カテゴリー
クラリネット

クラリネット発表会(第4回目)の参加記録

4月7日(日)ミューザ川崎の市民交流室で松崎クラリネット教室と杉原バイオリン教室の合同発表会が開催された。私は演奏が止まるほどの重大なミスはなかったが、音を間違えるなどミスが多く、やはり本番は難しいと感じる演奏会となった。以下に感想も交え発表会の概要を記載する。

演奏会までの経緯

発表方法の決定

過去の3回の発表会はすべて孫のピアノ伴奏で演奏したが、今年は孫のスケジュールがはっきりするまで、孫の伴奏による演奏と先生との二重奏の両方で対応できるように考えた。

先生との二重奏ではいろいろと選曲するのが面倒だったので、以前から少しづつ練習していたモーツアルトのゲーゲル・デュエットK487(12曲)の中から選ぶと決めていた。

孫のスケジュールが比較的読めるようになった12月末に娘に打診してみたが、演奏会の頃は孫の中学入学とカナコンの時期とも重なり、何があるか分からないから駄目と断られた。下の孫との共演も考えたが、飽きぽい下の孫は演奏会の当日長時間面倒を見るのが大変なので無理と考えた。そのような訳で今年は先生に二重奏をお願いした。

発表曲の選曲

ゲーゲル・デュエットK487の12曲から選ぶと決めたが、どの曲にするかは、私の方で演奏可能と思われる候補曲を6曲ほどに絞り、レッスンの時それぞれの曲を演奏して先生の意見も聞きながら4番ポロネーズ、8番アレグロ、9番メヌエットに決定した。演奏順はゆったりしたメヌエットが真ん中がよいとの先生の意見で4番、9番 、8番とした。最も、私の実力では本来のテンポで演奏できないので、あまり関係ないかもしれない。

マウスピースとリードの決定

今回もリードはコンデションにあまり気を付ける必要の少ない樹脂製リード を使用することにした。樹脂製リード は2.75の硬さの普通のレジェールと2.5の硬さのヨーロピアンタイプの レジェールの2種類持っている。マウスピースは抵抗感のことなる3種類(バンドレンM15、5RV、B45)を持っており、どの組み合わせがよいか相性を見ながら練習した。

あまり鳴りやすいマウスピース(M15)と硬さ2.5のリードの組み合わせを選ぶと、吹きやすいのであるが音が暴れだすし、鳴りにくい組み合わせ(B45と2.75)を選ぶと吹き難い。最終的には一番演奏が安定すると思われる2.5の硬さのリードと、少し抵抗感のあるB45 のマウスピースの組み合わせで演奏することにした。

発表会の様子と感想

ミューザ川崎の市民交流室について

ミューザ川崎に隣接する小さな音楽ホールである。舞台はないが適度な残響があり演奏していて非常に気持ちがよいホールである。プロも演奏会場によく使用している。座席を自由に設置できるので、我々の発表会では座席数を写真より少なくして、クラリネットの演奏できるスペースを作った。


ミューザ川崎の市民交流室

発表会全体について

今回、クラリネット発表会は若い女性が多く参加され、14名となった。 バイオリンはピアノ伴奏や先生を除き8名であった。完全にクラリネットがメインとなった印象である。全般に上手な人が多く、以前の子供と年配者が中心の初級者用の発表会とは様変わりで、聴き応えのある発表会となった。

演奏形式も生徒達だけの二重奏、四重奏、先生と生徒の二重奏、それにピアノ伴奏付きの演奏、バイオリンもピアノ伴奏の演奏に無伴奏やチョロ、弦楽四重奏など変化に富んでいた。

松崎先生も6名と共演。ピアノ伴奏の倉地先生も5名と共演された。特に倉地先生はクラリネットの伴奏など演奏経験のない曲だろうと想像するが、その長い曲を楽譜を見ながら、次から次へと伴奏されるので、感心した。プロともなれば、初見に近い曲でも楽譜を見ながら演奏できるようである。上手い人も響きのよいホールでプロの伴奏で演奏できるので、積極的に参加されたのかもしれない。

当日は9時からリハーサルが始まったが、他の人がどのように演奏されるのか聴くため最初から参加した。初心者から上級者までいろいろなレベルの演奏を聴けて非常に参考になった。初級者の演奏はリードミスが時折聞かれるが、上級者になるとなくなるから不思議である。但し、本番演奏の時はリードミスを聞かなかったので感心した。

今回は実力者が多く参加されたので、演奏時間が長い曲が多かった。このため1時半に開演しても、終演は4時半となった。最後に写真撮影も予定されていたようであるが、取りやめて、大急ぎ片づけた。

演奏した感想

以前の孫との共演ではピアノ伴奏に合わせることに気を使ったが、先生との二重奏では自由に演奏すれば先生が合わせて下さるので非常に楽である。次のようなところは自由に演奏して下さいとのことである。1)曲の最後は自由にritする。2)大きなフレーズの切れ目は十分に息継ぎして少し間をとってもよい。3)フレーズのつなぎで、単独で演奏しているところは.少し遅れても良いので余裕を持って吹くことなどである。

本番演奏はなかなか難しく練習通りの演奏ができないものである。4番ポロネーズ出だしでいきなりリズムに乗り切れなくてミスした。直ぐ演奏を中止して最初からやり直した。

練習でもよくあったが、演奏最初の音が出難いことがよく合った。レッスンの時にそのことを先生に話すと、それは出だしで力んで、リードを強く噛み、リードがマウスピースに引っ付いた状態となっているためで、楽にすれば音が出るとのことで、リラックスすることを心がけたが、本番ではやはり難しい。

再度演奏し直してからの演奏も不安定である。特に16分音符で音階を下降する部分でどうも音を間違えたようで思い通りの音が鳴らなかった。同じ音型が4回出てくるが、毎回同じようなミスをしたような気がする。脳の命令と指の動きが上手く連動しなくなったのかもしれない。

テンポが速かったのかもしれない。YouTubeの演奏を参考にすると、自分の実力以上のテンポで演奏しているので、頭にそのテンポが焼き、実力以上のテンポで演奏しようとしてミスするのかもしれない。

後の2曲は大きなミスはなかった、思い通りの演奏はできなかった。

発表曲のゲーゲル・デュエットK487 について

モーツアルトがボーリングに似たゲームのゲーゲルシュピールをしながら作曲したと言われていることから「ゲーゲル・デュオ」とも呼ばれている。

何の楽器のために書かれたか定かでない。研究者は記譜の内容やいろいろな観点からバセットホルンとも、ホルン、 ヴァイオリン用ともいろいろな説がある。バセットホルンはクラリネットの原型とされる楽器であり、クラリネットとの縁の深い作品である。

全体で12曲から構成されているが、どれもあまり難しい曲でなく、生徒と先生が二重奏するには最適な曲となっている。このため、いろいろな楽器用の楽譜が出されている。
youtubeでもいろいろな形態の動画がアップされている。

このような動画の中から今回演奏した。4番ポロネーズ、9番メヌエット 、8番アレグロを探し出した。 

4番ポロネーズ。クラリネットのプロと思われる人の演奏。

9番メヌエット。ホルンによる演奏。CDで販売されていうのであるか。

8番アレグロ。素人の双子姉妹と思われる演奏。この姉妹は他の曲もアップしている。

カテゴリー
クラリネット

クラリネット発表会(第3回目)の記録

クラリネットの練習を初めてから3回目の発表会があった。今年は1年生になった下の孫も加えて賑やかに演奏した。クラリネットについて、他に書くこともないので、今回も発表会に至る経緯や感想を記載する。

演奏会までの経緯

発表方法について

今まで2回の発表会は上の孫のピアノ伴奏だけで、演奏していたが、下の孫も1年生になり上の孫と連弾できるようになったので、今年は下の孫も入れて3人で賑やかに合奏しようと思った。
先生に相談したところ快諾して下さった。また、娘に相談したところ、昨年まではまだ無理と言っていたが、今年は曲次第だが一応賛成してくれた。条件としては、この演奏会はプラスαの練習になるので、あまり負担にならない曲との条件であった。

