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SoundPEATS(サウンドピーツ) Q12 Bluetooth イヤホンの感想

タブレットで通話することを目的にマイク付きのカナル型のスポーツタイプ BluetoothのワイヤレスイヤホンSoundPEATS Q12を購入した。 Bluetoothイヤホンにしては安価で性能も予想以上によく満足している。

 Bluetoothのワイヤレスイヤホン

Bluetoothのワイヤレスイヤホンはスマホーやタブレットと無線で接続して聴くタイプのイヤホンである。このため、タブレット等と接続するコードは必要なくコンパクトになる。タブレット等は少し離れた場所に置いても電波の届く範囲であれば聴くことができる。家事やスポーツをしながら聴くことができる非常に便利なイヤホンである。

反面、有線に比べ製品は複雑となり一般的に高価となる。また、音楽ソースを圧縮して電波で飛ばすので有線に比べ音質が悪くなる傾向にある。またイヤホン側にも電気を必要とするので、充電作業が発生するなどマイナス面もある。
近年、これらの欠点が改良され一般に広く普及するようになって来ている。SoundPEATS Q12はまさしくこの欠点をある程度克服した安価でまとまった製品である。

左右一体型のカナル型イヤホンについて

ワイヤレスイヤホンもいろいろな種類があるがSoundPEATS Q12はワイヤレスイヤホンの中でも主流になりつつある左右一体型のイヤホンで、2つのイヤホンが短い線で結ばれ途中にマイクとコントローラーが装備されている。
また、カナル型イヤホンはインイヤー型よりも、耳穴の奥まで深く挿入して使用するタイプのイヤホンである。耳穴の大きさは各人によって異なるので、3種類のイヤーピースが同梱されていた。

最初、どの大きさのイヤーピースを付けても、直ぐ外れてしまい、しつかり固定できなかったが、角のような形をしたイヤーフックを利用して外耳に固定すると動かなくなった。この状態になると多少動いても落ちないので、スポーツタイプに分類されているのであろう。
また、カナル型はイヤホンを耳の奥まで入れるので、低音がより豊かになり音質が向上することが分かった。入れ方があまいと音が外部に漏れカナル型本来の効果を発揮しないようである。この意味で自分の耳にフィットしたイヤーピースを選ぶことは音質の上で重要なことだ。
ただし、外部の音が殆ど聞こえなくなるので、家内が話しかけてきたとき、何を言っているのか分からない。イヤホンを外して再度確認しなければならない。有線イヤホンと使い分けが必要かもしれない。

ワイヤレス・イヤホンの充電

ワイヤレス・イヤホンの欠点はイヤホン自身にも電源を供給しなければならないことである。同梱されているUSBケーブルを利用してPCや5Vの充電器から定期的に充電作業を行わなければならない。タブレットと同じ形状のUSBなので、タブレットと同じところから充電している。
Q12の充電に要する時間は約2時間で、満タンにすれば約6時間の連続使用が可能であるとのことである。タブレットと同じペースで充電する感覚である。
充電の必要があるかバッテリーの残量を知りたいところであるが、残念ながらアンドロイドでは知ることができない。重要な外出のときは予めバッテリーを満タンにしておく必要がある。なお、Apple社の製品は表示する機能があるとのことである。
バッテリーは充電放電を繰り返せば劣化するので、ワイヤレスイヤホンは消耗品として考える必要がある。また、充電用のUSBを狭いところに抜き差ししていると壊れないかと心配する。恐らく、タブレットが寿命になったときワイヤレスイヤホンも寿命を迎えるのであろう。

ペアリング方法

スマホやタブレットと接続するためには、初回にペアリング(登録)操作を行わなければならない。方法を簡単でイヤホンの電源を切った状態でファンクションボタンを6秒間押し続けるとスマホなどで認識してくれる。その後、スマホなどのBluetoothの操作でQ12の項目が出来れているので、それを選択すれば完了である。
なお、電源を入れた状態で押すと電源を切る操作になるので注意が必要である。
電源のオンオフはファンクションボタンを4秒程度押していれば完了である。一度、ペアリングを行うとその後は電源を入れれば自動的に接続される。耳に付けていれば接続されたことを日本語で知らせてくれる。
Bluetooth機能はネットワークプレーヤーなどにも搭載されているので、手持ちのmarantz-m-cr611とペアリングできるか試してみたが、出来なかった。スマホとタブレットだけペアリングできるように設計されているのであろう。

音 質

高音質コーデックaptXに対応し、CVC6.0ノイズキャンセリング技術を搭載していると高音質を謳っている。
音質を表現するのは難しいが、以前、2千円から3千円程度で購入した有線のイヤホンより少し音は良いかなという程度である。音楽ソースにもよるが、YouTubeを聴いていて高音がうるさく感じることもある。コマーシャルの音楽一般的に綺麗に聴こえる。低音が充実した音源を聴いたが特に凄いと感じなかった。ヘッドホーンよりは明らかに低音部分が不足する感じである。
安価に販売されている商品なので、ワイヤレスの割には音質が良いという程度か。
音楽を聴いていて音が一瞬途切れることがある。有線のイヤホンでは経験していない現象なので、多分、周囲に雑音を発生させる機器があるなど電波状態が悪いとき起こる現象でないかと思っている。ワイヤレスなので仕方がないところである。WiFiの状態が悪い場合はソースを読み込むまでしばらく止まるので、少し違う感じである。
ワイヤレスは有線より音質が劣ると思っていたが、音が途切れることがある程度なので、多少認識を改めた。

利用方法

コードが短く、首の後から回して付けていると殆ど邪魔にならない。使用しない時は首に回したまま耳から外してそのままマグネット同志を付ければ首輪状になる。
電波の届く範囲であるが、障害物がなければ10メートル程度はつながる。家庭では家事をしながら聴くことができる。イヤホンを付けたまま数回トイレに入ったがつながっていた。1回だけは電波状態が悪かったのか音が途切れた。
風呂場での使用は湿気に対応できるが、完全な防水でないので水に濡らすことが厳禁とのことである。

会 話

購入した目的に会話であるが、付けたまま問題なく会話できた。

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TASCAM DR-05VER2-J(リニアPCMレコーダー)の感想

TASCAM DR-05は音楽を録音することを目的に、無指向性ステレオコンデンサーマイク搭載し、CDの3.26倍の 24bit/96kHzハイレゾ品質まで対応できるリニアPCMレコーダーである。安価な製品であるがアマチュアの音楽活動程度なら十分に使用に耐え得る 性能を持った製品である。
購入するに当たってマイクが無指向性で目的に合うか危惧したが、十分満足できる製品であった。以下に使用した感想をZOOMのHandy Recorder H1と比較しながら紹介する。

購入した経緯

以前、ZOOMのHandy Recorder H1を持っていたが、外出したとき H1入れていたバッグと一緒に失くしてしまった。H1はコンパクトで高性能であったので、再度同じものを購入することも考えたが、金を出して同じ物を購入すというのは如何にも馬鹿らしい気がしたので、今回は気分を新に別の製品を買うことにした。
安価でコンデンサーマイクを搭載したPCMレコーダーはZOOMかTASCAMしかないので、各機種を比較検討していたが、丁度、TASCAM DR-05VER2-Jが型落ち製品として大幅に値下げして販売されていたので、買い時だと思い迷わず購入した。

TASCAMの製品の分類

TASCAMの安価なPCMレコーダー製品としてはDR-05とDR-07があるが、丁度製品の切り替え時期なのか同じような類似した品名の製品が多く、その違いが分かり難くかった。
TASCAM DR-05と表示されている製品は3種類あったが、その録音する性能は同じであると考えている。
TASCAM DR-05は当初、完全に英語仕様の製品であったが、現在は日本語使用に変わり、それがDR-05として販売されているようだ。
私が購入したTASCAM DR-05VER2-Jはディスプレーに表示される操作画面が英語か日本語に選択できる製品である。ただし、外部の操作パネルの表示は英語のままである。
TASCAM DR-05VER2-JJはディスプレーに表示される内容だけでなく、操作パネルも日本語にしたもので、日本ではこの製品が標準製品となり、現在は「TASCAM DR-05」として販売されているようだ。
その他TASCAM DR-07が販売されているが、これは性能的には殆どDR-05と同じであると思われる。使用されているマイクが無指向性から単一指向性に変更され、更にマイクの向きも変更できるようになった製品だ。

