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囲碁AI「DeepZenGO」、趙治勲名人と対局の大胆予想

ドワンゴが日本最強の囲碁AI「DeepZenGO」と趙治勲名人の3番勝負を企画した。また、対戦されていないが趙治勲名人が圧勝すると予想する。

予想の根拠

1)囲碁用AI「AlphaGo」の対局では高額の賞金金額であったため、イ・セドル九段が固くなり、実力が発揮できなかったと想像する。イ・セドル九段と趙治勲名人は両者プロ、棋力には大きな差はない。「DeepZenGO」と趙治勲名人との対戦では趙治勲名人の方が気楽に対戦でき実力を発揮してくれるような気がする。
2)マシン性能では囲碁用AI「AlphaGo」の方が「DeepZenGO」の方より格段に優れている。
「AlphaGo」はデータを蓄積する段階でGoogle Cloud Platformのコンピュータ資源(CPU1202個、GPU176基)と大規模なコンピュータ資源を使って学習させている。但し、対局用にはもう少し性能の劣るマシンが使用されているようである。これに較べ今回発表されたマシン性能は個人でも無理をすれば購入できる程度の規模のマシンである。
3)「AlphaGo」の使用しているディープラーニングの手法は正直なろころよく分からないが、人間のようにいろいろ学んだ経験を元に判断する能力だと想像する。イ・セドル九段との対局にあたっては、膨大な数の棋譜をコンピュータに学習させ、更に、自分自身で何億回と対戦させて、そこで学んだ膨大な記憶が基礎になって得た実力だと判断する。
このに対し「DeepZenGO」は囲碁の経験者が開発しているため、開発者の判断が多分に入った着手になっているのでないかと想像する。過去の囲碁経験に基づいた常識的な着手が多くなれば趙治勲名人は打ち易くなるだろう。ディープラーニングの手法も取り入れられているようであるが、どの程度の成果が出ているか疑問である。

DeepZenGoとマシン性能について

DeepZenGOは、米Googleの囲碁用AI「AlphaGo」を上回る性能を目指し、2016年3月から開発されてきたAI囲碁ソフト。
・囲碁ソフト「Zen」開発チームのチーフプログラマー・尾島陽児さんが開発のメイン
・東京大学・松尾研究室がAIの研究で協力
・ドワンゴがハードウェアや開発スペースを提供
・日本棋院がプロ棋士との対戦機会を設けるなどのサポート
囲碁ソフトも従来のモンテカルロ技法から一部「AlphaGo」と同様にディープラーニングの手法を取り入れられている。モンテカルロ法は複数個の候補手を実際に着手させて対戦していって、結果的に一番有効であった思われる手を選択する手法。すべての手を試みるのは大規模なコンピュータでも不可能なので、何らかの人間の判断で候補手が選択されていると想像する。

マシン性能

「DeepZenGO」の開発に際してドワンゴがディープラーニング専用GPUサーバファーム「紅莉栖(くりす)」を提供するとのこと。但し、「紅莉栖(くりす)」はノード数が100と表記されていたが、今回のマシン性能との関係が不明。
発表された今回のマシン性能は以下の通り。
・CPU:E5-2699v4×2ソケット(44コア 88スレッド 2.20GHz)
・GPU:はNVIDIA TITAN X(Pascal世代 3584コア)×4
・ディスク:128GB SSD(OS起動用)+480GB SSD×2
・メモリ:128GB

「AlphaGo」のマシンスペックを見た時は何台ものコンピュータが接続された普通には使用できない凄いパワーのマシンシステムを持ってきた印象であったが、今回の「DeepZenGo」のマシンスペックは筐体は一つに収まり、数百万程度で組み立てられるのでないかと思えるスペックであり、凄さはない。

個人が使用するマシンと比較すると。

個人が普通に使用するマシン性能

・CPU:2コア、4スレッド
・GPU:なし
・ディスク:128GBSSD+1TB HHD
・メモリー:8GB

ゲーム用のマシン性能

ゲームマシンはダイナミックに動く画面を制御するためGPUが使用される。
・CPU:4コア、8スレッド( 4GHz)
・GPU:1000コア
・ディスク:256GB SSD + 2TG HDD
・メモリ:12GB
程度である。