発表曲の選曲

ピアノの連弾とクラリネットとの合奏となると曲を見つけるのが大変である。当然のことであるが、市販されている曲やネットに投稿されている曲にもこのような特殊な曲を見つけるのは先ず無理である。何らかの方法で編曲が必要である。
そこで、いろいろ考えたが、ピアノ連弾曲をベースに、連弾のメロディー部分など和音的に不自然にならないようにクラリネットのパートを作りだすのが一番無難と考えた。そこで連弾曲を中心に演奏曲を探し始めた。
先ずは、私と下の孫が弾ける難易度の曲であること。演奏していて面白い曲などが条件となるが、なかなか見つけるのは大変である。
丁度、娘が遊びに来た時、家内も入れて相談したが、クラリネットの練習で先生がおぼろ月夜がよかった言って下さったと報告したら、家内が手持ちの連弾曲の中から「おぼろ月夜」(yamahaの「みんなのピアノれんだん4こどものうた3」)の曲を探し出してくれた。難易度も長さも適当であったようで、この曲に娘も納得して、直ぐに発表曲とすることに決定した。
次に、クラリネットが吹くパートの作成である。メロディーパートが2度出てくるので、それをクラリネットで無理なく吹ける音域に移調して無条件でこの部分は演奏することにした。最初の前奏部分もクラリネットも吹くことを考えたが家内が前奏は孫達の連弾だけが良いと忠告してくれたので、そのようにした。ただ、クラリネットがメロディ部分を2回吹くだけでは多少物足りないので、エンディング部分は先生にも手伝ってもらいピアノパートから適当なフレーズを探し出し、クラリネットの演奏部分とした。
パソコンに楽譜を打ち込みパソコンに演奏させてみたが、違和感がなかったので、その楽譜を演奏内容に決定した。
問題はピアノの連弾曲のメロディ部分をそのまま吹いているとそれ程難しくはないのであるが、クラリネットは移調楽器、ピアノと合奏するためにはクラリネットの楽譜を移調しなければならない。移調すると♯が2つ追加され、どうしても難しい楽譜になってしまう。

下の孫が練習で苦戦

上の孫は直ぐ譜読みが終わり直ぐ演奏できるようになったが、一年生の孫は苦戦したようである。まだ、楽譜が読めないので、娘が手とり足取り教えていたが、なかなか覚えないので、大分苛ついたようである。それでも右手、左手と個別にマスターさせようやく自分のパートが弾けるようになった。最後は連弾の合わせてある。下の孫が担当する第一パートは少し遅れて演奏しだすが、最初の頃は下の孫は入れないとこぼしていたが、これも娘が教えたのであろう。直ぐマスターしたようである。
子供はゆっくりしたテンポで弾くのが意外に大変らしく私の希望したテンポより大分早くなったようである。娘から少しテンポを早くしてよいかと連絡してきたが、あまり早くなるとクラリネットの演奏がこまるので、ほどほどにしてもらった。

孫の連弾には合わせ難い

クラリネットの合奏練習は孫達が演奏した内容を録音して、その録音を聞きながら行った。
クラリネットだけで自分のペースで吹いているときはミスも少ないが、ピアノの演奏を聴いて合わせるとなると、途中でミスすることが多くなる。それでもベテランが伴奏してくれると、ピアノがクラリネットの演奏に合わせて調整してくれるので、問題は少ないが孫達の連弾に合わせるとなると、クラリネットの方でピアノに合わせる必要がでてくるので、微妙な差ではあるが、合わせ難くなる。

樹脂製リードを使用

何時もリードの選定や生成に苦労するので、一度、樹脂製リード(Legere レジェール)を購入してみた。樹脂製リードは工業製品であり、品質的に安定していると思われる。ただし、樹脂製リードはケンのリードの一箱分の値段であり決して安いものではない。それでも1/4の単位で販売されており、自分の番手にあったリードを探しやすいし、ケンのリードより長持ちすると言われているので、総合するとあまり高価なものではないと思う。
最初は2・3/4の硬さの普通のLegere レジェールを買ったが、少し固いような気がしたので、次は2・1/2の硬さのヨーロピアンタイプのLegere レジェールを買った。1/4の違いであるが2・1/2の方が演奏していて断然楽である。ヨーロピアンタイプの方は改良された製品なのかもしれない。但し、音色は2・3/4の方が落ち着いた感じがする。
樹脂製リードは調整する必要はなく、買って直ぐ使用できるのがよい。音色は特に感動するものでななかったが、普通に無難に鳴る感じである。レッスンの時、先生に聴いてもらったが、良い音色だと言われた。
樹脂製リードといえども吹き方によってはリードが暴れだす。また、水分を吸収しないので、ケンのリードより早く水滴により音色が変わりだすようである。
まあ、特に素晴らしいものでもないが、常に80点ぐらいある安定したリードだと思う。
樹脂製リードは調整する必要がないので、発表会もこれで参加することにした。どちらを使うか迷ったが、演奏しやすい方が良いと思い、ヨーロピアンタイプの方を使用した。

発表会の様子

今回の発表会はミューザ川崎の市民交流室でピアノ、弦楽器、クラリネットの三つの合同発表会との形式で行われた。場所がよくなったので、参加者は昨年より多くなった。
クラリネットの参加者も今年は8名と多かった。そのうち、5名が60歳以上の男性である。仕事が一段落した男性の趣味として、クラリネットを初めている人が多いのであろう。
クラリネットの参加者の多くは事前に新年会を行い顔見知りとなっていたので、気楽に参加することができた。
演奏形式は先生との二重奏、ピアノの伴奏付きの演奏、クラリネットだけの独奏、クラリネット、フルート、ピアノの三重奏、それと私の孫達のピアノ連弾と合奏とバライティーの富んだものだった。
昨年の発表会は自分の演奏の前後は控室に待機していたので、他の人の演奏が十分に聴けなくて残念であったが、今回の発表では他の人の演奏を聴こうと決めていたので、事前練習の時から会場に入り、他の人の練習演奏をじっくり聴いた。また、演奏会の時も次の人が待機する場所が会場の端の方であったので、本番演奏も聴くことが出来た。
どの人もクラリネットの良い音色を出していた。市民交流室の音響が良いこともあり、よく聴こえるのであろうか。
本番の発表の時は多少上がっていたせいもあるが、孫達の演奏のテンポも練習していたときよりも早く、早々とミスが出てしまった。孫達の連弾はクラリネットの演奏にはお構いなく、先に進むので、心の余裕をなくし、連鎖的にミスしてしまった。孫達が同じメロディーを演奏しているので、致命的な演奏ミスにはならなかったが、家内からは息継ぎが多い、もっと朗々と演奏しろとの忠告された。間違ったところで演奏が止まるのでそのように聴こえたのであろう。
今年はバイオリンの参加者もベテランの人が多く、多彩であった。ベテランの人は難しい曲を弾く人が多かったが、ただ、ピアノ伴奏と音程が合っていないことがあり、家内は非常に気になったと言っていた。クラリネットは指定されたキーを押せば、それに近い音程が出るが、バイオリンの場合はそうはいかないので、難しいのであろう。

体調が優れなかったので、このブログも長く更新しなかったが、最近、体調が戻ってきたので、また、少しつづ更新する。

カテゴリー
音楽 音楽機材

SoundPEATS(サウンドピーツ) Q12 Bluetooth イヤホンの感想

タブレットで通話することを目的にマイク付きのカナル型のスポーツタイプ BluetoothのワイヤレスイヤホンSoundPEATS Q12を購入した。 Bluetoothイヤホンにしては安価で性能も予想以上によく満足している。

 Bluetoothのワイヤレスイヤホン

Bluetoothのワイヤレスイヤホンはスマホーやタブレットと無線で接続して聴くタイプのイヤホンである。このため、タブレット等と接続するコードは必要なくコンパクトになる。タブレット等は少し離れた場所に置いても電波の届く範囲であれば聴くことができる。家事やスポーツをしながら聴くことができる非常に便利なイヤホンである。

反面、有線に比べ製品は複雑となり一般的に高価となる。また、音楽ソースを圧縮して電波で飛ばすので有線に比べ音質が悪くなる傾向にある。またイヤホン側にも電気を必要とするので、充電作業が発生するなどマイナス面もある。
近年、これらの欠点が改良され一般に広く普及するようになって来ている。SoundPEATS Q12はまさしくこの欠点をある程度克服した安価でまとまった製品である。

左右一体型のカナル型イヤホンについて

ワイヤレスイヤホンもいろいろな種類があるがSoundPEATS Q12はワイヤレスイヤホンの中でも主流になりつつある左右一体型のイヤホンで、2つのイヤホンが短い線で結ばれ途中にマイクとコントローラーが装備されている。
また、カナル型イヤホンはインイヤー型よりも、耳穴の奥まで深く挿入して使用するタイプのイヤホンである。耳穴の大きさは各人によって異なるので、3種類のイヤーピースが同梱されていた。

最初、どの大きさのイヤーピースを付けても、直ぐ外れてしまい、しつかり固定できなかったが、角のような形をしたイヤーフックを利用して外耳に固定すると動かなくなった。この状態になると多少動いても落ちないので、スポーツタイプに分類されているのであろう。
また、カナル型はイヤホンを耳の奥まで入れるので、低音がより豊かになり音質が向上することが分かった。入れ方があまいと音が外部に漏れカナル型本来の効果を発揮しないようである。この意味で自分の耳にフィットしたイヤーピースを選ぶことは音質の上で重要なことだ。
ただし、外部の音が殆ど聞こえなくなるので、家内が話しかけてきたとき、何を言っているのか分からない。イヤホンを外して再度確認しなければならない。有線イヤホンと使い分けが必要かもしれない。