マイクの指向性について

マイクの指向性の点について気になったので調べたところ、「オーディオテクニカ」のサイトの詳しく説明されていた。

置かれた場所に集まった音のすべてが、振動板に届いて電気出力となるのが「全指向性(無指向性)」と呼ばれるマイクロホンだ。言い方を換えれば、マイクロ ホン本体(振動板)の向きや角度に関係なく、音の大きさだけに反応する性格を持つ。振動板の前方だけが音場に対して拡げられている構造で、カセットテープ レコーダーなどの内蔵用、インタビュー用や議事収録用コンパクトマイクロホンなどに主に使われる。効果音の生録でも力を発揮する。場所を離して2本立てれ ば、本来は味わう事のできない独特なステレオ感を創り出すことも可能だ。
「単一指向性」マイクロホンと呼ぶ。無指向性と構造が違うのは、振動板の後ろ側にも音の通り道として穴や溝が設けられている点だ。後方で鳴った音は、まず この穴や溝から入って振動板の裏側に届く(間接音)。同じ音は回り込み、少し遅れて振動板の表側にも届きます(直接音)。そこで、穴や溝から振動板の裏側 までに障害物などを置いて間接音の速度を遅らせ、直接音と同時に到達するようにすると、この音は振動板の表と裏で同時に生じた同量のエネルギーとして相殺 され、電気出力にならない。

要約すると、無指向性のマイクは普通のマイクである。マイク前方の音や後方から回り込んで来る音を単純に収録しているだけである。
単一指向性のマイクは前方から来る音は無指向性と同じように録音するが、マイクの構造を工夫して後方から来る音は音同士が打ち消しあって感度が下がるようにされたマイクである。
無指向性マイクの方が何も細工してないので人間に近い感覚で録音できるのでないかと思った。

DR-05の操作性について

全般的にDR-05は少し筐体が大きいが、筐体が大きい分だけ表面パネルも大きく前面の10個ボタンですべての操作ができ、操作ソフトも機能が豊富で、操作性は非常によい。

dr05操作ボタン
dr05操作ボタン

操作ボタンの概略

DR-05の機能は豊富である。操作はすべて前面の10のボタンで行う。操作ボタンの概略の利用方法は以下の通りである。
HOME:電源ボタン(長押し)、録音や再生のストップ、HOME画面に戻る。操作を打ち切るときはこのボタンを押せば元に戻る。
RECORD:1回押して録音レベルの調整。次に押して録音開始である。
MENU:各種設定機能(ファイル形式、サンプリング周波数、ステレオ・モノラル、環境設定、低域カットetc)
PB CONT:再生の速度変更、MARKのループ再生。まだ、あまり使用していない。
QUICK:入力レベル調整、ファイル消去。緊急の時、使用するのでないかと思うが、ファイル消去で一度使用しただけである。
MARK:マークを付ける。まだ使っていない。

筐体が大きい

ZOOM H1と比較して、TASCAM DR-05は少し筐体が大きい。野外で使用するには筐体が大きい分だけ人目にも付きやすく、多少不便である。ZOOM H1にするか迷ったのもこの点である。
DR-05の入力はプラグイン・パワーとなっているので、別に購入したマイクも使用できる。野外の録音が面白そうな人間の感覚に近いバイノーラルマイクも使用できるが、筐体が大きいので人前で本体の扱いが多少気になるところである。
私の場合は小さなカバンを持参してDR-05をその中に入れて操作しようかと思っている。DR-05のマイクで録音するときはマイクの部分だけ外に出して対応している。
胸ポケットに入れることも可能であるが、動いたとき擦れるような雑音を拾うので注意が必要だ。

ファイルの扱いが便利

H1は録音されたファイルにシーケンシャルの名前が割り振られるだけであるが、DR-05はその前に日付か任意の文字を追加できるので、便利である。ただし、任意の文字にするにはメニューから名前を変更しなければならないので、操作の手間はかかる。私の場合は日付に設定して使用している。
シーケンシャルの名前だけだと後で探すとき分かり難いが、ファイル名に日付情報が付加されていると後で随分と探し易くなる。
フォルダーを作成して分類することも可能である。ただ、フォルダーを作成する手間はかかる。

録音再生操作

H1は小さい筐体の前面に大きな録音ボタンがついていたので、録音だけは簡単であった。しかし、再生機能となるとサイドの小さいボタンを操作しなければならないので、操作性は悪かった。特にファイルを飛ばす操作と曲の中の早送り操作は同じ早送りボタンで行うが、反応が悪く、いらいらしながら行ったものである。
DR-05は録音は1度録音ボタンを押して、録音レベルの調整を行い、更に録音ボタンを押すと録音が始まる。電源を入れるときもボタンを長押ししなければならないので、録音するまでに多少手間がかかる。再生機能は非常に快適である。オーディオ機器の標準となっている再生、早送りボタンも前面にあり、迷うことはない。

再生していない時に早送りボタンを押すと、次のファイルに飛ぶ。曲を再生しているときに早送りボタンを押すと曲の中の早送りとなり、理解しやすい。

パソコン等とのUSB接続

この点については、H1もDR-05もUSBを通して問題なくいろいろな機器に接続できる。H1はUSBと接続すれば直ぐ操作できたが、DR-05は機能が豊富なため、電源を入れ、パソコンとの接続を選び、初めて接続される。また、DR-05はフォルダで分類されているので、フォルダの指定とひと手間余分にかかるが、この時は時間に追われていないので、あまり苦にならない。
DR-05とデジタルアンプのマランツM-CR611とをUSBで接続してみたが、これも問題なく接続できた。本格的なオーディオ機器を通して録音したファイルを簡単に再現できるので、便利である。ただし、アンプのディスプレーに最初に表示されるのは、一番録音が古いファイルとなるので、最新のファイルまで一つづつ飛ばさなければならないのが面倒である。また、DR-05のアウトからM-CR611のアナログインに接続して再生することもできるが、原因不明であるが、思った以上に音が悪かった。

録音性能

DR-05はコンデンサーマイクが使用されているので録音性能は非常に良い。ただし、コンデンサーマイクは感度が鋭いため、扱いはシビアである。小さな音も拾うため、会議など日常的に使用するには使いづらい面はある。プロの演奏会でもコンデンサーマイクはライブなどでは足音まで拾うので敬遠されることもあるとのことである。
DR-05でも録音中に本体に触ったりすると雑音が録音されるので、気を付けなければならない。野外で録音するときは風の音を拾うので、風防を装着する必要がある。

ZOOM H1との比較

ZOOM H1をなくしてしなったので正確には比較出来ないが、両者とも録音性能は素晴らしく、素人の音楽活動には十分耐え得る製品である。
無指向性マイクであっても前面の音を十分な音量で録音することができた。
ただ、性能が良すぎて、何の音も拾ってしまうので扱いには注意する必要がある。孫のピアノ練習風景を手持ちで録音したが、途中に手でも動かしたのか低音のノ イズが入っていた。録音中は本体に触らないようにするのが良いようだ。幸いH1で買ったミニ三脚がDR-05でも利用できたので、室内の録音には利用している。
録音した内容をアウトから再生してみたが、DR-05は高音が少しきつく聴こえた。DR-05のイコライザー機能を利用して高音を下げて聴いたところ聴きやすくなった。また、録音したファイルをUSBを経由して外部アンプで再生し たところ、普通に聴こえたので、高音がきつくなるのはアナログアウト特有の性能かもしれない。
まあ、総合的にはDR-05の方がマイクが大きくその分だけ性能が良いのでないかと思っている。