「DeepZenGo」の性能は個人で使用するゲームマシンの感覚的には10倍程度のマシンス性能である。

性能の意味

CPUの44コア 88スレッド 2.20GHzの意味は2.2GHzのテンポ(速度)で44の仕事が部分的には88の仕事が分担して処理できる性能。コンピュータもテンポに合わせて演算処理等を行うがG(百万)と超猛烈な速度で44のコンピュータが同期を取りながら演奏していることになる。実際には一つの業務で仕事を分割するのは大変であり、マシン性能の何割程度しか活用できない。
GPUの3584コア×4の意味は単純な演算処理なら3584×4を同時にできる性能。これもCPUと同様に超猛烈な速度で計算しており、大量に計算するだけならCPUの何百倍という能力を発揮する。但し、複雑な判断や処理が伴う仕事はCPUで行わなければならないので、大量のアルバイト雇い、単純作業をさせている感覚である。今回使用される「NVIDIA TITAN X」はゲームマニアの強者なら使用しているGPU。

DeepZenGoの公式的な実力

プロ棋士の強さの指標として「elo Rating」(イロ・レーティング)があるが、DeepZenGoは約3000である。日本トップ棋士の井山裕太は約3600。現在のAlphaGoのレートも3600程度である。
DeepZenGoもディープラーニングで経験を積めば日に日に強くなってくると思うが、急激な進歩は難しいだろう。

今回の対戦の意義

「AlphaGo」がプロ棋士に勝ったが、簡単には利用できない強大なマシンパワーと特別な雰囲気によってもたらさせたもので、非現実的な特別な勝利であった。今回の対戦では一応、非常に高価ではあるが、無理をすれば個人レベルでも購入可能なマシン性能での対戦であり、コンピュータとプロ棋士が対等な土俵で戦ったと言える。これで、本当にコンピュータが勝つようなことがあれば、将棋と同様にコンピュータも棋戦に参加する可能性がある。
なお、アマチュアレベルでは既に市販されている囲碁ソフトが勝っており、並の実力では勝てないレベルに達している。私もほとんど勝つことができない。
今回の対戦は真にコンピュータの実力がプロレベルに達したか試される対戦である。

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ゲーム開発ソフトUnreal Engine4にチャレンジ

ゲーム開発ソフトUereal Engine4(UE4)が無料で使用できると知り、急に使用したくなった。ただ、UE4は膨大な機能を持っており、理解するのが大変である。
そこで、自分自身の理解の手助けになるのではないかと思い、UE4の解説本のなかで、一番信頼できる「Uereal Engine 4で極めるゲーム開発」を参考にして理解できた範囲でUE4の概要を紹介する。

ゲームとUE4の無料化

ここで云うゲームとはパソコンやタブレット、携帯などで遊ぶソフトウェアのことである。UE4ではターゲットプラットフォームとしてはWindows、Mac、Linux、Web(HTML5/WebGL)、Android、iOS、PS4、Xbox Oneと多種多様な機種向けに開発できる。その中でもGPUを搭載したWindows用の精細なゲームの開発が一番向いているようだ。
UE4を使用するには以前は月額19ドルの使用料が必要であったが、Epic Games社の政策変更により最近は無料で使用できるようになった。ただし、開発したゲームを販売し、収入を得た時は5%のロイヤリティを支払わなければならない。この変更、個人や小規模な開発会社にとっては有利であるが、ゲーム開発大手のとってはマイナスかもしれない。個人が興味本位で使う分には、先ず支払う必要はないので有難い制度である。

UE4のダウンロード

導入はいたって簡単である。UE4のサイトでユーザ登録(名前とメールアドレス)を行えばダウンロードできるようになる。ただし、膨大なソフトであり、本体のダウンロードだけで、1時間程度かかったような気がする。いろいろなバージョンがあり、過去のバージョンもダウンロードできるようになっている。サンプルによって使用できるバージョンが異なるので、私は最新のバージョンと「極めるゲーム開発」で説明されているバージョンの2つをダウンロードした。
その他、興味本位で面白そうなサンプルデータ等を幾つかダウンロードしたが、トータル容量が9Gになった。まだサンプルデータも多く残っており、それらも取り込むとなるとダウンロード先を考慮したほうがよい。私は容量を大きいいHDDのDドライブにダウンロードしている。
なお、恐竜サバイバルゲームで有名なARK:Survival EvolvedのMODなるものもダウンロードできるようであるが、容量が60Gとあり、使用条件が不明なので、いろいろと興味の移る私もまだ手を出していない。

