聴いていて非常に物足りなかった。他の部門と異なり参加者のレベル、ハードルも低い感じである。
採点という観点からすると1曲で十分なだろうが、親族からするとコンクールの演奏も晴れの舞台であり、2曲程度演奏させてあげたかった。
他の部門では地方大会でも金賞、銀賞、銅賞、奨励賞といろいろの賞が設けられているが、幼児部門は入賞だけであった。どのコンクールも幼児部門は少し扱いが異なるようだ。
今年は初年度で、手探り状態なのであろう。来年から参加者のレベルも内容も変わる可能性が大である。

演奏会の様子と表彰者数

コンクールを重視して拍手禁止

公平に採点することを意識してか演奏の前後の拍手は禁止となっている。この扱いは大人のコンクールでは経験したが、子供の参加するコンクールでは初めての経験である。
どの参加も公平に拍手を受けているため、不公平になることは殆どないと思われる。特に、小学生の低学年以下ではコンクールで人と競争するよりも舞台で演奏して皆に聴いてもらうことも重要な要素であり、拍手がないのは少し寂しいのでなかろうか。

時間厳守

スケジュールを守るためであろうか。演奏者の交代は今まで聴いたコンクールの中で一番スピーディであり、少し慌しく感じた。また、演奏の合間に会場に入るが、拍手がないのでその参加者の演奏が何時終わったのかよくわからず戸惑う。2曲目(ショパンの曲)と思われる演奏が聴こえなくなると大急ぎで入るが、もたもたしていると直ぐに次の参加者が演奏が始まるので大変である。
課題曲に比較的長い曲が多く、他のコンクールに較べ演奏時間は長めである。それでも、3,4年生部門では演奏カットを受けている参加者はいなかった。5、6年部門では少し2曲目の途中で演奏カットを受けていた。

男性参加者が多い

他のコンクールでは男性の参加者が少ないとの印象があるが、今回聴いた3~4年のところでは次から次へと男の子が出てきて、演奏していた。男の子の演奏は力強いので素人には上手に聴こえるが、入賞者はそれほどでもなかった。

採点表の内容

各先生方の好評が記入された用紙が返却されていた。ピティナの様に点数は記入されていないが、チェック項目があり、良い内容のところなのかレ点がしてあった。カヴァラ先生は英語で記入されていた。
採点がないので表彰者はミーティングで相談しながら決めているのであろうか。

表彰者の数

杉田劇場で行われた地方大会の小学生部門の申込者と表彰者数は以下の通りである。
会場によって参加者のレベルは異なると思われるが、それらを比較することは審査員も異なるので難しい。過去の実績も加味して会場毎におおよその全国大会に出場できる枠は決められているのであろう。
幼児部門  申込者 15名  入賞 6名
1~2年  申込者 30名  金賞 2名 銀賞 3名 銅賞 4名 奨励賞  6名
3~4年  申込者 53名  金賞 4名 銀賞 5名 銅賞 7名 奨励賞  12名
5~6年  申込者 26名  金賞 2名 銀賞 3名 銅賞 3名 奨励賞  5名
全国大会は入賞、金賞、銀賞、銅賞までが出場。
なお、地方大会を重複して受けることが可能なようで、地方大会の終わりに近い杉田劇場の大会では何人かの欠席があった。このため予め演奏する時間枠は示されていたが、当日は演奏する時間が早まっていた。参加者には予め連絡されるようであるが、聴きに行く時は注意したほうがよい。

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32回かながわ音楽コンクール(ユースピアノ部門)本選の感想

4月29日神奈川県立音楽堂で32回かながわ音楽コンクール(ユースピアノ部門)の本選が行われた。孫が出るとのことで幼児の部を聴きに行った。かなコンの本選となれば審査体制は万全であるが、出場する子供達はまだコンクールの意味合いがよく分っていないようで、そのアンバランスが微笑ましかった。