ワイヤレス・イヤホンの充電

ワイヤレス・イヤホンの欠点はイヤホン自身にも電源を供給しなければならないことである。同梱されているUSBケーブルを利用してPCや5Vの充電器から定期的に充電作業を行わなければならない。タブレットと同じ形状のUSBなので、タブレットと同じところから充電している。
Q12の充電に要する時間は約2時間で、満タンにすれば約6時間の連続使用が可能であるとのことである。タブレットと同じペースで充電する感覚である。
充電の必要があるかバッテリーの残量を知りたいところであるが、残念ながらアンドロイドでは知ることができない。重要な外出のときは予めバッテリーを満タンにしておく必要がある。なお、Apple社の製品は表示する機能があるとのことである。
バッテリーは充電放電を繰り返せば劣化するので、ワイヤレスイヤホンは消耗品として考える必要がある。また、充電用のUSBを狭いところに抜き差ししていると壊れないかと心配する。恐らく、タブレットが寿命になったときワイヤレスイヤホンも寿命を迎えるのであろう。

ペアリング方法

スマホやタブレットと接続するためには、初回にペアリング(登録)操作を行わなければならない。方法を簡単でイヤホンの電源を切った状態でファンクションボタンを6秒間押し続けるとスマホなどで認識してくれる。その後、スマホなどのBluetoothの操作でQ12の項目が出来れているので、それを選択すれば完了である。
なお、電源を入れた状態で押すと電源を切る操作になるので注意が必要である。
電源のオンオフはファンクションボタンを4秒程度押していれば完了である。一度、ペアリングを行うとその後は電源を入れれば自動的に接続される。耳に付けていれば接続されたことを日本語で知らせてくれる。
Bluetooth機能はネットワークプレーヤーなどにも搭載されているので、手持ちのmarantz-m-cr611とペアリングできるか試してみたが、出来なかった。スマホとタブレットだけペアリングできるように設計されているのであろう。

音 質

高音質コーデックaptXに対応し、CVC6.0ノイズキャンセリング技術を搭載していると高音質を謳っている。
音質を表現するのは難しいが、以前、2千円から3千円程度で購入した有線のイヤホンより少し音は良いかなという程度である。音楽ソースにもよるが、YouTubeを聴いていて高音がうるさく感じることもある。コマーシャルの音楽一般的に綺麗に聴こえる。低音が充実した音源を聴いたが特に凄いと感じなかった。ヘッドホーンよりは明らかに低音部分が不足する感じである。
安価に販売されている商品なので、ワイヤレスの割には音質が良いという程度か。
音楽を聴いていて音が一瞬途切れることがある。有線のイヤホンでは経験していない現象なので、多分、周囲に雑音を発生させる機器があるなど電波状態が悪いとき起こる現象でないかと思っている。ワイヤレスなので仕方がないところである。WiFiの状態が悪い場合はソースを読み込むまでしばらく止まるので、少し違う感じである。
ワイヤレスは有線より音質が劣ると思っていたが、音が途切れることがある程度なので、多少認識を改めた。

利用方法

コードが短く、首の後から回して付けていると殆ど邪魔にならない。使用しない時は首に回したまま耳から外してそのままマグネット同志を付ければ首輪状になる。
電波の届く範囲であるが、障害物がなければ10メートル程度はつながる。家庭では家事をしながら聴くことができる。イヤホンを付けたまま数回トイレに入ったがつながっていた。1回だけは電波状態が悪かったのか音が途切れた。
風呂場での使用は湿気に対応できるが、完全な防水でないので水に濡らすことが厳禁とのことである。

会 話

購入した目的に会話であるが、付けたまま問題なく会話できた。

カテゴリー
コンクール ピアノ

ピティナ・ピアノコンクール地区本戦を聴く

みなとみらい小ホールで行われたピティナピアノのコンクールの東日本神奈川地区本戦を聴きに行った。神奈川の地区予選の多くは菊名の小さなホールで行われたが、地区本選のみなとみらい小ホールで行われ、菊名と演奏環境が大きく異なっていた。環境の変化はいろいろな点でコンクールにも影響を与えると思った。

会場によって異なる演奏待ちの状態

菊名では演奏者の席がピアノの前に設けられており、自分の演奏する順番までその席で他の人の演奏を聴くことになる。控室のない会場ではこの方式である。

この方式は演奏する順番が大きく影響するように思われる。最後の方に演奏する場合は落ち着きのない子供は待っているだけで、集中が切れてしまう可能性がある。特に低学年の子供はそうであろう。また、他人の演奏を聴きながら待つのであるから、自分の番が近づいてくるにつれ、気持ちが高ぶってくるのでないだろうか。この場合上がり症の子供には影響はあるように思えた。付き添いの家族ははらはらするが自分の子供演奏がまともに聴くことができるメリットはある。

みなとみらいは当然控室があり、自分の番になるまで控室で待機するシステムである。控室でどのような状態で待っているのか不明であれるが、少なくとも演奏会場でかしこまって聴いているよりはリラックスできるのでないだろうか。ただし、小さい子供の時は母親は足台をセットして楽屋に戻ってしまうので、まともな状態では自分の子供の演奏を聴くことはできない。

この様な条件を公平にするため、演奏する順番は名簿の最初からではなく途中から始められ、当日でないと何番目に演奏するのか分からないシステムになっている。

会場の音響効果

会場の音響効果も菊名とみなろみない小ホールでは大きく異なっていた。

菊名では小さなホールであるのでピアノの音がダイレクトに届く感じである。審査員席はピアノと同じ舞台の端に設けられており、最もピアノの近い位置で審査されたことになる。

みなとみらいはホールが広く、反響音も大きいのでピアノがよく響く感じである。このため、個々の音は少し、反響音に埋もれてしまうように感じた。特に、審査員席はホールの後方の客席に設けられており、ピアノのダイレクトの音と反響音が一番重なった状態で聴かれることになる。

どのような視点で審査されているのか分からないが、同じ演奏でも菊名とみなとみらいでは聴こえ方が大きく異なることであろ。上級レベルになれば、そのホールに適した弾き方があるように思うが、コンクールでもその点が表現した方として採点に影響するのか興味があるところである。

演奏会場の反響の仕方はそれぞれ特徴がある。今までいろいろな会場を聴きに行ってが、よく響くホールとあまり響かないホールと様々である。審査に影響するかしないかは別として、コンクールの参加者はいろいろな音響環境の会場で演奏すれば面白いであろう。

採点は時の運

地区本選に出場できる子供達は演奏技術では一定のレベルに達しており、よほど抜きん出いる子供でない限り、審査はその時の審査員の主観に大きく影響するように思えた。特に上級者はその傾向が強いように思う。素人の私には正直なところ演奏の優劣は分からない。以前自分なりに評価してみたことがあるが、審査員の評価と全然異なっていた。審査員の先生方の採点や評価もばらつきがある。

このため、地区本戦では審査員を7名に増やして、なるべく偏りがでないように配慮されているのであろう。それでも全国大会に出場するには運も必要であると思う。

ビデオ撮影が許可な時もある

以前はビデオ撮影が禁止されていたが、今回からかみなとみない小ホールでは後方の一番端の席がビデオ撮影用の席となっていた。本人の演奏に限り撮影可能とのことである。

参加者は晴れの舞台でもあるので、これはよいことだと思う。

カテゴリー
音楽機材

TASCAM DR-05VER2-J(リニアPCMレコーダー)の感想

TASCAM DR-05は音楽を録音することを目的に、無指向性ステレオコンデンサーマイク搭載し、CDの3.26倍の 24bit/96kHzハイレゾ品質まで対応できるリニアPCMレコーダーである。安価な製品であるがアマチュアの音楽活動程度なら十分に使用に耐え得る 性能を持った製品である。
購入するに当たってマイクが無指向性で目的に合うか危惧したが、十分満足できる製品であった。以下に使用した感想をZOOMのHandy Recorder H1と比較しながら紹介する。

購入した経緯

以前、ZOOMのHandy Recorder H1を持っていたが、外出したとき H1入れていたバッグと一緒に失くしてしまった。H1はコンパクトで高性能であったので、再度同じものを購入することも考えたが、金を出して同じ物を購入すというのは如何にも馬鹿らしい気がしたので、今回は気分を新に別の製品を買うことにした。
安価でコンデンサーマイクを搭載したPCMレコーダーはZOOMかTASCAMしかないので、各機種を比較検討していたが、丁度、TASCAM DR-05VER2-Jが型落ち製品として大幅に値下げして販売されていたので、買い時だと思い迷わず購入した。