UE4で具体的に何ができるのか

UE4だけでゲーム開発のすべてが出来る訳ではない。演劇に例えれば、UE4は舞台監督のようなものである。役者(キャラクター)や演技(動作)的なことそれと大道具のような造形物についてはサンプル的なものしかなく、本格的なものや自分好みの個性ある役者や造形物を使用するのであればMayaなどの外部のモデリングソフトを使用しなければならない。また、造形物に施す美術は Photoshopなどで、それに音楽も外部ソフトで予め作成しなければならない。

UE4の作業の概略は以下の通りである。

環境設定

UE4で先ず行うことは環境設定である。太陽光などの照明、カメラの位置や動作、入力機器で主人公をコントロールする方法などである。代表的な環境設定はUE4では予め次のようなテンプレートとして用意されている。見方を変えればUE4でこのようなゲームが作れるということである。
1.FirstPerson:第一人称ゲーム。カメラが主人公の目となる。主人公の姿は見えない。
2.Flying:フライトゲーム。簡単な飛行モデルが組み込まれている。精密な飛行モデルや機種による特徴などは別途作成しなければならない。
3.Puzzle:パズル
4.Rolling:玉転がしゲーム
5.SideScroller:主人公の動きが横だけしかできないゲーム
6.2DSideScroller:場面が2次元で表現される横スクロールゲーム。
7.ThirdPerson:第三人称ゲーム。カメラが絶えず主人公の後ろに付けてきて、主人公の活躍する姿が見られる。
ThirdPersonテンプレートの操作画面。主役の人物と簡単な造形物が配置されている。人物の基本的動作のアニメーション設定が入っている。

8.Topdown:カメラがゲームの舞台を俯瞰的に写すゲーム。
9.TwinStickShooter:ステックを2つ使ったシューティングゲーム。
10.Vehicle:自動車ゲーム
11.VirtualReality:仮想現実の空間を作成
12.Vehicleadvanced:高度な自動車ゲーム

サードパーソンのセット画面
サードパーソンのセット画面

ゲームの舞台設定

次に、ゲームの舞台となる世界を創りださなければならない。UE4ではレベルという。この作業はステージ毎に分割して行う。同じステージ内でも家の中に入るなど場面が変化するときは別の舞台とした方が作りやすいとのことである。一般にレベルを分割した方が容量が小さくなり余分な計算が不要となるので動作が軽くなるが、プレヤーに違和感なくレベルを変化させるのはプログラムロードをどのタイミングで行うかなど工夫が必要とのことである。
素材となる造形や美術はMayaやPhotoshopなど外部で作成するが、照明による変化や質感などはUE4で調整する。非常に複雑な雰囲気の映像を作り出せるようであり、このUE4の最大の特徴となっている。この点からゲームだけでなく、建築などの映像分野でも使用されているようである。
実際のゲーム開発部門では初期段階ではこの工程は装飾を施さない、機能確認だけに特化した舞台を作り、ゲームとしての面白さが確認出来た最終段階で作りこみが行われているとのことである。
この舞台の装飾、作り込みの部分は「UnrealEngine4 マテリアルデザイン入門」の本がよく書かれているように感じた。

舞台に動きを加える。

舞台を作成しただけではゲームにはならない。ここに動きを作りさなければならない。UE4の作業のメインはこの工程である。
1.ゲームの主役の行動はプレイヤーが操作するが、それ以外の敵や見方のキャラクターの行動は予めゲーム側で決めなければならない。
2.ドアーなどの開閉、エレベータの上下など舞台装置も動かさなければならない。また、どのタイミングで何がトリガーになって動き出すか決めなければならない。ただし、装置を稼働可能にすると事前にレンダリングできないので、プレーが重くなるとのことである。
3.キャラクターや舞台の造形物に衝突したことを認識できるように別途センサーを設けなければならない。これはモデリング作業である。
4.主役の能力やダメージ、ゲームアイテムの取得などを考慮しなければならない。
5.物理エンジン、物と物との衝突などで動きだすトリガーの仕組みを作らなければならない。
まだ、いろいろありそうであるがUE4ではこれらの作業をブループリントと言われるスクリプト言語かC++で記述する。
以下はブループリントエディターの画面である。プログラムのモジュールになったボックスを接続してプログラミングを行っている。例えば衝突などを認識するとそれがトリガーとなって線で結んだところにその情報が伝わり、次の行動を起こす。これがゲームにいろいろな動きを付加することになる。情報が流れている間は線に情報を意味するドットが流れ、デバッグに利用できる。