本選の様子

演奏会場となっている神奈川県立音楽堂は響きがよいとのことで評判で、有名なピアニストのリサイタルにもよく使用されている。また、本選ともなると審査員体制は万全である。予選は3名。準予選では5名。この本選では審査委員長の東京芸術大学名誉教授の辛島先生を筆頭に9名の審査体制である。それも全員が大学関係者のプロである。このような会場と先生方に聴いてもらえることは非常に光栄なことであるが、幼児が理解しているかは疑問である。まあ、このため幼児は萎縮することなく振舞えるのであろう。
本選の入場は有料であるが、本選の参加者には家族用として数枚の招待券が配布されている。
なお、観客の数は各部の間があいているので、予選より多少多い程度であった。

1分間の試弾

本選ともなると幼児の部でも1分間の試弾が許される。もっとも幼児の部の課題曲はいずれも1分以内の曲なので、ほぼ全員が演奏曲を弾き終わってしまう。また、子供達に試弾の意味が分っているのか、本演奏と変わることなく舞台に出てきて、挨拶をして、1曲弾いて、挨拶して引き上げると全く本番と変わらない態度である。ただ、名前が紹介されないことと、審査員はまだ休憩中であること、観客の拍手がないことなどが本演奏と異なるところである。子供達にとっては本番と変わらない感覚なのでなかろうか。幼児の部では順位を決めないのであるから、あまり意味がないかもししれない。
もっとも、幼児の部の係りの人にとっては子供達の体型に合わせて椅子やペタルの高さを確認する貴重な機会ではある。

演奏内容について

今回の幼児の部を10人全員聴いたが、本選で子供達が演奏する曲が都合よく分散していて飽きることなく聴けた。審査員が意識的に分散させているのかとも考えたが、同じ曲に偏りがある部もあるので、これはなさそうである。
かなコンの合言葉は「技巧より感性」とのことであり、表現力が重視されコンクールであるようだ。本選に出場する子供達はさすがに上手い。幼児の部の課題曲はどれも比較的ゆっくりとした短い曲であり、素人の私にとってはこれは理解しやすかった。表現方法は子供達によって特徴があり、同じ曲でも子供達によって大きく印象が異なった。表現方法については、子供達が自分で考えたものでなく、習っている先生が考えたものであろう。ある意味でコンクールは表現力を教える先生達の競争でもあるのかもしれない。

幼児の演奏は態度が微笑ましい

幼児はまだコンクールに慣れていないので、性格が演奏態度にストレートに出てくるので微笑ましい。孫は元気な子供で早歩きで舞台に出てきた。かと思うとゆっくりとした動作で出てきて演奏する子供もいる。どの子もあどけない表情で如何にも幼い。とてもまともに演奏できる雰囲気でないのだが、ピアノの前に座り、演奏しだすと、その態度から想像できないような演奏をするから驚きである。
幼児の部は本選でもこれ以上順位を付けないとのことで全員入賞ということで賞状とメタルをもらっていたいた。孫は賞状の意味が分っていたのか疑問であるが、メダルについては非常に喜んでいたとのこと。
孫にとっては素晴らしい会場で有名な審査員の先生方と多くの聴衆の前で演奏できたことは、今後のピアノ人生にとっていい刺激になることであろう。

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かなコン第32回(ユースピアノ部門)の感想

第32回かながわ音楽コンクールのユースピアノ部門に下の孫が幼児部門に出るとのことで、予選、準本選と聴きに行った。かなコンの様子と孫の印象を纏めた。

ユースピアノ部門の特選者数(入選者数)と割合

  • 幼児の部     10人(23人):43%
  • 小学校低学年の部  8人(44人):18%
  • 小学校中学年の部 10人(61人):16%
  • 小学校高学年の部  6人(28人):21%
  • 中学生の部     5人(26人):19%
  • 高校生の部     6人(24人):25%

総エントリー数は724名とのことであり、内各ブロックの入選者数の合計は206人。入選者する割合は28%である。次に特選者に選ばれたのは合計で45人。入選者が特選者に選ばれる割合は平均して21%である。部門別ではご褒美的意味合いがあったのか幼児部門の割合が一番高く43%、このお陰で幼児部門に出場した孫も特選者に選ばれることができた。小学校低学年の部からは審査が厳しくなっている。その中で小学校中学年の部が一番厳しく16%であった。