TASCAMの製品の分類

TASCAMの安価なPCMレコーダー製品としてはDR-05とDR-07があるが、丁度製品の切り替え時期なのか同じような類似した品名の製品が多く、その違いが分かり難くかった。
TASCAM DR-05と表示されている製品は3種類あったが、その録音する性能は同じであると考えている。
TASCAM DR-05は当初、完全に英語仕様の製品であったが、現在は日本語使用に変わり、それがDR-05として販売されているようだ。
私が購入したTASCAM DR-05VER2-Jはディスプレーに表示される操作画面が英語か日本語に選択できる製品である。ただし、外部の操作パネルの表示は英語のままである。
TASCAM DR-05VER2-JJはディスプレーに表示される内容だけでなく、操作パネルも日本語にしたもので、日本ではこの製品が標準製品となり、現在は「TASCAM DR-05」として販売されているようだ。
その他TASCAM DR-07が販売されているが、これは性能的には殆どDR-05と同じであると思われる。使用されているマイクが無指向性から単一指向性に変更され、更にマイクの向きも変更できるようになった製品だ。

マイクの指向性について

マイクの指向性の点について気になったので調べたところ、「オーディオテクニカ」のサイトの詳しく説明されていた。

置かれた場所に集まった音のすべてが、振動板に届いて電気出力となるのが「全指向性(無指向性)」と呼ばれるマイクロホンだ。言い方を換えれば、マイクロ ホン本体(振動板)の向きや角度に関係なく、音の大きさだけに反応する性格を持つ。振動板の前方だけが音場に対して拡げられている構造で、カセットテープ レコーダーなどの内蔵用、インタビュー用や議事収録用コンパクトマイクロホンなどに主に使われる。効果音の生録でも力を発揮する。場所を離して2本立てれ ば、本来は味わう事のできない独特なステレオ感を創り出すことも可能だ。
「単一指向性」マイクロホンと呼ぶ。無指向性と構造が違うのは、振動板の後ろ側にも音の通り道として穴や溝が設けられている点だ。後方で鳴った音は、まず この穴や溝から入って振動板の裏側に届く(間接音)。同じ音は回り込み、少し遅れて振動板の表側にも届きます(直接音)。そこで、穴や溝から振動板の裏側 までに障害物などを置いて間接音の速度を遅らせ、直接音と同時に到達するようにすると、この音は振動板の表と裏で同時に生じた同量のエネルギーとして相殺 され、電気出力にならない。

要約すると、無指向性のマイクは普通のマイクである。マイク前方の音や後方から回り込んで来る音を単純に収録しているだけである。
単一指向性のマイクは前方から来る音は無指向性と同じように録音するが、マイクの構造を工夫して後方から来る音は音同士が打ち消しあって感度が下がるようにされたマイクである。
無指向性マイクの方が何も細工してないので人間に近い感覚で録音できるのでないかと思った。

DR-05の操作性について

全般的にDR-05は少し筐体が大きいが、筐体が大きい分だけ表面パネルも大きく前面の10個ボタンですべての操作ができ、操作ソフトも機能が豊富で、操作性は非常によい。

dr05操作ボタン
dr05操作ボタン

操作ボタンの概略

DR-05の機能は豊富である。操作はすべて前面の10のボタンで行う。操作ボタンの概略の利用方法は以下の通りである。
HOME:電源ボタン(長押し)、録音や再生のストップ、HOME画面に戻る。操作を打ち切るときはこのボタンを押せば元に戻る。
RECORD:1回押して録音レベルの調整。次に押して録音開始である。
MENU:各種設定機能(ファイル形式、サンプリング周波数、ステレオ・モノラル、環境設定、低域カットetc)
PB CONT:再生の速度変更、MARKのループ再生。まだ、あまり使用していない。
QUICK:入力レベル調整、ファイル消去。緊急の時、使用するのでないかと思うが、ファイル消去で一度使用しただけである。
MARK:マークを付ける。まだ使っていない。

筐体が大きい

ZOOM H1と比較して、TASCAM DR-05は少し筐体が大きい。野外で使用するには筐体が大きい分だけ人目にも付きやすく、多少不便である。ZOOM H1にするか迷ったのもこの点である。
DR-05の入力はプラグイン・パワーとなっているので、別に購入したマイクも使用できる。野外の録音が面白そうな人間の感覚に近いバイノーラルマイクも使用できるが、筐体が大きいので人前で本体の扱いが多少気になるところである。
私の場合は小さなカバンを持参してDR-05をその中に入れて操作しようかと思っている。DR-05のマイクで録音するときはマイクの部分だけ外に出して対応している。
胸ポケットに入れることも可能であるが、動いたとき擦れるような雑音を拾うので注意が必要だ。

ファイルの扱いが便利

H1は録音されたファイルにシーケンシャルの名前が割り振られるだけであるが、DR-05はその前に日付か任意の文字を追加できるので、便利である。ただし、任意の文字にするにはメニューから名前を変更しなければならないので、操作の手間はかかる。私の場合は日付に設定して使用している。
シーケンシャルの名前だけだと後で探すとき分かり難いが、ファイル名に日付情報が付加されていると後で随分と探し易くなる。
フォルダーを作成して分類することも可能である。ただ、フォルダーを作成する手間はかかる。

録音再生操作

H1は小さい筐体の前面に大きな録音ボタンがついていたので、録音だけは簡単であった。しかし、再生機能となるとサイドの小さいボタンを操作しなければならないので、操作性は悪かった。特にファイルを飛ばす操作と曲の中の早送り操作は同じ早送りボタンで行うが、反応が悪く、いらいらしながら行ったものである。
DR-05は録音は1度録音ボタンを押して、録音レベルの調整を行い、更に録音ボタンを押すと録音が始まる。電源を入れるときもボタンを長押ししなければならないので、録音するまでに多少手間がかかる。再生機能は非常に快適である。オーディオ機器の標準となっている再生、早送りボタンも前面にあり、迷うことはない。

再生していない時に早送りボタンを押すと、次のファイルに飛ぶ。曲を再生しているときに早送りボタンを押すと曲の中の早送りとなり、理解しやすい。

パソコン等とのUSB接続

この点については、H1もDR-05もUSBを通して問題なくいろいろな機器に接続できる。H1はUSBと接続すれば直ぐ操作できたが、DR-05は機能が豊富なため、電源を入れ、パソコンとの接続を選び、初めて接続される。また、DR-05はフォルダで分類されているので、フォルダの指定とひと手間余分にかかるが、この時は時間に追われていないので、あまり苦にならない。
DR-05とデジタルアンプのマランツM-CR611とをUSBで接続してみたが、これも問題なく接続できた。本格的なオーディオ機器を通して録音したファイルを簡単に再現できるので、便利である。ただし、アンプのディスプレーに最初に表示されるのは、一番録音が古いファイルとなるので、最新のファイルまで一つづつ飛ばさなければならないのが面倒である。また、DR-05のアウトからM-CR611のアナログインに接続して再生することもできるが、原因不明であるが、思った以上に音が悪かった。

録音性能

DR-05はコンデンサーマイクが使用されているので録音性能は非常に良い。ただし、コンデンサーマイクは感度が鋭いため、扱いはシビアである。小さな音も拾うため、会議など日常的に使用するには使いづらい面はある。プロの演奏会でもコンデンサーマイクはライブなどでは足音まで拾うので敬遠されることもあるとのことである。
DR-05でも録音中に本体に触ったりすると雑音が録音されるので、気を付けなければならない。野外で録音するときは風の音を拾うので、風防を装着する必要がある。

ZOOM H1との比較

ZOOM H1をなくしてしなったので正確には比較出来ないが、両者とも録音性能は素晴らしく、素人の音楽活動には十分耐え得る製品である。
無指向性マイクであっても前面の音を十分な音量で録音することができた。
ただ、性能が良すぎて、何の音も拾ってしまうので扱いには注意する必要がある。孫のピアノ練習風景を手持ちで録音したが、途中に手でも動かしたのか低音のノ イズが入っていた。録音中は本体に触らないようにするのが良いようだ。幸いH1で買ったミニ三脚がDR-05でも利用できたので、室内の録音には利用している。
録音した内容をアウトから再生してみたが、DR-05は高音が少しきつく聴こえた。DR-05のイコライザー機能を利用して高音を下げて聴いたところ聴きやすくなった。また、録音したファイルをUSBを経由して外部アンプで再生し たところ、普通に聴こえたので、高音がきつくなるのはアナログアウト特有の性能かもしれない。
まあ、総合的にはDR-05の方がマイクが大きくその分だけ性能が良いのでないかと思っている。