再生スピードの変更

DR-05は音程を変えずに再生スピードを早くしたり、遅くしたりできる。(0.5倍〜1,5倍)
メロディー部分は確かに音程が狂わず再生されているようであるが、速度を変更すると特に低音部に震えたようなノイズが入り音楽鑑賞としては使用できるものではない。
早送りして目的の場所を探すとか、会話を筆記するため遅く再生するのとかリズムを確かめるとか目的を限定すれば使用できないこともない。

その他の機能

機能は豊富であるが、同梱されているのが簡単なマニュアルだけなので、その簡易マニュアルで理解できる範囲の操作が中心となる。完全に使い込むのであれば。ネットで詳細な操作マニュアルを読む必要がある。

チューナ機能

どの程度のものか試しに使用したが、画面が小さく見づらい。最近はスマホでも優れたチューナ機能があるので、使用することはないだろう。

DR−05はその他にも様々な機能を持っているが、確認するのも大変である。また、簡易的レベル程度の機能でないかと思ってあまり期待していないが、今後、気がついたものがあれば順次感想を追加する。

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音の大きいKORG KDM-2 メトロノームの感想

大きな音でリズムを刻むことが特徴のKORG KDM-2 デジタルメトロノームを購入した。

KORG KDM-2を選んだ理由

以前使っていたヤマハの一般的なメトロノーム/チューナーはメトロノーム音が聞き取り難いことが不満であった。タブレットでよいメトロノームソフトがないか探したが、やはりタブレットでもスピーカが小さいので、十分な音量が得られなかった。
KORG KDM-2を選んだ理由は「音圧の高いテンポ音を出力するコルグ・オリジナルの円筒型共鳴管スピーカー搭載により、音圧の高いテンポ音を出力。」との宣伝文句を信じたからである。確かにスピカー部分は大きく、電池も4本使用するので、音量的には十分だろうと判断した。
現在購入して使用しているが、クラリネットの音に負けることなくよく聞き取れるので音量的には大満足である。ボリューム・コントロールもできるので、現在は少し絞った音量で使用している。
メトロノームの音色は4種類あり、購入前は良い音色のメトロノーム音を期待したが、まあ、満足できるのはパルス音だけであった。
音色の希望は個人差があるので、音色を録音してみた。パルス音から順番に4拍子で変化させた。

KDM-2の仕様と説明

メトロノーム機能

1)テンポ範囲 四分音符=30~252回/分
2)テンポ設定
ペンデュラム・ステップ:ダイヤルを回すと100,104、108、112の様に飛び飛びに変化していく。飛び幅はテンポの遅いときは2刻み、3刻みとテンポが速くなるに従って刻み幅は大きくなる。素早く変化されられるので非常に便利である。ダイヤルを少し回せば目的のテンポ近くになる。
フル・ステップ:テンポに関係なく1刻みで変化する。
上部のTAPスイッ チを押すことにより、他の音楽に合わせたテンポを設定できる。
3)拍子範囲 19 種(0~9拍子、2連、3連、3連中抜き、4連、4連中抜き、ソン・クラーベ2-3/3-2、ルンバ・クラーベ2-3/3/2)
どのようなリズムなのかルンバ・クラーベ3-2から2連まで順番にパルス音で録音した。


4)音色 パルスx1、PCM x3 /強拍、弱拍(2 種類)
パルスが標準。パルス、PCMの3種類を4拍子で録音した。(録音内容を再掲)


5)テンポ精度 ±0.2%
6)光表示 赤、緑2色LEDによる点滅表示
トップ・パネルの右側に配置されたSTART/STOPスイッチの部分が赤と緑の2色で点滅する。

サウンド・アウト機能

KORG KDM-2はチュナー機能は持っていないが、1オクターブの基準音を鳴らすことができるので、任意の音で音程合わせに活用することができる。
1)基準音 C4(261.63Hz)~B4(493.88Hz) 1オクターブ
2)キャリブレーション範囲 A4=410~480Hz(1Hz単位)
3)基準音精度 ±1セント以内
442HzでC4からB4までの音を順番に録音した。


クラリネットの音で試してみたが、基準音と音色が異なるので、素人には若干分かり難いところである。やはり視覚的に分かるチューナの方が合わせ易い。

その他の仕様

1)接続端子 PHONE端子(φ3.5mm ミニジャック、モノラル)
2)内蔵スピーカー ダイナミック・スピーカー(φ36mm)
3)電源  単4電池4本(6V)
4)電池寿命  約120時間(テンポ120回/分、4拍子、PULSE、音量最大、アルカリ標準電池使用時)
5)寸法 106.0(W)×48.5(D)×106.5(H)mm
6)質量 175g(電池含まず)、210g(電池含む)
7)付属品 動作確認用単4アルカリ乾電池×4

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激安の中華アンプLP-V3Sの感想

PCオーディオを始めようと思い、取り合えず、激安だが性能は良いとの評判の中華アンプを購入することにした。いろいろ調べた結果、送料込みで1900円と一番安かったLepy LP-V3Sのアンプを購入した。玩具なみの価格であるが、手軽に聴く一般のオーディオ機器として十分通用する性能であった。

中華アンプについて

中華アンプは激安だが性能が良いとして最近注目されている。代表的なメーカとしてTOPPING社、S.M.S.L社、Lepy(Lepai)等がある。いずれも数千円から1万円強程度で性能のよい製品を発表している。筐体はコンパクトで置き場所に困ることはない。機能は限定的であるが、いずれの機種も性能にかんする評判は良いようである。少し構えたオーディオ鑑賞には向かないが、パソコン、タブレットそれにスマートホーンなどから手軽に音声信号を増幅してスピーカを通して気楽に聴くには適した機器である。

「Lepy LP-V3S」の購入について

中華アンプは一般のオーディオ販売店では扱っていないようである。名前を聞かない中小の商社などが扱っているようで、ネット販売が殆どである。私はAmazonで注文したが、対応は早く、注文から2日後には「ヤマト運輸」の宅急便で手元に届いた。最も、最初は「BOSE社パワーICを使用している「LP-V3S 」を注文しようとしたが、納期が2週間後と提示されたので、現在のものに変更した。納期が2週間の製品は多分中国から直接送られてくるのであろう。

梱包内容
梱包内容

製品はコンパクトで軽かった。梱包はしっかりしていた。
郵送料込みで1900円と激安であるため、送られてきたのはアンプ本体だけで、説明書、保証書の書類だけでなく、12Vの電源やコード類の付属品は一切入っていなかった。写真が送られてきたもののすべてである。

中華アンプでも電源やコード類が付属している製品もある。我が家には幸い電源やコード類はあるので、特に困ることはない。使用方法も機能が限定的で多少オーディオ機器の知識を持っているものであれば迷うことはない。

「Lepy LP-V3S」の機能と性能

入力機能としてはRCAインプットとステレオミニプラグがあるだけである。要するに機能としてはイヤホーンで聴く端子にステレオミニプラグ端子同士等で接続して音量を増幅するだけである。

正面
正面

正面でボリュームとトーンコントロール機能が付いている。treble、bassが調整できるようになっているが、使用したところ、あまり変化がなく、使用する意味はなさそうである。また、トーンコントロール機能を使用すると多少音量が下がるようである。
ネットの評判では電源のON,OFFのときポップノイズが出るとのことであるが、ボリュームを絞って操作するので、殆ど気にならない程度であった。

Lepy LP-V3Sの裏面
裏面

Lepy LP-V3SはPOWER IC TA8254が使用されているとのことで、デジタルアンプではなく、アナログアンプである。中華アンプとしてはLP-2024AやLP-2020Aのチップを使用したデジタルアンプが評判であるが、amazonの評価をみているとデジタルアンプよりこの「Lepy LP-V3S」の方が音質が柔らかく音質が良いとの評価が多いので、「Lepy LP-V3S」を選んだ次第である。