コンクールの様子

今年は「みどりアートパーク」の予選と「かなっくホール」の準本選を見に行った。
演奏が始まる前に審査員の紹介があった。予選の審査員は3名、準本選の審査員は5名。準本選の方が人数を多くして審査の公平性を高めているのであろう。審査員はいずれも肩書きが公表されており、二つの会場ではすべて大学関係者であったと記憶している。
今回、演奏する曲数は幼児部門と小学校低学年の部は予選も準本選も1曲であり、演奏を聴きに行った者にとっては直ぐ終わりあっけなかった。また、幼児などでは時間がかかるピアノの椅子や足台の調整も係りの人が行っているケースが多く、非常にスムーズな進行であった。次から次へとどんどん審査されているとの感じである。
ピティナなどでは子供の演奏する曲数も多く、子供に演奏する機会を与えているとの雰囲気が感じられる。また、講評用紙も一人ひとりに渡され、子供のピアノ教育に重点を置いているように感じられる。反面、ピティナではより多くの人が予選を突破するが、次の地区本選では予選とは別に参加費が必要であり、金儲け主義的な面も感じられる。
これに対し、かなコンは参加費は本選まで進んでも余分に取られることはなく良心的だ。審査員の質、選ばれる人の数など予選の進め方をみているとコンクールとの意味合いに重点を置いて運営しているように感じられる。

コンクールは表現力重要

今回、幼稚園年中の孫はコンクールを体験するとの意味合いから参加した。まだ難しい曲をばりばり弾くとの印象からは程遠く、予選を突破することなどあまり考えていなかった。また、他の人の演奏を聴いても早く難しい曲を弾く子が多く、予選を突破することなど到底無理と考えていたが、新聞の結果を見てびっくりである。
孫の演奏は決して演奏するのが難しい曲ではない、ゆっくりした曲を丁寧に演奏していた。強弱を使い分けたり、リタルランドなどテンポも変化させていた。孫が家に遊びに来たとき、練習するのを聴いたが、そのときは弱くするのが極端で不自然だなと感じていたが、コンクールではより自然になり曲に表情が出ていた。かなり上手くなったと感じたものである。
準本選の曲は予選を突破するとは考えていなかったので、練習量が少なく、予選を突破したので慌てて練習していた。準本選の演奏方法は同じ様なもので、早く弾くより、強弱など曲の表現を重視した演奏であった。
このような孫の演奏が本選まで進んだことを考えると、演奏が楽な曲でも表現力が優れていれば本選まで進めることが分った。確かに、課題曲が示されてることを考えると、どの曲を選んでも審査の点では平等あることは当然である。
本選は29日に神奈川県立音楽堂で行われるが、幼児部門の演奏する曲は準本選と同じ曲とのこと、幼児にあまり負担をかけないためであろう。
孫は幸運に恵まれ本選で演奏できるることになったが、このような機会は今後ピアノを続けても一生に1回あるかないかのことである。本選ではしっかり応援したい。

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「ショパン国際ピアノコンクール IN ASIA」の感想

孫が「ショパン国際ピアノコンクール IN ASIA」に出るというので聴きに行った。ショパンコンクールと言えば5年毎に行われる世界的に有名なコンクールであるが、後ろにIN ASIAと付いたこのコンクールは予備審査のない、出場費を支払えば誰でも出られ、毎年行われている少しレベルの高い普通のピアノコンクールである。

コンクールの趣旨

コンクールの趣旨は「本コンクールは、国際レベルの優れた演奏家の発掘・育成を目的とし、優美で華麗な曲想を持つショパンの音楽をアジア地域に普及させ、音楽文化への貢献を通して日本をはじめアジアとポーランドとの文化交流の架け橋となることを願い開催されるものです。」とのことであり、ショパンとポーランドと深く係わったコンクールである。

課題曲のレベル

普通のコンクールであるが、課題曲はショパンの曲、あるいはショパンに関連した曲が主である。レベルも少し高く、ある程度の実力がないと出場は難しいとの印象である。3年生の孫が課題曲に選んだのはショパンの「子犬のワルツ」。本選に進んだ場合、更に別の曲ワルツ等を弾かなければならないので、練習は大変である。