再生スピードの変更

DR-05は音程を変えずに再生スピードを早くしたり、遅くしたりできる。(0.5倍〜1,5倍)
メロディー部分は確かに音程が狂わず再生されているようであるが、速度を変更すると特に低音部に震えたようなノイズが入り音楽鑑賞としては使用できるものではない。
早送りして目的の場所を探すとか、会話を筆記するため遅く再生するのとかリズムを確かめるとか目的を限定すれば使用できないこともない。

その他の機能

機能は豊富であるが、同梱されているのが簡単なマニュアルだけなので、その簡易マニュアルで理解できる範囲の操作が中心となる。完全に使い込むのであれば。ネットで詳細な操作マニュアルを読む必要がある。

チューナ機能

どの程度のものか試しに使用したが、画面が小さく見づらい。最近はスマホでも優れたチューナ機能があるので、使用することはないだろう。

DR−05はその他にも様々な機能を持っているが、確認するのも大変である。また、簡易的レベル程度の機能でないかと思ってあまり期待していないが、今後、気がついたものがあれば順次感想を追加する。

カテゴリー
クラリネット

2回目のクラリネット発表会の顛末

昨年のクラリネット演奏会で最初で最後の発表会になるのでないかと思っていたが、今年もう一度発表することになった。クラリネットについて、他に書くこともないので、今回も発表会に至る経緯や感想を記載する。

発表会について

ピアノ、弦楽器、クラリネットの三つの合同発表会が開催されたので今年も参加した。幼児から70才を超えた高齢者まで、非常に幅広い年齢層の方が参加されていた。演奏技術もまちまちで、全く初心者から難曲を演奏する人まで様々である。まあ、小学校低学年生と70才以上の高齢者が初心者で中高年者がベテラン、小学校高学年生がその中間というところか。
前回はクラリネットの参加者が私一人で少し寂しかったが、今回は4名も参加されたので、うれしかった。どの様な方が同じ先生に習っておられるのか、またどの程度のレベルの人が習っておられるのか興味があったが、今回の発表会で少し分かりよかった。発表演奏も十分に聴きたかったが、各楽器毎に順番に演奏するので、クラリネットの他の人の演奏前後では控室に待機しており、残念ながらクラリネットの生の発表演奏は殆ど聴くことが出来なかった。それでもリハーサルの時に少しだけ聴くことができた。

クラリネットの素晴らしいアンサンブル

クラリネットでは二人ベテランの方が練習されていたが、二人とも音色が美しいのには感心した。自分が演奏しても、綺麗な音色が出ないので、不思議である。この辺りが経験の差かと実感した。
また、二人の方が先生と二重奏されたが、いずれも素晴らしいハーモニーを響かせておられたので感心した。多重録音を使用して自分で合奏しても、あまり綺麗なハーモニーが作り出せなくて、クラリネットは合奏には向かない楽器でないかと思っていたが、この演奏を聴いてクラリネットでも美しいハーモニーが作り出せることが分かった。多分、先生が綺麗な音色とハモルように音程を微調整されているのでないかと思うが、とにかく、作り出せることが分かったのは収穫である。自分でも易しい曲でチャレンジしてみるが、但し、綺麗な音色を出すことと、音程を即座に調整することは大変難しく、今後の最大の課題である。

私の演奏会までの経緯

発表曲の選曲

今年も孫がピアノ伴奏してくれるか娘に確認したところ、孫はコンクールにチャレンジするので、負担にならないように伴奏が簡単なものならOKとのことであった。
選曲で第一の条件は少し練習すれば私自身が何とか演奏できること。2、3ヶ月練習してもこのこの年になると殆ど上達は見込めないので、現在でも殆ど吹ける曲から選曲することになる。
ネットでピアノ伴奏付きの曲で適当なものがないか探し初めた。候補曲としてたどり着いたのが、以前クラリネットのレッスンでも取り上げたことのあるヘンデルの「涙の流れるままに」(別名「私を泣かせてください」)である。それと、先生に適当な曲がないかお願いして選び出した「ロマンス」「歌の翼に」「愛の喜び」である。
先ずは自分で演奏出来るか確認する。2週間ほど練習して何とか吹けるようになってきたので、家内にピアノ伴奏を頼んでピアノ伴奏と合わせてみた。
吹けるようになったと言っても自分のイメージで一人で吹いた時だけでのことであり、リズム感が悪い私と合わせると、テンポが乱れ、家内が合わせるのに四苦八苦していた。それでも何とか吹ける目処がたったので4曲を候補曲とした。家内からの忠告は今後の練習ではメトロノームを使い、リズムを正確にせよとのこと。それでないと伴奏に慣れていない孫とは合わせるのは無理と言われた。
この楽譜を持って孫の家に行き、相談する。
ヘンデルはYouTubeで原曲を聴かせたところ孫も気に入ったようで、また楽譜も易しそうに見えたので、演奏曲に決定した。あとの1曲は孫も迷っていたが、娘が来て、「愛の喜び」は伴奏が難しいので即座にダメ。「歌の翼も」は変イ長調の曲で娘が演奏して確かめていたが、伴奏の分散和音は黒鍵を弾くことが多く、子供の手では黒鍵に当たり痛くなるのでないかと意見で却下。結局、消去法で演奏曲は「ロマンス」に決定した。

子供は初見が効かない

なお、孫は「涙の流れるままに」の曲に興味を持ったのか、楽譜を見て、練習を始めた。かなり難易度の高い曲も弾きこなせるようになっている孫でも、初見は効かないのか、和音を一つすづ確認したがら弾きだした。家内が殆ど初見で演奏したので、ゆっくりしたヘンデルの曲であれば孫も大した負担にはならないだろうと思っていたが、この考えは間違いであった。譜読みにはそれなりの時間が必要のようだ。
家内の意見ではいろいろな曲を演奏して経験を積まなければ、初見ではなかなか弾けないとのこと、簡単な曲を選んでも、それなりに大変なことが分かった。

パソコンを利用した練習

最初はメトロノームで練習していたが、直ぐに、パソコンの自動演奏で練習することに切り替えた。この作業で一番大変なのは楽譜作成ソフトSibelius Firstを利用したピアノ楽譜の打ち込みである。ピアノ楽譜は複雑で大変だ。単純な和音だけの楽譜であれば簡単であるが、一つの音だけ長い場合は更に声部に分割しなければ正確には表現できないので面倒である。最初は丹念にやっていたが、途中から面倒く臭くなり、どうせピアノの音は減衰していくのであるから、短い音符で十分と誤魔化した。
また、最初はピアノ伴奏だけでなく、クラリネットパートも入力して、クラリネットも自動演奏させた。Sibelius Firstでもピアノの音は本物に近い音がでるが、クラリネットの音は本物と程遠い音である。クラリネットも本物に近い音を出す音源も持っているが、作業が余分にかかるので、今回は我慢した。
自動演奏させたファイルをUSBに書き出し、そのUSBをオーディオ機器に接続して、本物のピアノ伴奏に近い雰囲気で練習しだした。また、しばらくして、ピアノ伴奏にも慣れてきたので、途中からテンポを少し早くしてクラリネットを除いた演奏に切り替えた。
なお、ロマンスはオーディオ機器の操作時間が必要なため、前奏を付けた。本番も前奏付きで演奏した。
また、ヘンデルはダル・セーニョで最初のテーマに戻るとき最初と同じように低い音域で演奏していては芸がないと思い、1オクターブ上げて演奏することにした。その楽譜もSibelius Firstで作成した。

替え指で試行錯誤

演奏上、難しい個所や慣れない指使いの個所が幾つかあった。
ロマンスでは「ソ、ラ」から「シ、レ、シ」に移るとき、「シ、レ、シ」の音が出ないことがしばしば起こった。
そのフレーズは最初と後半とに2回出て来るのであるが、ミスするのは殆どが最初の時である。後半になると慣れてくるのか、ミスの回数は少なくなるので不思議である。
このミスはラからシに移るとき抑え方と息の強さが完璧でないため起こるのであると思うが、マスターする時間がないと思い、先ずは「ソ、ラ」のフレーズの時から右指は事前に準備して抑えておいて、あとは左指だけを持ち替えればよいことにした。多少は改善するだろうと思っていたが、効果が少なかったように思う。次に、更にラの時の左親指の抑える位置をシに移行しやすい形になるように努力した。少しは改善したように思うが、劇的な効果はなかった。
ヘンデルもいいくつか吹き難い個所があったが、先生のアドバイスで別の指使いに切り替え、その指使いで慣れるように反復練習したところ、あまりミスをしなくなった。年寄りでも練習回数を増やせば、出来るようになるとのことか。

孫との合奏練習(人によってリズム感は異なる)