ブループリントの例
ブループリントの例

音楽を付け加える

最後に音楽を付け加えてゲームの完成である。

Unreal Engine4とUnityとの比較

UE4以外に無料で使用できるゲーム作成ソフトとしてUnityが先行しており、有名である。まだUnityを使い込んだ訳ではないが情報を収集した範囲で感覚的に比較してみる。
1.解説本など情報の多さではUnityが勝る。本屋に並んでいるのは大半がUnityの本である。無料化が遅れたのでUE4が後手に回った感覚である。無料化で使用者が増えれば今後はもっとUE4も解説本が出てくるものと思われる。
最も、私が購入した「Uereal Engine 4で極めるゲーム開発」は値段は高めであるが、内容は充実しており、他の本の何冊分にも相当する。ま「UnrealEngine4 マテリアルデザイン入門」も強力な解説本である。
UE4を学習するにはネット上の動画が有力であるが、残念ながら英語が大半で日本人には厳しい。
2・映像の綺麗さではUE4が勝るような気がする。より複雑なレンダリング機能を持っているようである。その反動として動作が重くなっている。GPUを積んだPC向けのゲーム開発が主体でなかろうか。これに較べUnityは動作が軽く携帯向けのゲーム開発にむいている。これで利用者が飛躍的に増加したのでないか。映像は重厚というよりはポップな感じである。
私も最初はUnityから考えたが、UE4の綺麗な画面に目が移り変更した次第である。
3.ゲームに動きを付ける部分は複雑でUnityではC#言語で記述する。UE4はC++でも記述できるが、ブループリントと云われるスクリプト言語で記述する。UE4のソフト内で簡単に出来ることが最大の特徴である。また、関連したモジュール同士しか接続できないようになっているため、デバッグにも優れているとのことである。但し、ゲームの軽さの点からはC#やC++で記述した方が良いように感じる。
4.ゲームのキャラクターや構造物、それに関連した美術は外部から調達しなければならないが、Unityの方がマーケットが豊富である。また、無料で使用できるものも多い。
UE4もマーケットはあることはあるが、まだ十分でなく値段も高めである。まだ、会社が提供するラーニング用の機能サンプルが主体である。現在もUnityに目が移るのはこの点である。場合によっては乗り換えるかもしれない。
以下はEpic Games社が提供したグラスランドのサンプルシーンのプレー画面である。ラーニングのサンプルを集めればある程度の素材は集まる。特に自然関係はランドスケープマウンテンも加えればかなりの場面が作り出せそうである。
それから、複雑そうに見える画面も多くはロゴブロックの様にシンプルな構造体を幾つも組み合わせて作成したものが多いとのことである。適当なテキスチャー(模様素材)があればUE4の持つ基本素材だけである程度作成出来るのかもしれない。

少し使用してみた感想

取り敢えず「極めるゲーム開発」の解説本に従って機能をテスとしている。

ゲームの舞台設定の段階

舞台設定では予め解説本で用意されたテキスチャーからマテリアルに変換してそれを構造物に貼り付け、場面に配置するだけなので時間をかければ出来ないことはない。特に解説本には設置する場所、角度、大きさなどの情報が記述されているので数値を入力すれば簡単である。
但し,本来の作業のようにビュー画面を見ながら独自の舞台を設置するとなると、まだ、マウス操作に慣れていないので、大変である。要するに操作しやすいようなカメラの位置になかなかできないのである。
操作の点では、3方向画面(縦、横、上)の方が楽であるが、問題は線だけしか表示されていないので、目的の対象物をどの位置まで移動すればよいのかまだ感覚的に分からない点である。3方向から正しく合わせたつもりでも、ビュー画面で見ると可怪しいことが多々ある。
独自のゲームを作成する場合は設計段階で予め正確な場所を計算して配置するか、あるいは俯瞰図のビュー画面を見ながら感覚で配置するかなど扱い易い方法を検討する必要がある。
複雑そうに見える場面も多くの場合、同じ構造物をコピー、ペーストで使いましているようであり。コピー、移動などのキー操作に慣れれば効率よく作成できそうである。
綺麗な舞台を作り出すためには、マテリアルエディターで物体の質感などを調整する必要があるが、この作業はまだまだ先の話である。