孫がこの様な早い曲を数ヶ月でマスターするのは無理であると思ったが、よく練習し、コンクール当日までには何とか審査を受けられる状態まで持って行ったとのこと。残念ながら全国大会まで進めなかったが、これまでの練習によりある程度早い曲が弾けるようになり、出場したことにより、少しは実力が付いたのではなかろうか。

このコンクールはその他でも高級感を出している。プログラムには出場者が顔写真付きで紹介されている。審査員の中には品の良さそうなポーランドの人が1名いた。他の審査員は日本人であるが、何か格が高そうな雰囲気である。

会場の雰囲気

孫は練習時間が欲しいとのことで、一番遅い時期の東京の東邦音楽大学で開催された地方大会で受験した。

東邦音楽大学のホールは狭い。広いホールで行われるコンクールは楽屋から一人づつ出てくるが、東邦音楽大学の場合はグループの全員が事前に会場の端に座り、順番に舞台に上がり演奏していた。サポートの母親も側に座り、演奏を直に聴くことになる。どうもこの方法であると待っている時から緊張するのか、少し揚がったようだ。母親も娘の演奏をまじかで聴いてはらはらしたそうだ。

この会場では棄権者が多かったが、これは複数個申し込んだ人が、他の会場ですでに予選を突破した場合は出られないということらしい。審査の演奏評はもらえるとのことであるが、外国人の評価は英語で記述されていたとのことであった。

IN ASIAと付いた国際コンクールであるが、最終のアジア大会も東京で行われ、出場者も大部分が日本人であるので、小学校の低学年程度は地域予選、全国大会、アジア大会と3段階に分かれた少しレベルの高いピアノコンクールと考えてよい。

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吹奏楽コンクール 横浜中学Bを聴く

夏休みに入ると全国で吹奏楽コンクールが開催されている。クラリネットの先生から学校の吹奏楽部が一番力を入れる演奏会であることを聞いたので、吹奏楽コンクール横浜 中学B部門の大会をみなみらいホールに聴きに行った。各校とも熱演で面白かった。

コンクールの分類

コンクールの分類は小学校から中学、高校、大学、一般とあるが、この時期のメインは中学と高校である。中学と高校は全国大会に出場することができるA部門(大編成)とB部門(中編成)がメインである。今回聴きに行ったのは中学の中編成のB部門である。演奏は自由曲だけで、云わば、一番レベルの低い部門であるが、各校ともこの一曲にかけてきているのかどの演奏も力演で十分に聴き応えがあった。

入場について

コンクールには多くの学校が集まるので、その団員だけで、入場者数は相当数になる。一般の入場者は場内の状況を見ながら発券されているようである。ネットに発売数は100枚と書かれていたが、演奏開始の1時間前に行ったが無事買えた。入場券は入場者数確認番号票に変えて入場する。演奏の中休み等で一度外に出る時は確認番号票を返すが、再入場すると云えば、再度入場券を発行してくれるので、朝から最後まで鑑賞することはできる。

演奏会の概況

1時間半の間に10校が演奏するペースで時間が組まれている。一校の演奏時間は5~6分であろうか。時間には厳格であり、一定時間内に終わらないと失格になるとのことである。

学校の入れ替えが大変である。多くのサポーターが席をセットするが、一番は大変なのは打楽器である。前の学校の打楽器が運び出されると同時に反対から次の学校の打楽器が運び込まれる。指揮の先生が置く場所など指示している。セットできた瞬間に指揮の先生が指揮台の横に立つと、その学校が紹介され演奏が始まる。B部門は全国大会がないのと演奏時間が限られているので、演奏は自由曲だけである。

演奏は定期発表会にはない緊張感がある。どの学校も動作はきびきびしている。中学Bは中規模な団体が出場する部門であり、中学により、団員の数、楽器の構成がまちまちである。楽器構成によって音色に違いが出てくる。低音楽器が豊かな学校、金管や木管が充実した学校など特徴がでてくる。ソロも優れた部員がいる学校は曲の一部にソロの部分を挿入して印象を深くしようと心がけている。