孫も忙しく、ようやく、発表会の1ヶ月少し前から譜読みに入ったとの報告を受けた。そして、何とか弾けるようになってきたとのことなので、発表会の2週間前に遊びに我が家の来させ、その時、合わせることにした。
我が家に来ると孫はゲームで遊ぶことに夢中で、なかなか合わせようとしないので困る。家内からも「ジージーのために合わせてあげて」と言ってもらい、ようやく3回に分けて1時間程度練習した。
パソコンの演奏と、孫の演奏とでは微妙に違うので戸惑うことがある、孫には孫のリズム感があるようである。
このようにして次第にピアノ伴奏と合わせられるようになったが、それでもピアノが休符の時とか長い音符の時はどうしてもタイミングが少し狂い出し、ひどいときは1音ずれることがあった。このように感覚の問題は練習してもなかなか治らないものである。
最後は孫にその部分は注意してもらい合わせるようにした。

リードの選別は難しい

発表会となると同じ曲ばかり練習するので、今回もゲーム感覚でリードを一から選別し直した。
先ずは一通り吹いてみて、明らかに吹き難いリードや演奏中にリードミスを犯したリードは除外、また、くたびれているいるようなリードも除外した。リードの勝ち抜き戦である。
次に、4枚のリード毎にグループを作り、その中で一番悪いと思ったリードを除外して良いリードを残すようにした。
最後は各リードでの演奏を録音して、音色の優劣で判断しようとしたが、これがなかなか難しい。どれが良い音なのか判別し難いのである。まあ、そこは適当で一番悪いと思ったリードを除外していった。このようにして、残ったリードをリードケースに収め、候補リードとした。
本番当日、その中から適当なリードを選び、リハーサルを行ったが、1曲目のロマンスで音が出ないところが多くて困ってしまった。2曲目のヘンデルは問題なく吹けた。少し、上がり気味のせいもあるが、先生からはリードを十分に湿らしていないのでが原因でないかと言われた。
本番はリードを換えて、演奏直前まで口に加えて湿らしていたが、リハーサルよりはましであったが、やはりミスした。原因は演奏技術が6割、リードが4割程度原因になっているのかもしれない。

練習で上手く行かなった曲は本番も失敗する(演奏会の内容)

リハーサルの時からどうも最初に演奏するロマンスのそれも前半部分でミスした。原因は不明であるが、後半部分になると演奏できたことを考えると、実力がなかったことも確かであるが、それに加え多分にリードが鳴り難くかったことも原因であるのように思う。ヘ ンデルは鳴り易い音域ということもあるが、ミスなく演奏できた。
孫が伴奏で表情豊かに弾いたので2,3の人から上手いねと褒められていた。クラリネットについては誰も褒めてくれなかったが、当然と言えば当然のことである。私の下手な演奏を孫の演奏でカバーしようとした作戦はまあ、成功したことになる。
ミスしたことは多少悔いが残るが、個人の演奏は自分だけの影響で済むので、気分的には楽である。全般的には楽しい演奏会であった。

発表曲について

コジェルフのロマンス(アンダンテ)

この曲については予備知識がなかったが、演奏する曲を95才の家内の母に聴かせたところ、二つとも口ずさんでいたので、ある程度は知られた曲なのであろう。

ヘンデルの「私を泣かせてください」

この曲はよく知られた名曲である。YouTubeでも多くの演奏が登録されている。
先ずはソプラノのアリアで、このようなゆっくりしたテンポでは演奏できない。

有名な曲なので、クラリネットが参加した演奏も数個あった。その中の一つを紹介。私の演奏では低い音域のアレンジで吹き易かったが、ゆっくりしたテンポではどこか間の抜けた演奏になる。どのようにすれば少しは聴けるようになるのか苦労した。このようにゆったりした曲は表現が難しい。

カテゴリー
コンクール ピアノ

ショパン国際ピアノコンクール in Asia 全国大会

ショパン国際ピアノコンクール in Asia 全国大会の幼児部門と小学1・2年生部門が「みなとみない小ホール」で行われたので聴きに行った。大ホールではグレンツェンピアノコンクールの横浜地区本選が行われていたので、どのようなコンクールなのかこれも見学した。

幼児部門はばらつきが大きい

入場料は千円である。審査員名簿が張り出してあったが、今回のみなとみない小ホール会場には外国人の審査員はおられなかった。
全国大会用にやはり顔写真入りのパンフレットが作成されていた。幼児部門には1年生も参加できるが、参加者の1/4程度で積極的に参加しようという感じではない。名簿には学校名や幼稚園名が記入されており、場所がある程度推測できる。当然のことだが全国大会だから全国から集まってきている。30秒程度の演奏に交通費、場合によつては宿泊代もかけてよく地方から来られるものだと感心する。
演奏の順番の名簿は名前の「アルファベット」順に並べられていた。ただし、最初はどこから始まるかは定かでない。今回は「E」から始まり、「Y」のあと「A」に戻るように組まれていた。これは申込順でも県別でもないので、公平のような気がする。
最初に幼児部門を聴いた。全国大会と言っても137名が出場し、30秒程度の課題曲を演奏者が次から次へと交代して演奏するのであるから、非常に慌ただしい感じである。参加者の中にはゆっくり演奏するのがやっとと言うレベルの子もいるので全国大会と言っても選ばれた子供達の演奏という感覚はない。まあ、予選の曲が簡単過ぎたので、まぐれで選ばれた子供もいるのであろう。しかし、中には幼稚園生で課題曲のバッハのメヌエットなどを大人の演奏と変わらない程度に演奏するレベルの高い子もいる。幼児部門は参加者の実力のばらつきが大きい。
パンフレットには次のアジア大会に参加する外国からの演奏者の名前が載せてあったが、幼児部門は4人と少なく、アジア大会と言っても国内大会の延長のようなもので、次のアジア大会が真の全国大会の雰囲気になるのであろう。

グレンツェンピアノコンクールの感想

偶然にも大ホールではグレンツェンピアノコンクールの横浜地区本選が行われていた。小ホールと大ホールで同じようなピアノコンクールが行われたので、行き先を間違えた人達もおられるようだ。私はどのようなコンクールなのか興味があったので、会場を覗いてみた。
入口には多くの参加者が並んでおられた。多分、参加者が多いので、参加部門によって会場に入る時間が決まっているのであろう。一般聴衆は問題なく入れた。会場に入るのは後方扉からである。入る前に係員から、入れば一端後ろの席に座り、次の交代の時、前に行ってほしいとのことであった。交代時間が短いための措置である。
入場したときは丁度3~4年生の演奏時間帯であった。演奏時間が30秒ほどの同じ課題曲を全員が演奏するのである。少し聴いていたが、同じ曲を延々と演奏するので、直ぐに飽きてきて退散した。
中程度の難易度の曲を全員に演奏させるのであるから、評価はしやすい。素人の私が聴いていても演奏者によってテンポ、音の強弱(美しさ)それに表現の仕方が異なるので、多少の違いは分かる。それも、次々と演奏してくれるので、較べや易い感じである。まあ、審査員は数小節聴けば、その子の実力レベルが大体分かるらしいから、ふるい分けるのには30秒程度の演奏で十分なのであろう。
このコンクールは審査に重点を置いたコンクールで聴きに行くコンクールではない。

小学1・2年生部門のレベルの高さに驚き

グレンツェンピアノコンクールを少し聴いたあと、ショパン国際ピアノコンクールの小学校1、2年生部門の演奏時間帯に再入場した。
演奏を聴いていて、レベルが高いことに驚いた。小学校1、2年生が多少はテンポが遅い曲と言えどもショパンの曲である。2分程度のショパンの曲を立派に聴かせるように演奏するのであるから驚きである。課題曲も豊富であり、十分に聴ける内容である。このショパンコンクールはどの部門も演奏時間は長いので出演者は弾きごたえがあるであろう。グレンツェンピアノコンクールとはコンクールの質が異なるようだ。
現在幼稚園の子が1年後これだけ演奏できるようになるのかは疑問である。参加者を見ているとやはり圧倒的に2年生が多い。1年生にとっては少しハードルが高いのであろう。このため1年生は幼児部門にも出られるようにしたのかもしれない。

小学校1、2年生部門の全国大会課題曲

  • ショパン:ポロネーズ ト短調 遺作
  • ショパン:ポロネーズ 変ロ長調 遺作
  • ショパン:ポロネーズ 変イ長調 遺作
  • ショパン:ワルツ ヘ短調 Op.70-2
  • ショパン:マズルカ 変ロ長調Op.7-1
  • シマノフスカ:コントルダンス※楽譜通りの繰り返しとダ・カーポをすること
  • コルベルク:2つのマズル 第1番
  • ポーランド民謡(ルジツキ編曲):ポロネーズ