アナログアンプはデジタルアンプに比べ、発熱が多く多少パワーが弱いと思われる。パワーについてはパソコンや携帯及びタブレット等の音声出力端子からLP-V3Sに繋ぎスピーカをから鳴らしているが、多少、パワー不足でないかと感じるところがあるが、それもボリュームを半分程度のところで、6畳の部屋を音楽で満たすことができるので、パソコン周りの音楽環境では十分に満足できる音量である。更に、20センチのバックロードホーンで鳴らしてみたが、ボリュームの7割程度のところで、8畳の部屋を埋め尽くす音量が得られた。取り合えず大音量で聴くこともできるようである。ただ、音量を出すことはできるが、その時、発熱量がどの程度のものか、感覚的にあまりボリュームを上げて聴くのは問題がありそうなので、気分的には乗らない。パソコン周りで中程度の音量で聴くことをメインに活用したい。
実際の発熱量については、1時間程度使用しても、表面が僅かに暖かくなってきたかと感じる程度で、使用上問題になるレベルではなさそうである。ただ、内部はもう少し熱いと思われるので、他の部品にどのように影響を与えるかが多少心配である。

音質は何も云わなければ普通のオディオアンプと変わらない程度の性能である。多分、真剣に比較すれば違いがあるのであろうが、現在は入力がパソコンやタブレット、端末からの音声出力端子からであり、入力される音質がかなり悪いと思われるので正確な評価はできない。オーディオシステムの性能はトータル的なものであり、中華アンプを使用して何十万のシステムを構築する人はいないであろう。中華アンプは音質にあまりこだわらないで、パソコンの作業を行いながらBGM的に気楽に聴く程度で製品ではないかと思う。

中華アンプの問題点

中華アンプの最大の問題点は品質(耐久性)に疑問が残ることである。amazon評価を見ても、ベター褒めの評価もあるが、直ぐ壊れたとの最悪の評価もある。要するに品質が安定しないようである。宣伝文句は「2013年NEW VERSION【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 」であるが、このTA8254とのICが現在一般に流通している製品でないようである。正規に購入した部品を使用して組み上げることなど、いくら人件費の安い中国でもコスト的に無理であろう。推測するにどうも、産廃などで捨てられた基板などから取り出した中古の部品で組み立てているないかと思われる。このようにすれば部品代のコストは限りなくゼロに近く、なんとかビジネスとして成り立つであろう。
品質も中古の部品次第である。部品の品質が安定しないので、出来上がった製品も品質が悪いものが混在しているのである。メーカとしては交換して対応すれば良いと考えているのであろう。

ちなみに私の購入した LP-V3Sは2週間は順調に機能している。

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マランツM-CR611を使用した感想

all in one タイプのCDネットワークプレーヤーmarantz-m-cr611を購入したので、その使い勝手や思ったことなど感想を記載する。

marantz-m-cr611購入動機

長年使っていたCDプレーヤーの調子が悪くなり、買い換える必要が出てきた。いろいろ調べているうちにネットワークプレーヤー機能とデジタルアンプ機能に興味を引かれてこの種の製品を購入する気になった。

ネットワークプレーヤー機能

ネットワーク機能を持ったオーディオ製品は非常に多機能化である。オーディオとパソコンが合体したような製品である。多分、内部に簡単で機能が限定されたCPUが搭載されており、ソフトで各種の処理を行っているのであろう。
普通のCDプレーヤーやFM / AMチューナー以外にも有線無線LANを通してインターネットラジオやパソコン、タブレット、携帯端末それにネット上にある音楽サーバなどとやりとりすることができる。
この中で特にインターネットラジオに興味を惹かれた。ただし、これらの機能も将来的に使って行くかは疑問もあるが、一時的には惹かれた。

デジタルアンプ

以前のアンプはアナログアンプで非常に重かった。最近はアンプもデジタル化され、話題を集めているようである。アンプはデジタル化することによって機器が非常に軽量になるとのこと。我が家もスピーカとの配線が少しおかしくなっているようであるが、年を取ってくると重いプリメインアンプを動かして設定し直すのが大変である。この点デジタルアンプは軽量と云う点で魅力的である。
また、音質も良くなってきているようである。現在では入力機器のデータがすべてデジタル化されていることから考えるとデジタルアンプは将来的の方向であると思われる。

機種の選定と決定

最初に候補に上がったのはmarantz-m-cr611、ONKYO CR-N765、パイオニア XC-HM82、 DENON RCD-N9の4機種である。
この中で、純粋にデジタルアンプであると思われたのはmarantz-m-cr611、 DENON RCD-N9。別にアナログアンプが劣っているとは思わないが、デジタルアンプへの興味の方が勝ったのでmarantz-m-c611、 DENON RCD-Nの二つに絞った。
両者を比較するとmarantz-m-cr611の方が多少高級に作られているようであるが、実売価格ほどの差はないと思い、DENON RCD-N9に決め、実物を見に行った。しかし前面もプラスチックの筐体にオディオ機器としての違和感を覚え、少し高いがmarantz-m-cr611を購入することにした。

marantz-m-cr611の代表的な機能

marantz-m-cr611のパンフレットに書かれていた代表的な機能について、現時点で使用した感想を述べる。

データディスク対応CDプレーヤー

普通のCDプレーヤーで可も不可もない。

プリメインアンプを使用している場合は、CDプレーヤーでデジタルデータからアナログデータに変換しなければならないのでD/A変換の正確さが要求され高価になるが、このm-c611の場合は一体型なので、この入力段階ではアナログデータに変換する必要はなく、正確に読み取れさえすればパソコン用の汎用品程度の品質で十分であり、安価に作れるメリットがある。
CDプレーヤーは音楽用CDだけでなく、パソコンで作成されたCR-R/CR-RWのMP3やMWAのファイルも再生できるとのことである。これも内部にCPUが入っているから出来ることである。

「ワイドFM」対応FM / AMチューナー

FM/AMラジオチューナーを搭載している。注目する点はFMチューナ機能で現在全国で開局が進んでいるFM補完放送ワイドFMも受信できるように周波数が広くなっていることである。AMの難聴地域であればこのワイドFMからもAM局が放送されるようなるのでメリットは大きいかもしれない。
テスト的に同梱されているアンテナを付けて電波を探したが1局だけ見つかった。我が家での受信状況が悪いので、その後はテストしていない。また、使う気もない。

BluetoothR + NFCペアリング

iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどBluetooth対応機器からの音楽をワイヤレスで再生できるようになる。また、NFCペアリング機能でm-c611と端末を簡単に接続できるようになる。
Bluetooth端末とm-c611がつながるかテストした。少し手間取ったが何とかAndroidタブレットとm-cr611は接続出来た。しかし、この面倒な状態では手軽に使う気にならないかもしれない。R + NFCペアリング機能を利用するとワンタッチでつながるとのことであるが、使用している端末側にその機能がないのか確認できなかった。
この機能で一番うれしいのは、YouTubeの音楽もm-c611側で再生できるようになることである。実験してみたが上手く行った。Bluetoothで音を飛ばすと音質が悪くなるが、刺激な音の角が取れてまろやかになって聴き安い面もあった。気楽に聴く分には十分使えるだろう。

AirPlay

もともとはアップル系端末の機能である。この機能を使うとiTunesやiPod touch、iPhone、iPadからローカルの音楽ファイルをワイヤレスで再生することができるようになる。この機能はBluetoothではなくLAN経由でデータが送信されるのでBluetoothで送るよりも音質はよくなる。
この機能をパソコンで利用するのはiTunesをインストールすれば利用できるようになる。iTunesで音楽を再生するとき再生する機器をm-c611に設定すれば、m-cr611側で音楽が流れる。
Android端末ではAirPlay対応ソフトが各種あるので、それをインストールすれば利用できる。このソフトで端末とm-c611を接続したあと、端末の音楽ソフトで再生すれば、m-c611側から音楽が流れる。
この機能で注意することは、m-cr611側が通電状態になっていれば、端末で再生操作を行うとm-cr611側で電源が入り、自動的に再生しだすことである。別の部屋で端末を操作していて、急に別の部屋で音楽が鳴り出したのでびっくりした。
但し、この機能ではMPEG4に対応していないとのメッセージが出てYouTubeは再生できなかった。