演奏の評価

演奏の良し悪しの評価はなかな難しい。審査員の先生方も含めて、聴いている方は楽譜を知らないので、多少間違っても、よほど崩れない限り気づかれないであろう。唯一分るのは音色である。審査員の先生方はそれぞれ楽器の専門家であるから、楽器の音色が悪いと直ぐ見抜かれるだろう。全体的には楽器間のバランスが重要であると思う。難しい曲を一生懸命演奏しても、刺激的な音色が入ると評価が下がるのではないだろうか。少し易しめの曲を表現豊かに演奏するのが私は一番だと思う。

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ピティナ(PTNA)のコンクールを見学

孫がピティナのコンクールに出るとのことでなので見に行った。

未就学児クラスの演奏

今回は半年前からピアノを習い始めた幼稚園の孫まで出るとのこと、数ヶ月前に発表会にも出たが、あまり、人前で演奏するというプレッシャはないようである。どちらかというと綺麗なドレスが着られて大満足であるようす。

挨拶に出て来たときは幼い子供達で本当に弾けるのだろうと思うが、演奏しだすとどの子供も以外にもしっかり弾くのでびっくりする。この年代では一般的にまだ楽譜が読めないので、誰かが模範演奏を弾いてそれを憶えさせるらしい。孫は孫の姉が弾いてそれを覚えさせるとのこと。それにしてもこの年代は上達が早い。
この未就学児クラスの演奏は音楽を聴くというよりは仕草が面白い。
先生に教わってくるのであろうか、あるいは天真爛漫さがそうさせるのであろうか、1人前に身体を揺らしながら弾く子供。弾き終わったあと両手をあげてガッツポーズする子供。弾く前にイメージトレーニングでもしているのかなにやらしきりに考えている子供。弾き終わったあと、楽しそうにスキップするよう楽屋に戻る子供など仕草には微笑ましいものがある。

ピティナのコンクールの良いところは演奏時間は非常に短いのであるが、5名の審査員の先生方がそれぞれ演奏した2曲につて、評価した採点表を下さることである。どの時間に書かれるのだろうかという疑問もあるが、恐らく演奏と演奏の合間、丁度、お母さん達が自分の子供が弾くにあたって、椅子やペタルを調整されている時間に記載されるのであろう。良かった点と悪かった点が、子供達にも理解しやすいように易しい言葉で記載されている。いろいろな先生の見方を知ることができるようである。

採点はバラツキがあるが、平均するとまあ妥当な採点になっているのであろう。

複数の参加が可能

姉の方の孫になると、予選通過が目標となっているようである。このため、二つの予選会に出場するとのこと。この様にすれば地区本選に進む確率は倍になることは確かである。しかし。それでも一応予選通過できる実力があってものことである。予選通過できる実力まで程遠いときは、幾ら出場しても無駄である。例えば1%の確率が2%になっても、殆ど見込みはないだろう。

なお、地区本選の選び方によっては地区本選も二つ出られるようである。但し、二つの地区本選を通過しても全国大会では1回しか演奏できない。

このシステムはピティナが金儲けのため考え出された感じがしてあまり誉められたものではない。

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かなコン準本選Cブロック ユースピアノ部門

かながわ音楽コンクール準本選Cブロック ユースピアノ部門が4月5日「かなっくホール」で開催されたので、聴きに行った。

各部門の入選者数

Cブロックにおける参加者と入選者数、及び入選割合

  • 幼児の部      8人(23人):35%
  • 小学校低学年の部 15人(55人):27%
  • 小学校中学年の部 18人(72人):25%
  • 小学校高学年の部 11人(45人):24%
  • 中学生の部     6人(27人):22%
  • 高校生の部     4人(20人):20%

各部の出場者数を見ると、小学校中学年をピークとしてそれ以後は減り始める。多分、ピアノは幼児や小学校低学年から始め出し、小学校3、4年生でピークとなり、それ以後は、挫折、受験など何らかの理由で続けられなく減少するのであろう。