アジア大会進出者数

全国大会の審査結果がネット上に速報として掲示されている。現在までに掲示されているアジア大会の進出者数である。

全国大会    出場者数   金   銀   銅 奨励賞  外国   合計
幼児部門    137名  ( 63名 )         4名  67名
小1・2    201名  5名 12名 15名 25名  3名  60名
小3・4    308名 11名 20名 30名 31名 13名 105名
小5・6    240名 11名 21名 29名 13名  4名  78名
中学      176名                  5名
高校      123名                  6名
大学・一般   106名  3名  4名  5名  8名 11名  31名

アジア大会に出場できる合格比率は幼児部門が一番高く、大学・一般部門が一番厳しいものになっている。大学・一般部門は演奏時間が長いのであまり多く者に演奏させられないことと、外国からの参加者が多いことによるものだ。大学・一般部門は外国からの参加者比率が高いのでアジア大会という雰囲気になってきている。大学・一般部門は本来のショパンコンクールの準備と考えると外国からの参加者が多いことも納得できるが、小3・4年で外国からの参加者が13名と多いのには驚く。小学生のため、よく海外まで参加する気になるものだと思う。

カテゴリー
コンクール ピアノ

ショパン国際ピアノコンクール inASIAの様子

今年も横浜の杉田劇場で開催されたショパン国際ピアノコンクール inASIAの地方大会の、小学生が出る三日目を聴きに行った。聴いた範囲で大会の印象や様子を記載する。

ショパン国際ピアノコンクール inASIAについて

毎年行われる幼児からプロフェッショナルまでを対象としたピアノコンクールである。inASIAとあるように参加者はアジア各国で最終審査はアジア大会である。
しかし、アジアからの参加者は少なく、実質的には日本国内のコンクールとあまり変わらない。
趣旨としては
「優美かつ華麗なショパンの音楽を通じて国際レベルの優れた演奏家を発掘・育成する」
「ポーランドとアジア各国の文化交流の架け橋となり、アジアの音楽文化発展に貢献」とある。
特長としては
■ショパンをはじめとするポーランド人作曲家による課題曲
■アジアをはじめとする海外からの参加者
■ポーランドを中心とする外国人審査員の招聘
今回のコンクールでは第 14・15・16 回ショパン国際ピアノコンクール審査委員長を努められたカトヴィツェ音楽院(シマノフスキ音楽院)教授のピオトル・パレチニ教授など10名強の外国人が分担して審査に当たらる。地方大会も必ず1人外国人が審査に加わるとのことである。
■審査員による直筆の講評
原則として地区大会の幼児・小学生・中学生ソロ部門では、審査員による講評が交付される。

コンクール全般の印象

プロフェッショナルまで出場できるコンクール

ピティナなど小学生を中心にしたコンクールは多いが、このショパンinASIAコンクールは小学生以外にも中学生からプロフェッショナルまで参加できる幅広いコンクールである。杉田劇場では小学生の審査に一日、中学生からプロフェッショナルまでの審査に二日間費やされている。このようにショパンコンクールを意識してか大人の参加者も重視したコンクールになっている。

高級感を演出

ショパンinASIAコンクールでは個人の写真入の分厚いプログラムが作成されていた。幼稚園名まで記載されていたので、若干プライバシーの問題が気になる。その以外にも審査員に外国人審査員が加わるなど高級感を出したコンクールとなっている。このため、参加料は少し高めであり、地方大会でも聴くのは有料となっている。但し、参加者には招待状が何枚か配布されているようである。

審査員の構成

当日の審査員の構成が掲示してあった。
審査委員長 :音楽評論家の 柴田龍一
外国人審査員:ショパン音楽大学(旧ワルシャワ音楽院)のブロニスワヴァ・カヴァラ教授
その他日本の審査員5名
合計7名の体制である。

課題曲の内容とレベル

コンクール名にショパンの名前がついているので、課題曲には当然ショパンの曲が多い。また、ポーランドの曲も多く採用されている。
課題曲のレベルはピティナに較べ、1ランク難しい感じである。例えば、今回3~4年でもバッハのインベンションを弾いていたが、ピティナでは5~6年の課題曲になっている。演奏時間も長めで出場者にとっては弾きごたえがあるであろう。
このため、課題曲が演奏できないレベルの子供達は当然参加しないので、出場者のレベルは高い。今回の参加者も結構弾きこなしていたが、中にはまだマスター出来なかったのかテンポが遅い子もいた。難しい曲が単に早く弾ければよいというものでないと思うが、速い曲を弾く練習にはなるであろう。

幼児部門の様子

今年度から幼児部門が新設された。
募集要項には次のように記載されいる。「幼児部門」は小学1年生以下を対象とし、小さいお子様でも取り組みやすい課題曲を多く取り入れています」
当日の演奏を聴いたが、進行上の問題からか多くの子が演奏時間が20秒ほどの曲を1曲だけ演奏して終わりなので、聴いていて非常に物足りなかった。他の部門と異なり参加者のレベル、ハードルも低い感じである。
採点という観点からすると1曲で十分なだろうが、親族からするとコンクールの演奏も晴れの舞台であり、2曲程度演奏させてあげたかった。
他の部門では地方大会でも金賞、銀賞、銅賞、奨励賞といろいろの賞が設けられているが、幼児部門は入賞だけであった。どのコンクールも幼児部門は少し扱いが異なるようだ。
今年は初年度で、手探り状態なのであろう。来年から参加者のレベルも内容も変わる可能性が大である。

演奏会の様子と表彰者数

コンクールを重視して拍手禁止

公平に採点することを意識してか演奏の前後の拍手は禁止となっている。この扱いは大人のコンクールでは経験したが、子供の参加するコンクールでは初めての経験である。
どの参加も公平に拍手を受けているため、不公平になることは殆どないと思われる。特に、小学生の低学年以下ではコンクールで人と競争するよりも舞台で演奏して皆に聴いてもらうことも重要な要素であり、拍手がないのは少し寂しいのでなかろうか。

時間厳守

スケジュールを守るためであろうか。演奏者の交代は今まで聴いたコンクールの中で一番スピーディであり、少し慌しく感じた。また、演奏の合間に会場に入るが、拍手がないのでその参加者の演奏が何時終わったのかよくわからず戸惑う。2曲目(ショパンの曲)と思われる演奏が聴こえなくなると大急ぎで入るが、もたもたしていると直ぐに次の参加者が演奏が始まるので大変である。
課題曲に比較的長い曲が多く、他のコンクールに較べ演奏時間は長めである。それでも、3,4年生部門では演奏カットを受けている参加者はいなかった。5、6年部門では少し2曲目の途中で演奏カットを受けていた。

男性参加者が多い

他のコンクールでは男性の参加者が少ないとの印象があるが、今回聴いた3~4年のところでは次から次へと男の子が出てきて、演奏していた。男の子の演奏は力強いので素人には上手に聴こえるが、入賞者はそれほどでもなかった。

採点表の内容

各先生方の好評が記入された用紙が返却されていた。ピティナの様に点数は記入されていないが、チェック項目があり、良い内容のところなのかレ点がしてあった。カヴァラ先生は英語で記入されていた。
採点がないので表彰者はミーティングで相談しながら決めているのであろうか。

表彰者の数

杉田劇場で行われた地方大会の小学生部門の申込者と表彰者数は以下の通りである。
会場によって参加者のレベルは異なると思われるが、それらを比較することは審査員も異なるので難しい。過去の実績も加味して会場毎におおよその全国大会に出場できる枠は決められているのであろう。
幼児部門  申込者 15名  入賞 6名
1~2年  申込者 30名  金賞 2名 銀賞 3名 銅賞 4名 奨励賞  6名
3~4年  申込者 53名  金賞 4名 銀賞 5名 銅賞 7名 奨励賞  12名
5~6年  申込者 26名  金賞 2名 銀賞 3名 銅賞 3名 奨励賞  5名
全国大会は入賞、金賞、銀賞、銅賞までが出場。
なお、地方大会を重複して受けることが可能なようで、地方大会の終わりに近い杉田劇場の大会では何人かの欠席があった。このため予め演奏する時間枠は示されていたが、当日は演奏する時間が早まっていた。参加者には予め連絡されるようであるが、聴きに行く時は注意したほうがよい。

カテゴリー
音楽機材

音の大きいKORG KDM-2 メトロノームの感想

大きな音でリズムを刻むことが特徴のKORG KDM-2 デジタルメトロノームを購入した。

KORG KDM-2を選んだ理由

以前使っていたヤマハの一般的なメトロノーム/チューナーはメトロノーム音が聞き取り難いことが不満であった。タブレットでよいメトロノームソフトがないか探したが、やはりタブレットでもスピーカが小さいので、十分な音量が得られなかった。
KORG KDM-2を選んだ理由は「音圧の高いテンポ音を出力するコルグ・オリジナルの円筒型共鳴管スピーカー搭載により、音圧の高いテンポ音を出力。」との宣伝文句を信じたからである。確かにスピカー部分は大きく、電池も4本使用するので、音量的には十分だろうと判断した。
現在購入して使用しているが、クラリネットの音に負けることなくよく聞き取れるので音量的には大満足である。ボリューム・コントロールもできるので、現在は少し絞った音量で使用している。
メトロノームの音色は4種類あり、購入前は良い音色のメトロノーム音を期待したが、まあ、満足できるのはパルス音だけであった。
音色の希望は個人差があるので、音色を録音してみた。パルス音から順番に4拍子で変化させた。