ゲームでの動き段階

この段階の多くはブループリントと言われるスクリプト言語を使用する。このスクリプト言語と言っても機能モジュール(サブルーチン)のような箱型のものをエディター画面に配置して、イン、アウトに対応する所を線で結ぶだけなので、操作は簡単である。少しは表示する文字やコントロールする数字を入力することはある。
「極めるゲーム開発」解説本に丁寧に操作ステップが記入されているので、注意深く作業すれば出来る。それでも解説本の指示する命令がどこにあるのか分からないこともあり、それを見つけるのに四苦八苦する。何しろ操作画面やパラメータが多く、以前の工程で操作を間違えたり、違ったことをすると画面に表示されている内容も異なるので戸惑うこともある。「極めるゲーム開発」ではこのようなことを想定してか操作動画も用意されている。ただ、残念なのは途中から音声説明がなくなることである。
それと、その機能が正しく機能するかテストプレーする必要があるが、その操作の方法がよく分からず思い通りの結果がでないことが多い。この作業は全体を理解したあと再度確かめることになりそうである。
この段階、何も考えずに解説本を見ながら機械的に操作するだけなら簡単なのであるが、最大の問題点は何故その操作を行うのか理解できていない点である。
先ずはアクター、Pawn、キャラクター,アセット、コリジョン、トリガー、オーバラップ、コンポーネントなど専門用語が多く出てくるので、それらの概念を理解することが必要なようだ。解説本にもある程度のことは書かれているが、ゲーム開発がよく分かっていない段階では理解するのはなかなか大変である。試行錯誤しながらこれらの概念に慣れていくことが必要だろう。
UE4には膨大なモジュールや操作画面のパラメータがあるが、その内容の使い分けを理解しなければマスターしたことにはならない。先ずはよく使う機能だけマスターして、すこしづつ範囲を広げて行くことになるであろう。

これからの目標

マスターするにはやはり簡単な自分のゲームを作ることが最も有効なように思う。解説本やYouTubeの関連動画である程度知識が溜まった段階で、利用できるデータ等を調べ簡単なゲーム開発に着手したい。

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openSUSE(Linux)の感想

今回はドイツで人気のあるディストリビューションopenSUSEをテストした。いろいろなディストリビューションをテストしているが、正直なところ主要なディストリビューションではどれも似たり寄ったりの内容で、特徴を見つけるのが難しい。

openSUSEの特徴

Linuxで二大商用ディストリビューションと言われるものはRed Hat Enterprise Linux とSUSE Linux Enterpriseである。今回取り上げるopenSUSEはSUSE Linux Enterpriseのコミュニティ バージョンとの位置付にある。他のディストリビューションと成り立ちが異なるため、操作感も多少は異なる感じである。ドイツで生まれた関係からか伝統的に欧州で人気が高い。また、北米にも支持者は多い。
特にアプリケーション管理「YaST2」に特徴があるようだ。

openSUSEのインストール作業

openSUSEは当初に含まれるソフトの量が多く、インストール用のISOファイルの容量が4.2Gと現在までインストールしたディストリビューションの中では最大である。
しかし、インストール作業は10分ほどで終わる。途中,求められる入力項目は他のディストリビューションと大差ないが、ライセンスの同意を求められるとことが変わっている。大凡の順番は以下の通りである。
1)作業の選択画面:インストールを選択
2)言語、キーボード、ライセンス契約:日本語を選択すると日本語の契約書が表示される。
3)ネットワークの設定:この段階では無線LANの端末を自動認識してくれないので、設定は後回しにした。
4)インストールオプション:ネットワークの接続が確立していると、インストールのオプションを選択することができる。
5)インストールするハードウェアのパーティション:インストールする項目などを編集できるようであるが、正直なところよく分からない。
6)地区、国の選択:日本語を選択していれば日本になっている。
7)ディスクトップ環境の選択
主要なディスクトップ環境としてGNOME、KDE、その他が選択できる。また、その他の項目ではXFCE、LXDE、その他が選択することができる。今回、インストール作業が10分程なので、それぞれをインストールしてみた。詳細はあとで。
8)ユーザ名とパスワードの設定
9)インストールの内容の確認:インストールする内容を変更できる。