インターネットラジオ

世界中の18,000局以上の中から音楽やニュース、トークなど、様々なラジオ番組を聴くことができる。音質も満足出来るもである。地方のFM局や海外ではBBCなどの公共放送も聴ける。
ただ、番組表が見つからないので、聴きたい曲を狙い撃ちして聴くようなことはできない。どちらかと言うとBGM的な使い方である。

 DLNA 1.5対応ネットワークオーディオ機能

DLNA1.5に 準拠したネットワークオーディオプレーヤー機能が搭載されておりネットワークとつながっているパソコンやNAS(ネットワークに直接接続して使用する補助記憶装置)内の音楽データを再生することができる。この機能でCDのWAVデータ以外にもDSD(2.8MHz)、FLAC、AIFF(192kHz / 24bit)、Apple Lossless(96kHz / 24bit)ファイルなどインタネットでよく使われている多くのデータが再生できる。
まだ、NASサーバを持っていないので性能を確認できなかったが、我が家のパソコンが音楽サーバとして機能するかテストした。ソフトを立ち上げて、m-cr611とネットワークで繋げると音楽サーバ名が表示されて使用可能になった。この機能を利用すればパソコンに保存されている音楽データをm-cr611からの指示で演奏することができるようになる。ただ、パソコンには音楽サーバソフトを立ち上げておかなければ繋がらない。私はこの機能をfoobar2000をインストールして確かめた。
将来はNASを購入して、音楽データを一括管理したいと思っているが、当面は手持ちのCDからリッピングして音楽データをパソコンに貯めるつもりである。
なお、NASの使い勝手はNASにインストールされているソフトで決まるようである。

USB-A入力

USBメモリーに保存されている音楽ファイルを再生することができる。
USBメモリーは当然出来ると思うが、それ以外にも再生できないか確かめた。
ZOOMのICレコーダーH1で録音した内容は再生できた。但し、H1では最新の録音はファイルの最後に記録されるが、m-cr611にインプットすると最後になるので多少使い勝手が悪い。
1テラの外付けHDDを接続してみたが、見事に内容を読んでくれた。CDのリッピングで、音楽ファイルを外付けHDDに保管すれば、音楽再生に利用できそうである。
このようなことはネットワークオーディオ機能を利用して行うのであろうが、NASを購入するまでは少しは代用できるかもしれない。

 Wi-Fi(無線LAN)対応

Wi-Fi機能を内蔵しているため、設置場所にLAN環境がなくてもワイヤレスでネットワークオーディオ機能を利用できる。
m-cr611を利用するのはパソコンから離れた部屋であるのでこの機能は非常に便利である。無線ルータ機器から10メートル程度離れているので電波が届くか心配であったが、問題なく届いた。この点についてはm-cr611を購入する前に携帯で Wi-Fiの電波に強さを測定して問題ないことを確認している。

デジタルパワーアンプ

もう一方の注目点デジタルパワーアンプについてであるが、先ずはアナログとデジタルについて解説。

アナログデータとは

音は空気の波によって伝わってくる。スピーカは振動させることによって空気の波を作り出している。音の波形そのもを記録したものがアナログデータである。昔のレコードは波が刻まれており、針を下ろすとレコードが回転するにつれ、針が振動し、レコードに刻まれている音楽が聴き取れた。

デジタルデータとは

最近はCDなどソースが殆どデジタルデータになってきている。音楽をデジタルデータで記録するには音の波形を数値として記録したものである。数値の記録は2進法(電気信号ではオン、オフ)が使われる。CDでは延々と1(オン)0(オフ)のデータが並んでいる。これをあるルールに基づいて読んで行くのである。例えば2桁の2進法の数字であれば以下のように表現できる。

数字  2進法
0  :00
1  :01
2  :10
3  :11

2桁では0~4までしか表現(区別)できないが、CDの音楽データでは16桁が使用されており、-32768~+32768まで波の高さを表現できる。
時間は44.1kHz でサンプリングされている。これは波形を1秒間を44100に分割して記録していることを意味する。即ちCDは音楽の波形を1秒間を44100に分割し、その時点の波の高さを-32768~+32768で記録しているのである。
最近はハイレゾと称して192kHz/24bit(桁)の音源が出てきている。これは時間で4倍、波の高低で256倍の細かさで記録されたものである。必要とする記憶容量では4×(24/16)=6倍が必要であり、これをまともに記録したのでは、莫大な記憶容量を必要とする。まあ、効率のよい圧縮フォーマットで管理しなければ保管が大変であろう。

デジタルデータの利点

デジタルデータの記録は最終的にはデータが1か0かを判別すればよいだけであり、また、読み誤った場合でも1の数を別に記録しておけば、読んだデータが正しいかなど判別できので、CDなどで多少劣化しても比較的正確に読み取ることができる。また、新に1、0で記録し直しておけば、何時までもデータが正確に保存できるし、コピーすれば何枚でも同じものができる。
最近はデジタル化が進み、CD、DVD、MD、パソコンなどすべてデジタルデータで記録されている。

marantzのデジタルパワーアンプ

デジタルアンプのメリットは高効率、低発熱、小消費電力なことである。アナログアンプは熱を発するが、このm-cr611は熱を出さないのか筐体の上はプラスチックで作られている。
m-cr611の外形はミニコンポのように小さいが、出力は十分である。実用最大出力60W+60W(6Ω)とのことである。テストで以前から使っているFOSTEXの20センチフルレンジスピーカにつないでみたが、軽々と鳴らした。それでも出力レベルは16程度でパワーの一部しか使われていない。そのためか初期設定ではあまり大音量にならないように30で制限されている。
重量は 3.4 kgと非常に軽い。30年前に購入したパワーアンプは重たくて年寄りには扱いに困る面もあったが、m-cr611ならそのようなことはなく、更に力が衰えても扱えるだろう。
以前のパワーアンプは電源を落とすときは必ずボリュームを0まで絞り電源を切ったが、デジタルパワーアンプではボリュームをある一定に保ったまま電源を切れる。

ただし、普段0まで絞らないのでメニューによっては急に大音量で鳴り出すとも限らない。注意する必要がある。

 4chスピーカー出力

m-cr611のPR点は4chスピーカー出力を持っている場合は低域用、高域用のスピーカーユニットそれぞれを独立したアンプで駆動して、相互に干渉することを排除し、より原音に忠実な音楽再生ができるとのことである。
我が家ではバイアンプに対応したスピーカを持っていないので、その効果は不明である。まあ、このような高額のスピーカの使用も考慮しているということは、メーカとしては音質については自信を持っているのであろう。

フルデジタル・プロセッシング

入力から出力まで、音声信号がデジタルで処理されている。
音楽データはA/D変換、D/A変換を繰り返すことによって情報が少しつづ欠落してくるが、デジタルで処理している間はデータが欠落することは殆どない。音楽として、最終出力段階で高品位なD/A変換を行えばよいので、コスト的に有利だと思う。
デジタル処理の部分は少し性能の良いCPUを入れておけば対応できる。いろいろな記録フォーマットの処理もソフトさえ準備すればコンピュータで出来るようになる。大量に作ればコストが下がり安価に作成できるメリットもある。

ユーザーインターフェース

Marantz Hi-Fi Remote

m-cr611の操作はディスプレイを見ながら専用のリモコンでも操作できるが、表示が3行なので、扱い難い。
これに対してアップル系、Androidの携帯やタブレットの端末にM-CR611の操作ができるリモコンアプリ「Marantz Hi-Fi Remote」をインストールすれば、端末から操作することができるようになる。表示桁数が増えて曲の一覧表など表示され、扱いが楽になる。
ただ、CDの内容の表示は1曲ごとである。

起動時間

この種の製品で一番の欠点はパソコンと同じ様に、立上げ時に時間がかることである。メニューによってはソフトをインストールする時間、データを集める時間などで感覚的には1分近くかかるメニューもある。急いでいるときはいらいらするかもしれない。