KDM-2の仕様と説明

メトロノーム機能

1)テンポ範囲 四分音符=30~252回/分
2)テンポ設定
ペンデュラム・ステップ:ダイヤルを回すと100,104、108、112の様に飛び飛びに変化していく。飛び幅はテンポの遅いときは2刻み、3刻みとテンポが速くなるに従って刻み幅は大きくなる。素早く変化されられるので非常に便利である。ダイヤルを少し回せば目的のテンポ近くになる。
フル・ステップ:テンポに関係なく1刻みで変化する。
上部のTAPスイッ チを押すことにより、他の音楽に合わせたテンポを設定できる。
3)拍子範囲 19 種(0~9拍子、2連、3連、3連中抜き、4連、4連中抜き、ソン・クラーベ2-3/3-2、ルンバ・クラーベ2-3/3/2)
どのようなリズムなのかルンバ・クラーベ3-2から2連まで順番にパルス音で録音した。


4)音色 パルスx1、PCM x3 /強拍、弱拍(2 種類)
パルスが標準。パルス、PCMの3種類を4拍子で録音した。(録音内容を再掲)


5)テンポ精度 ±0.2%
6)光表示 赤、緑2色LEDによる点滅表示
トップ・パネルの右側に配置されたSTART/STOPスイッチの部分が赤と緑の2色で点滅する。

サウンド・アウト機能

KORG KDM-2はチュナー機能は持っていないが、1オクターブの基準音を鳴らすことができるので、任意の音で音程合わせに活用することができる。
1)基準音 C4(261.63Hz)~B4(493.88Hz) 1オクターブ
2)キャリブレーション範囲 A4=410~480Hz(1Hz単位)
3)基準音精度 ±1セント以内
442HzでC4からB4までの音を順番に録音した。


クラリネットの音で試してみたが、基準音と音色が異なるので、素人には若干分かり難いところである。やはり視覚的に分かるチューナの方が合わせ易い。

その他の仕様

1)接続端子 PHONE端子(φ3.5mm ミニジャック、モノラル)
2)内蔵スピーカー ダイナミック・スピーカー(φ36mm)
3)電源  単4電池4本(6V)
4)電池寿命  約120時間(テンポ120回/分、4拍子、PULSE、音量最大、アルカリ標準電池使用時)
5)寸法 106.0(W)×48.5(D)×106.5(H)mm
6)質量 175g(電池含まず)、210g(電池含む)
7)付属品 動作確認用単4アルカリ乾電池×4

カテゴリー
リコーダ

イワマーニ発表会の記録と感想

7月24日横浜フォーラムで行ったリコーダーサークルのイワマーニの初めての発表会は成功裡に無事終了した。この発表会の様子や感想を記録として残しておく。

横浜フォーラムの感想

発表会場として使用した横浜フォーラムの感想。
場所的には戸塚駅から徒歩5分程度であり近いとは言えないが許容範囲である。行き方もポイントを押さえれば分かり易く、迷うことは少ないだろう。
客席は380席(内、取り外しができる前方可動席146席。傾斜が付いた後方固定階段席234席)。素人のリコーダーサークルの単独発表会としては少し広めであるが、今回は団員全員が頑張って人を集めてくれたので、まあ、何とか格好が付いた形である。殆どの人が後方の固定席に座っていた。
ホールは男女共同参画センターの中にあるのでロビーや図書館でくつろぐこともでき、聴きに来る人達にとっては良い環境である。
舞台は広いのであるが、左右に緞帳があり、後ろには照明か何かの設備があり、使える部分は意外に狭かった。このため、交換用の楽器は当初は後ろに置く予定であったが、置くスペースがないことが分かり、両サイドの緞帳の後ろに変更した。このため、楽器交換には多少余分に時間がかかった。
舞台裏にある控室は2室。これだけでは足りないので、2階の音楽室も利用した。
反響音は少ない感じである。反響音が多いと他のパートが聴き難くなることがあるが、今回はそのようなことはなかった。ただ、反響音は重要な音楽的要素であり聴いている人のはどのように感じたろうか。
設備で一番驚いたのは舞台が揺れることである。人が歩くと揺れるので最初は地震が起こったのかと思った。このような場所で半日過ごせば酔ってしまうのでないかと心配したが、自分が歩く時は気にならないので心配するほどのことはなかった。
ホールに備え付けの譜面台が弱々しいものであったので、音楽室のしっかりした譜面台を了解を得て借用した。この譜面台を移動する手間がかかった。

リハーサルは予想以上に時間が必要

当日は団員と10名ほどの助っ人も8時45分に集合。簡単なミーティングのあと、開館時間の9時に入館し事前の役割分担に従って音楽室の譜面台や机の運搬、舞台の設定などを行った。作業はほぼ順調に進み、その後、楽器を組み立てなどを行い9時30分過ぎから演奏リハーサルに取りかかれた。
最初に楽器のチューニングを行ったが、使用する楽器の数が多いので、予想外に時間がかかった。今後の課題である。
その後、プログラムに沿って作業の段取りも含めリハーサルを進めるが、すべての作業がマニュアル化されている訳でなく、全員初めてのことであり、いろいろと疑問も出てくる。後ろの緞帳の後ろに楽器置き場を作ったが、余分な譜面台や椅子もそこに置くので、混雑し、楽器置場は前の緞帳の後ろに変更した。このように調整しながら進めると、次第に時間に追われるようになった。
演奏のリハーサルも最初は悪いとやり直していたが、時間がかかり最後は演奏を幅にカットする羽目になった。これで割を食ったのが先生方のデュエット演奏で、一部演奏曲を変えられたので、ぶっつけ本番に近かったのでないかと思う。昼休み音楽室の倉庫に入られ合わしておられた。

本番は予想以上

いろいろと問題があり、本番でまともに演奏できるか心配になったが、始まると意外にスムーズにいき、ほど予定通りのスケージュールで進行した。演奏も思ったほど悪くはなかったが、出だしはフライングを恐れてか音が弱いように感じた。
私も前日の練習では、老人性の現象であろうか、急に、リズム感が狂いだし、演奏がおかしくなった。本番ではどのようになるか心配したが、あまり、他のパートを意識しないで、自分のペースで演奏してみようと気持ちを変えたところ、本番では予想外に落ち着いて演奏できた。
男性アンサンブルは私も失敗したところがあったが演奏終了後、舞台の袖に戻ってきた時、他の団員から演奏が良かった褒めてくれたので少しホットした。広い川の流れは同じメロディーを何回も繰り返すので飽きられるのでないかと思っていたが、意外にも好評であった。後日、聴きに来てくれた人からも褒めてくれたので、多少お世辞も含まれていると思うが、それなりの演奏であったのだろう。モニカペレスは少しリズムが乱れてしまい曲の良さを出せなかったような気がする。

家族の評価

今回はよく練習したので、家内が娘や孫を誘い聴きに来てくれた。幼稚園児の孫は2時間も飽きたのでないかと思うが、演奏した大きな古時計を知っているらしく、口ずさんだということで、またジージーがよく動くのを観察していたので、それなりに楽しめたのであろうか、4年生の孫もバロックホウダウンも知っているらしかった。娘からは音楽的に馬鹿にされていたが、今回いろいろな楽器で演奏し大きな失敗がなかったので、多少評価が上がったのでなかろうか。
家内からは早い曲になると高音パートの音程がずれているのが気になったとの辛口のコメントもあった。高音を合わせるのは大変で練習でもいつも指摘されていることである。

私が考える改善点

今回はアンケートを取ったので、聴いた人の意見は分かると思うが、私自身が考えた改善点は以下の通りである。
あまりリコーダーに興味がない人に楽しく演奏会を聴いてもらうにはプログラムを工夫する必要を感じた。私でも知らない曲ばかりのリコーダー演奏会を聞いていると飽きてしまう。随所によく知っている曲を入れる必要があると感じる。また、ピアノや打楽器また他の音色の異なる楽器を交えることも必要かもしれない。リコーダーの楽器構成もソプラノだけとかバスだけとか大胆に変更するのも面白いかもしれない。
1曲毎に楽器を変更するのはやはり煩雑になるように思う。2~3曲は同じ編成で演奏する方が良いと思う。曲間の時間を短くすれば、コンパクトな演奏会になり、しまるであろう。
今後も単独コンサートを開催するか不明であるが、次回はもう少し改善できるだろう。