使用した感想

最近はいろいろディストリビューションを変えて試用しているが、どのディストリビューションも主要な機能は同じようなソフトが 揃えられており、特徴を把握するのは案外難しい。今のところはインストール後の余分な作業が必要か、またその作業の難しさなどから評価しているが、これら はある意味で些細なことである。

無線LANの設定

USB端末形の無線LAN子機はインストールの途中段階では自動的に認識してくれないが、インストールを完了すれば、私の使用した子機のドライバーがインストールされており、無線LANの接続作業を簡単に行うとことができる。

日本語は自動的インストール

日本語の操作機能は自動的にインストールされており、直ぐ使用できるようになった。
しかし、ソフトはインストールされているのであるが、かな漢字変換機能を有効にする方法が分からず、少し戸惑った。この辺りはディストリビューションの環境によって異なっており、慣れが必要である。

標準ブラウザーはFirefox

標準ブラウザーはFirefoxである。多くのLinuxはFirefoxを採用しており、一般的である。
検索窓のところにgoogle検索も使用できるので、Googleが提供しているYouTubeや地図ソフトが簡単に使用できる。他のディストリビュー ションと同様動画関係が少し弱い。この問題は別途Adobe Flash Playerインストールすれば解決する問題である。

WineでWindowsのフリーソフトを動かす

Windowsのソフトを動かすWineはDebian系のUbuntuやLinux Mintだけに含まれているソフトであると思っていたが、openSUSEの倉庫にも含まれていた。インストールの方法は多少異なるところがあるが、使用可能であった。Windowsのフリーゲームを幾つかインストールしてみたが、半数ほどのソフトは何とか動いた。
Wineを使用する上で、最初の難関はzipファイルの解凍である。Linuxにもアーカイブソフトは含まれているのであるが、Windowsのソフトを解凍すると、字化けするソフトもあった。Windousマシンで解凍してUSBで持ってくる方法もあるが、Linuxマシンだけで処理しようとするとこの方法は利用できない。そこで、Windowsの解凍ソフトで解凍すれば上手くできるのでないかと思いWindowsの解凍ソフト「7−Zip」をダウンロードして、Wineを絡ませてインストールした。
Windowsの人気フリーゲーム「ASTLIBRA_ミニ外伝_~幻霧の洞窟」を以前別のLinuxで展開したとき、字化けして、上手くできなかったことがある。今回 はWindowsの解凍ソフト「7−Zip」をダウンロードして、Wineを絡ませてインストール作業を行い、ミニ外伝を「7−Zip」で解凍したところ字化けせず、うまく解凍できた。どのソフトも問題なく解凍できるわけでないが、多少はよくなる感じである。
ミニ外伝をWineから起動させたところ、最初はエラーメッセージが出てきたが、再度起動させたところ動きだした。
下はその画面である。

フリーゲームの画面
フリーゲームの画面


キーも問題なく機能するようであるが、少し反応が遅い時がある。特に物を選択するときに遅い。少し余裕を持って選択すればできないことはなさそうである。効果音は鳴るのであるが、BGM音は何故か鳴らない。今後、ステージが進めばいろいろ問題が出てくると可能性もあるが、最初の部分は戦闘も上手く機能し、敵を倒すことができた。

ディスクトップ環境について

openSUSEはディスクトップ環境が選択できる。メジャーなものとしてGNOME,KDEそれからXFCE、LXDEでも選択可能である。そこでそれぞれをインストールしてみた。

KDE

openSUSEの標準のディスクトップ環境である。何もしないとこのKDEが選択される。
左下のアイコンをクリックするとよく使用するソフトのアイコンとその他のソフトの分類名が表示される。分類項目からツリー状にインストールされているソフト名が表示される。右下は無線LANなどのアイコンなどが表示され、クリックして、それぞれの内容を調整する。
ソフト画面を開いたときも、画面操作のボタンの表示や機能がディスクトップ環境によって異なる。

KDEの初期画面

GNOME

GNOMEはスタートボタンなどは上に表示される。大きいアイコンが多用されカラフルである。インストールされているソフトの表示が常用ソフトか又は全部であり、ソフトの分類項目別の表示機能はない。