音質について

m-cr611の音質の判断は個人の好みもありなかなか難しい。また、音質はスピーカや元の音源の品質などに大きく依存する面もあり、m-cr611単体での評価は難しい。

私は以下のような印象を持った。
購入して最初にいろいろな機能を試すため、コンポ用のスピーカで接続してみたが、高音が金属的で少し刺激的な音色になった。しかし、以前からメインで使っているFOSTEXのバックロードホーン専用モデルの20センチフルレンジスピーカで鳴らしたところ、殆ど以前と変わらない音色であった。若干、高音がきついかなとの印象である。
以前の音質に慣れているのか、前の非常に重いアナログアンプの鳴らした方が優れているような気がする。
しかし案外、m-cr611の方はダイナミックレンジがあり、忠実に再現しているから、欠点を忠実に再現しているのかもしれない。

音楽と言うには楽譜を忠実に再現するだけでなく、演奏の個性がなくてはならない。オーディオ機器もどこかで個性の音色を追加する必要がある。

多分、スピーカを選べば好みの音質になるのであろか。この点については今後の検討課題である。

私はこのm-cr611をテストする段階でパソコンの音楽サーバソフトfoobar2000周辺のソフトにはまり、手持ちのCDをせっせとリッピングして音楽ライブラリを構築している。将来適当なNASを購入して音楽環境を構築したいと思っている。ただし、十分に活用するかは不明。

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ソフトサンプラSampleOneで遊ぶ

StudioOneArtistに同梱されている音源は大半がシンセサイザーなどで作った人工音源であり、自然音源は少ない。ただ、同梱されているソフトサンプラSampleOneは非常に自由度の高い興味を引き付けられる製品である。
 他のインスルメントに比べSampleOneには何も波形データなどが添付されていない。このため、そのままをMIDIデータに貼り付けても何も音は鳴らない。

 StudioOneを調べていると「新規SampleOneに送信」とのコマンドがあるのを見つけた。どのようになるのか、リコーダーで演奏したトラックをそのままSampleOneに送信してみた。するとSampleOneが立上がり、波形データが表示された。これで、利用できる状態になったようだ。どの様な音がでるのか、別にMIDIデータを用意して、このトラックにSampleOneを割り当て演奏してみた。不思議なことにまともなMIDIの曲を演奏をしてくれた。最初は送信した演奏ファイルが再現されるのかと思っていたが、ちゃんとした曲が演奏されたので、その手軽さからいっぺんに興味が湧いた。

 SampleOneには小さいキーボードがついている。抑えてみると、低いキーのところはインプットした演奏データがゆっくりとしたテンポで、高いキーは早いテンポで演奏された。どうも、送信したファイルはC3を基準にして、それより下のキーは遅く、上のキーは早く再現するようである。このスピードの変化で音程を作り出している。速度が倍になれば1オクターブ高い音になる。一つのキーを押し続けると、インプットした曲を演奏するのであるが、MIDIでは抑えられるキーが短時間で変化していくので、最初の音を基準にした演奏が聴けるのである。
 この理屈でいくと、C3のロングトーンの波形を作りインプットしておけば、その楽器の音階の音色を作り、MIDIに貼り付ければその楽器の音色で演奏できることになる。

 今回は波形データをStudioOneのコマンドを使用してインプットしたが、ファイルされている波形データであればこんな面倒なことをする必要はなく、SampleOneの画面を開いて、StudioOneでファイルの階層構造が表示される画面から波形データを探し出し、クリックしてSampleOneに移動、右側の波形データ置き場にドロップすれば使用できるようになる。

 一つの波形データが利用される範囲を指定することができる。SampleOneの画面の中央付近に小さなピアノの鍵盤が表示されているが、この上にバー貼り付けられており、両端の部分をクリックするとカーソルが「手」のマークに変わり、鍵盤の上をバーを移動させることができるようになる。又は、波形データ表示画面の左上にRoot、Lo,Hiが表示されているので、その枠をクリックして上下の矢印になったところで、上下に移動させることによって範囲を変更することができる。なお、Rootはインプットした波形データの生の音となる位置である。

 波形データには基準となる音程があるが、この音程を正しいRootに指定しなければ、正しい音程にはならない。SampleOneだけで作成するのであれば、移調されている音楽が演奏されているだけであり、問題はないが、正しい音程の他のインストゥルメントと合わせると調子はずれの音楽になる。インプットする波形データの音程が分らないと、使いづらい製品である。

 ループ機能があり、波形データの任意のところからループさせることができる。波形データ画面の右上にLOOPと表示されている枠をクックすると、その下がバーになっているので、両端から移動させることができる。音は最初から鳴り出し、ループと指定された範囲でループする。減衰することなく鳴り続ける音であれば、短い波形で長い音を得ることができる。但し、音の切れ目でループさせるのであれば、簡単であるが、一つの音の途中でループさせるとなると、どうしても、切れ目の音が入り設定は難しい。

 生の波形データそのものを修正する機能がある。Pitch,Filtor,Amp,LFOの内容を幾つかのパラメータを使用して修正するこことができる。

 波形データの置場には取りえず11個(制限は不明)のスペースがあるが、ここに、いろいろな波形データを並べ、波形を合成した音にすることもできる。あるいは、楽器などの正確な音色を求めるのであれば、いろいろな音域の波形データを収集して、音域毎に波形データ割り付けることもできる。

 いろいろと可能性のあるインストゥルメントであるが、波形データが添付されていないので、活用するには自分で録音して作り出すか、他の同梱されている波形データを利用するか、又は目的にあった波形データを購入するかである。調整も簡単ではないと思われるが、工夫次第では出来合いの音にはない独自性のある素晴らしい音を作り出せる可能性もある。調整は難しいので、単なる遊びレベルに終わる可能性もある。良い音を作り出すのは、やはりここでも音楽的センスが要求されるようだ。

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AudioBox 22VSLの使用感想1

USBオーディオインターフェイスのAudioBox 22VSLとその関連製品を購入した。まだ1週間だが、先ずは購入した動機、少し使ってみた感想などを記載する。
先ずは購入の動機から。PCのディスプレイから流れる音はあまりにも悪いので、PCの音楽環境を改善しようと思い検討を始めた。現在の音楽環境は殆ど1と0の数値(デジタル)で記録されており、これを音楽として聴くためには空気振動であるアナログに変える(DAC)が必要であるが、この変換性能が音質を左右する。当然、PC内部でもDA変換が行われているが、PC内部は騒音の巣窟で性能はあまりよくないとのこと。そこでUSB接続から外部でDA変換機能がある製品の検討を始めた。

最初は単純にDAC機能だけに特化した製品の検討を始めたが、それに少しの資金を投入すればマイクで録音し、PCで音楽が作れるいわゆるDTMができるUSBオーディオインターフェイスが購入できることが分り、コンデンサーマイクなどを持っていたこともあり気持ちがそちらの方に動いた。

USBオーディオインターフェイスで手頃な価格で評判のよいのはローランドのQUAD-CAPTUREであるが、更に安い価格で面白い製品はないかと探していたところ、見つかったのがAudioBox 22VSLである。ハード単体ではQUAD-CAPTUREより性能的に劣るのでないかと思うが、私自身それほど優れた耳を持っているわけでなく、そこそこのDAC機能を持っているのであればAudioBox 22VSLで不満を抱くことはないだろうと判断した。一番心を動かされたのは添付されているDAWソフトStudio One Artisで、特色があり、少しいじってみたくなったためである。QUAD-CAPTUREにも有名なSONAR X1 LEが付属されているが、以前ZOOM R8を購入したとき添付されていたCubase LEを持っているので、今回は特徴のありそうなStudio One Artisの方に興味が惹かれた。もし、Studio One Artisが能力不足で使えなければCubase LEを利用すればよいとの判断である。

いつまで使用するか分らないので、キャンペンということで6千円相当のPreSonusヘッドホンのHD7が同梱されている安価な商品を購入した。内容はUSBオーディオインターフェイスのAudioBox 22VSL、DAWソフトのStudio One Artis、ヘッドホンのHD7の3点セットで2万弱である。