入選割合は30%程度としるされているが、多くの部門でそれより低い比率になっている。出場者が多くなり、厳しくなっているのかもしれない。

会場毎にみると入選割合はまちまちであるが、Cブロック全体でみると比較的同じ様な比率なので、全体での調整を意識して選定されているのであろう。

演奏の印象

今回は小学校高学年、中学生、高校生の演奏を聴いたが、選抜されているだけあって入選者の演奏は誰も上手である。素人では優劣を付けられない。個人的には僅かであるが、この人が良さそうだとの印象を持つが全く根拠はない。

各グループ毎に演奏できる曲が決められているので、演奏は同じ様な感じになる。小学校の高学年はモーツアルト、中学生はスカルラッテイのソナタとショパンの黒鍵、高校生になるとバッハの平均律とショパンのエチュードが多くなる。バッハの平均律はコンクールの課題曲になっていることが多い。聴いている範囲ではゆっくりしたテンポなので、難しそうには思えないのであるが、バッハの曲は多声部で、それぞれの声部の独立して動くので、これを上手く表現するのは難しいのであろう。

音楽鑑賞としては同じような曲が続くので、音楽を楽しむ感じではない。演奏の良し悪しを自分でも気をつけながら聴くという感じである。

観客数

行ったときの小学校の高学年の部では50人程度の人が聴いているたが、それ以後は徐々に減り出し、高校生の部では約半数になっていた。

その後のスケジュール

結果は翌日の神奈川新聞で発表されるとのこと。そして、A、B、Cブロックの優秀者が集められ、4月26日(日)神奈川県立音楽堂で本選が開催される。

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かながわ音楽コンクール(かなコン)を聴く

2年生の孫が出るとのことで31回かながわ音楽コンクール予選(ユースピアノ部門)を「サルビアホール」に聴きに云った。参加者全員、一生懸命に演奏する姿は好感が持てた。

当日の参加者

  • 幼児の部    5名
  • 小学校低学年 16名
  • 小学校中学年 23名
  • 小学校高学年 13名
  • 中学校の部  11名
  • 高校生の部   6名

観客数

幼児の部と小学校低学年を聴いたが、この部門は大部分の親が聴きに来ているようで観客は多い。目算で50名の程度の人が演奏を聴いていた。殆どがコンクールに参加する家族で,演奏前の待ち時間や自分の演奏が終わった後、他の人の演奏を聴いて帰る人達である。一人の演奏時間が短いので、短時間で多くの人が集まる。中学生や高校生になると一人で参加する人が多くのなるので、観客は少なくなると思われる。

コンクールによっては拍手を禁止しているものもあったが、この「かなコン」では普通に最初と最後の挨拶のとき拍手をしていた。

演奏曲について

予め演奏できる曲7曲ほど決められており、参加者はA群の曲から1曲、B群から1曲選択して演奏することになる。いずれも短い曲であるため、演奏時間は1分強程度ある。3~4分間隔で進行して行く、意外に時間がかかるのは椅子やペダルのセッティングというような状態である。係りの人がセッティングしたり、親がセッティングしたりまちまちである。その人が楽屋に帰るとき靴音がするので、子供はその人が楽屋に入るのを待っているので、意外に時間がかかる。このため演奏を楽しむということはできない。あくまでも子供達の仕草や自分で採点して演奏の良し悪しを楽しむ場であるという感じである。

優劣について

短い曲ではあるが、素人でもある程度は判定できる。非常に上手い明らかに技量が優れているなと思わせる子が数人はいる。幼児の部門で小学校低学年と変わらないしっかりした演奏をした子がいた。反対にまだ練習は十分でないと思わせる子が3~4割りいる。その中間は素人では優劣は判別できないと思わせる子供達である。以前、別のコンクールで孫の採点標を見せてもらったことがあるが、採点される先生方にも採点が割れることを知った。この中間レベルの子で入選するかしないかはどうも時の運によるように感じる。

この年代の優劣はピアノを始めた時期に大きく影響してくると思われる。早くピアノを始めた子供はそれなりに技術を持っているので、一日の長がある。学年が高くなってくるし従って、この優位性は少なくなってくると思われる。

「かなコン」で入選するのは3割程度のことである。この年代で入選した子供は3割より少なかった。ある一定レベルの達していなかった場合は少なくなるのであろう。