先ずはドライバーソフトのインストール作業であるが、同梱されているものは最新のものでない可能性があるので、ネットから最新のものをダウンロードしてくれとのことである。90頁程度の日本語マニュアルが添付されているが、ネットのソフトの説明は英語なので、少し戸惑う。作業の途中にAudioBox 22VSLをPCに接続してほしいとのガイドがでるとのことであるが、どうも、最初は間違ったようである。再度、作業を行い、適当な時点で接続した。操作が正しかったのか疑問であるが、まあ、現在問題なく聴けるので正しかったのであろう。プログラム容量が少ないのであろうか、作業そのものは短時間で終了した。

Studio One Artisのインストール作業は同梱されているDVDから行う。最初にユーザ登録とソフトを使用するためのアクティベーションという作業が要求される。この作業はメールとのやり取り、長いプロダクトキーの入力など気を使う作業が多い。もっとも、Cubase LEを長期間使用しようとすると同種の作業が要求されるので、この種のソフトを使用する際の標準的な手続きなのかもしれない。

筐体はしっかりした作りである。ボリューム類の動きも良い。電源はUSB端子から供給され、USBをつなぐと自動的に電源が入る。PCの電源を落としてもUSBから電源は供給され続けており、LEDが点灯したままである。これを消すにはUSBを抜くしか方法がないので、USBをデックトップPCの裏側から接続することは止めた。

マイク入力は前面であるが、ホーン出力は裏面となっている。購入前は気になったが、筐体がコンパクトなことと、ヘッドホーンのコードは細いのであまり気にならない。マイクのコードは太いので、マイクと同じ方向にあった方が使い勝手はよいと思う。

USBに接続すると同時にドライバソフトでもあるVirtualStudioLive(VSL)が立上がり利用できるようになる。USBを抜くと自動的に元のオーディオデバイスに戻る。どうもAudioBox 22VSLは音質のコントロールをPCで行っているようで、PCの画面にVSLのコントロールが画面が表示される。コントロールできるのは入力、出力それぞれ、GETE,COMP,EQ,エフェクトなどであるが、ON,OFFで選択できるようになっている。

環境が整ったのでUSB2.0に接続してPCの音が聴こえるかテストした。手始めにYouTubeを聴いてみた。音は良いのであるが、どうもプチプチとノイズが入る。不思議なことにStudio One Artisに切り替えデモソングを聴くとノイズが入らないのである。いろいろと試してみたが、接続をUSB2.0端子からUSB3.0端子に付け替えた途端にノイズは消えた。どうも察するにカタログ上はUSB2.0ハイスピードとなっているが、実際はUSB2.0では能力不足なのかもしれない。USB3.0端子はUSB2.0の仕様であっても,供給される電源の容量も多いようであり、接続する製品の性能をフルに生かせるのかもしれない。

VSLはOSをバイパスしてカーネル・レベルで実行されるとのことであったので、PCが不安定にならないか危惧したが、現在までのところ、安定して稼動している。

キャンペンとして同梱されていたPreSonusのHD7のヘッドホーンは6千円相当のモニター用ヘッドホーンとの位置づけあり、現在の環境で聴く限り良い音のように感じる。多分、これ以上高級な製品を買っても現在ではその区別が難しいレベルである。ただ、少し大きいので、邪魔である。

さて、問題の音質であるが、ディスプレーの安価なスピーカで聴いている点から考えると劇的に改善された。以前はyoutubeでまともに音楽を鑑賞するのは無理と考えていたが、AudioBox 22VSL、HD7を通して聴いて考えを改めた。

念のため、HD7をダイレクトにPCのホーン出力に繋いで聴いてみたが、これもAudioBox 22VSLを買う必要がなかったと思われるくらい良い音がした。AudioBox 22VSLの音と比較してみたがyoutubeで音楽を聴いている範囲では区別できなかった。マザーボードに使用されているサウンドのチップは組立てPCでは標準的なRealtec ALC892である。PCの内部構造がよいのか雑音も感じられない。当初の目的からすると、先にヘッドホーンだけ購入して、オンボードのサウンド性能を確かめた方がよかったかもしれない。

マイクアンプの性能、以前勝った安物のコンデンサーマイクとダイナミックマイクで録音してみた。R8よりはゲインが多く得られたが、それでも、音の小さいリコーダーの録音には厳しいものがある。出来るだけマイクをリコーダーに近
づけて録音しているが、音量不足で、録音レベルを75%以上にしなければならない。コンデンサーマイクは録音レベルを上げるとマイクが悪いのか低音の唸りが生じる。EQで低音を消しながら運用することになりそうである。

超低レーテンシーで実行が可能と謳っているが、録音された音をヘッドホーンで聴きながら演奏するとダイレクトに聴こえてくる音と録音された音の間に若干遅れが生じ、違和感がある。今後、研究して一番遅れが少なく感じられる方法を探す。
その後も、多重録音機で実施しているように、先にPCに録音した音を聴きながら新たに録音を重ねる方法をいろいろ試してみたが、どうしても多少遅れが生じる。この点は、多重録音機の方が有利なように感じる。ただ、今回のシステムでは、録音する音はPCを通さないでダイレクトに聴いたり、PCに遅れて録音された波形は、容易に修正可能なような機能が用意されているようであり、今後、どの程度有効か確かめたい。

Studio One Artistはもう少し使用してから感想を書くつもりであるが、現在のところ使いやすいように感じた。ただ、MIDI機能がプアーなように感じる。

なお、Cubaseでもデバイス設定でAudioBox 22VSLを選択すれば問題なく使用できる。

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ZOOM R8(MTR)の感想

使用していたBOSS BR-600にマイクが壊れたのか強烈なノイズが入るようになってきた。寿命とあきらめ、同じ8トラックのマルチトラックレコーダー(MTR)であるZOOM R8を購入した。まだ使用期間は短いが取り敢えず感想を書く。その後、分かったことも追記する。

1)MTR機能
少し使用してみたが、機能的にはBOSS BR-600と大差ないようである。但し、考え方は異なり、使用感もことなる。BOSS BR-600との比較において現在までに感じた優劣は以下の通りである。
(優れている点)
・値段が安い。ZOOM R8を購入した最大の動機。
・SDカードの使用で安価に大容量のメモリーが使用できるようになった。
・デスプレーで表示できる文字数が多くなった。
・PHANTOM電源が付いており、一般的なコンデンサマイクが使用できるようになった。
・8トラックがすべて独立して使用できる。(BR-600では5/6、7/8トラックではフェーダーが共用となっている)

・BR-600ではテンポ情報が保存されなかったので、再録音するとき、以前録音したテンポを調べ直す必要があったが、R8では曲ごとにテンポ情報も保存されるので、直ぐに再録音できる。
・PCとUSB接続すると、外部ファイルと同じ様な感覚でファイルの操作がPCから簡単にできる。

・チューナー機能は両方ともあるが、説明書では、エレキーギターのようにコードを繋ぐ説明となっている。一度、クラシックギーターも出来ないか確かめたところ、内蔵マイクから音を拾い正確に機能した。

・面白いエフェクトパッチがあり、遊べた。

(劣る点)
・外見が少し安っぽい。スイッチを押すと若干がたつく。
・内蔵マイクの性能が劣っているように感じる。
・電源をUSB端子から取っており、耐久性に疑問がある。
・ヘッドフォン端子が後ろにあり、扱いに難いし、長いコードが必要である。

・録音済みの曲を選択し、演奏させようとするが、以前録音した音が聞こえないことがある。(原因不明。大抵の場合、電源を入れ直すと聞こえるようになるが不安定である。現在のところ最大の欠点である。すべてのフェーダーを下げて曲を選択すると問題なし。)

・トラックと録音ファイル名が対応していないので、ニューテイクで再録音すると、以前録音したファイルとトラックの関係が切り離され、どれファイルが、そのトラックの録音か分からなくなる。BR-600ではファイルとトラックの関係が明確で分からなくなることはない。

・外部マイクの接続性能を確かめるため、BEHRINGERの安価なコンデンサーマイクC-1とダイナミックマイクXM1800Sを購入して、テストしたが、接続の仕方が悪いのか、両方ともピークインジケータが点灯しないので、録音された音が内部マイクの音か、外部マイクの音か判別できない。引続きテストする。

これは、入力切り替えスイッチにBUILT-IN-MICとMIC LINEがあり、GAINボリュームにLINE方向とMIC方向に調整できるが、てっきり、BUILT-IN-MICの場合はMIC方向にMIC LINEの場合はLINE方向にGAINを調整するものと思い込んでいたのが間違いで、どうもMIC LINEでもXLRオス-XLRメスで接続した場合はGAINはMIC方向であることが分かり、一応使用に耐えるGAINを得ることができた。

マイクの感想であるが、XM1800Sはボーカルマイクであるためか、マイクに近づかなければ満足するGAINが得られない。C-1の場合は内蔵マイクよりGAINも音質もましなような気がする。

2)サンプラー機能の添付
各トラックにループ音を割り当て、パッドやシーケンスデータで鳴らすことができる。この機能を利用すれば標準的のドラム音以外の音も鳴らすことができる。波形の編集機能としては開始位置と長さだけ扱える。

なお、同梱されているSDカードには迫力あるドラムセッションの音と特殊な楽器の音が添付されている。

3)CUBASE LE6のOEMバージョンの添付
このソフトを使用すれば16オーディオトラックがまで扱える。インタネットで調べていたときは 添付されているのはLE5と報告されていたが、LE6にバージョンアップされていた。

この製品を登録(無料)すれば永久ライセンスが取得できるし、1万円でElements 6にアップグレードすることもできる。
また、このDVDには26のオーディオエフェクトとHALion Sonic SE が付属しており、種類の異なったエフェクトをかけたり、HALion Sonic SEを使用して、MIDIで音楽を作り出すことができる。但し、OEM版は使用できる音源が大幅に制限されているようである。

・取り敢えずインストールしが、使いこなすのは難しい。HALion Sonic SEの音源もなかなか音か出ず、苦労したが、MIDIトラックの内容をコピーして、HALion Sonic SEのトラックに貼り付けたら音は出た。通常の音源より音はよさそうである。音質も変えられるが、劇的な変化はなさそうである。OEM版で供給される音源は100強である。製品版は飛躍的に数が増える。

4)CUBASE等のDAWソフトをR8でコントロール

DAWシフトは当然キーボードやマウスで操作できるので、R8からコントロールしてメリットがあるのか疑問であるが、ただ、フェーダー操作はR8からコントロールした方が容易そうであろう。

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高音質ICレコーダーZOOM H1の感想

 CD並の音質で録音できるICレコーダーが1万円と手軽に買える値段になってきたので、急に、その性能を確かめたくなり、ZOOM H1を購入した。外見は1万円の値段相当であるが、録音性能は期待以上のものであった。

 私が気に入った1万円で買える高音質ICレコーダーとしてはTASCAM DRー05とZOOM H1がある。両製品とも高音質であることをアピールするように大きなコンデンサーマイクが二つ付いている。ネットで調べた範囲では両方とも録音性能は良いようである。ただ、ZOOMはマイクに指向性があり、前面の音を重点的に拾うのに対し、TASCAMは周囲の音を均等に拾うようである。どちらにするか大いに迷ったが、ZOOMがコンパクトであること。ネットでの口こみの数が多いのでZOOMにした。堅牢さ、使い勝手ではTASCAMの方が勝るような気がした。

 ZOOM H1の本体は1万円相当と思えるようなプラスチック製で高級感はない。非常に軽く、殆ど何も入っていないような感覚である。ある程度強度はあるが、プラスチック製なので頻繁に操作はしないほうがベターのような気はする。特にmicroSDカードを入れるところのフタは乱暴に扱うと壊れるとのこと、取扱いには注意が必要である。カードは頻繁に交換するものでないので、カードを交換するときだけ慎重に扱えば特に問題はない。

 コンデンサーマイクが2個前方に向けて90度の角度を付けて取り付けられている。コンデンサーマイクはマイクの種類で中で最も高級なもので、通常の販売価格はマイクだけで数万円する。録音性能は非常に繊細で、風圧にも反応して音を拾うので、野外で使用するときはウインドウスクリーンを使用する。早速、家にある数種類の楽器の音を録音してみたが、コンデンサーマイクらしく録音性能は非常によく、臨場感豊かに録音できる。あたかも生の音を聞いているようである。

 録音フォーマットとしてはCDより格段に高性能のWAVで24bit / 96kHz が用意され、長時間録音用としてはMP3のビットレートが48kbpsから 320kbpsまで用意されており、目的にあった選択が可能である。

 前面に録音ボタンだけしかなく、見た目は非常にシンプルで機能はなさそうであるが、両サイドと裏側に小さいボタンとスイッチが10個あり、標準的な機能はできる。しかし、ボタンが小さいので操作は容易ではない。ただし、録音だけは大きめのボタンがついているので、操作は容易である。

 ファイル管理は単純で、カセットレコーダーのようにシーケンシャルの管理が基本である。録音を行うと一つのファイルが作り出され、ファイル番号が順番に割り当てられる。各曲はこの番号で管理される。PCからこのファイル名を変更したところH1から操作できなくなった。元の名前に戻したところまた操作できるようになった。

 操作はファイル単位で出来るが、H1で再生するのはこのファイルの番号順であり、ランダムにはアクセスできない。従って、早送りボタンと早戻りボタンでファイルを飛ばしながら番号を選択する。

 本体の付属品は2GのmicroSDカードと電池だけで値段を抑えた感じである。別に以下の内容が含まれているアクセサリーパックが2310円で発売されており、購入すると便利である。

1.ミニー三脚
2.H1のケース
3.ウインドウスクリーン
4.マイククリップ
5.ACアダプター
6.USBコード

 録音したファイルをパソコンにコピーするのは非常に簡単である。すなわち、USBで接続するとZOOM H1がカードリーダーとして機能するので、画面を見ながら操作をすれば完了である。また、ZOOM上で多くのファイルを消去するのは面倒であるが、PCから行えば簡単にできた。どうもファイルの整理はPCから行うと割り切っているのかもしれない。ただ、録音数が増加するとコピーするのはそれなりに時間がかかる。

 ZOOM上で複雑な操作を行うことはあまり適さないようだが、音楽の練習や野外録音などで持ち出し、手軽に高性能な録音をするには非常に適しているように思う。私もリコーダーの練習でいろいろと録音して活用しようと思っている。

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一人でリコーダーの四重奏

バスリコーダーを買ったが、練習が単調なので、マルチトラックレコーダーを使用して、一人で簡単な四重奏の録音をして、楽しんでいる。

マルチトラックレコーダー(MTR)とは多重録音できるレコーダーである。私の持っている機器は8トラック仕様なので、工夫すれば、8重奏まで録音できるが、現実的にはステレオ録音で四重奏が一番使い勝手がよい。

コンデンサーマイクが二つ内蔵されており、本体だけでステレオ録音が容易にできる。音の小さいリコーダーで使えるか多少心配であったが、さすがコンデンサーマイクであり、性能は想像していたより素晴らしい。リコーダーの小さい音でも綺麗に録音されており、吹き方の欠点などしっかり分かる。但し、分かっても簡単に直るもではないが。

使用法は簡単で、内蔵されているメトロノームの音をイヤーフォンーで聞きながら最初はどこかのパートを録音する。次に、最初に録音したパートを聞きながら次のパートを録音する。メトロノームはガイド音として使用する。このようにして次々と録音を重ねていけば出来上がりである。

各トラックを独立して録音できるので、最初に録音したパートでも、後から、他のパートの録音を聞きながら再録音することができる。私の場合は最初はミスがあってもメトロノームに合わせて最後まで録音し、徐々に各パートともミスを少なくして完成させている。このように録音すればどのパートでも合奏となるので練習していて気持ちがよい。