XFCE

スタートボタンが下になった。軽量のディスクトップ環境になっているのか、小さいアイコンと日本語でソフトの分類とソフト名が表示される。また、各ソフトの右上には、Windowsと同じような機能の表示機能のボタンが付いているので操作しやすい。

LXDEもインストールしてみたが、インストールされるソフトは少ないし、何故か無線LANの設定ができないので、テストするのを止めた。軽量を好む向けの特別なバージョンなのであろう。
選択したディスクトップ環境によって操作感が大きく変わる。ディスクトップ環境を変えると特定のアプリケーションを起動させるまでの使い勝手が非常に変化することが分かった。最終的に使用するソフトを決めるときは、ディスクトップ環境も何にするか重要である。
結局はディストリビューションを評価するときはマイナーなソフトの準備状況やそのソフトの機能などを総合的に比較しなければ正確なことは分からない。また、ディスクトップ環境によっても操作感は異なるので、評価するときも重要なポイントになるように思う。

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Debian(Linux)の感想

歴史のあるディストリビューションDebianをインストールしたが、私の環境では無線LANの設定が難解なので、使用は却下である。

Debianの特徴

Debian系と言われるように老舗のディストリビューションである。今人気のUbuntuやLinux MintもDebianから派生したものである。新規性よりも安定性を重視しているようである。

Debianが述べる特徴

以下はDebianのサイトで記述されていた特徴を要約したものである。
・ユーザ自身によるメンテナンス
・傑出したサポート体制
・多くの組織や個人で使用されている。
・バージョン管理が行き届いた世界で最も優れたパッケージングシステムである。
・簡単なインストール作業
・43000 を超える多量のソフトウェア群
・パッケージ間の統合に優れたパッケージ
・自由に使用できるソースコード
・簡単なアップグレード作業
・多様な環境で使用できるアーキテクチャとカーネル
・バグ追跡システム
・システムの安定性
・高速かつ軽快なオペレーティングシステム
・ GNU/Linux / GNU/kFreeBSD ユーザ によって書かれた製造業者ハードウェア用のドライバ
・優れたシステムセキュリティ
・有名な商用ソフトウェアがないが、フリーな代替品ソフトウェアがある。
・MySQL、PostgreSQLの2つの有名なSQLデーターベースソフトが使用できる。
・設定は難しいが、インストールは簡単。
・サポートされていないハードウェアがあるが、Debianで動作する同様のハードウェアがある。

Debianのインストール作業

DebianのISOファイルには手軽にインストールできるLive版とインストール版がある。Jessieと言われるインストール版は3.7Gと容量が大きく、インストールも時間がかかった。
Linuxのインストール作業はどれも入力する項目は同じようなものであるが、Debianのインストール作業は丁寧な説明付きで順次確認してくる。説明が長いので、多少煩わしいところがある。また、Linuxをよく理解している人であれば問題ないが、初心者は意味を理解できず適当な選択となることがある。それでもどれを選択しても最後はインストールできて、動くようにはなるのであろう。
他のディストリビューションではないdebian独特の作業としてはディスクトップ環境を選択する画面がある。ディスクトップ環境以下の項目から選択することができる。
Xfce
KDE
Cinnamon
MATE
LXDE
選択によっては操作感が変わってくると思われるが、どのように違うのか分からない。今回のインストールはCinnamonを選択した。

使用した感想

初期画面はどれもよく似ている。左下のメニューをクリックすると代表的なソフトの分類とソフト名が表示される。その横に標準ブラウザーのIceweasel、端末、ファイルのランチャーが表示されている。
右下にはネットワーク、音量、など各種の設定項目のボタンが表示されている。

debian初期画面
debian初期画面

無線LANの設定が難解

私のマシンでは無線LANの子機としてBUFFALOのWLI-UC-GNM2をUSBに装着して使用している。他のディストリビューションでは子機を装着していると自動的に無線LAN機能と認識して、使用可能な端末を表示してくれる。使用する端末とパスワードを入力すれば直ぐ使用できるようになるので、作業は簡単である。Debianではドライバーがインストールされていないのか、認識してくれなかった。
ネットで調べたところソフトの倉庫にはドライバーがあり、使用できそうであるが、セキュリティの関係なのか、作業は複雑で初心者の私には荷が重く、無線LANでの使用は諦めた。有線の方を接続したが、何の操作も必要でなく、直ぐにネットに繋がり、ブラウザーの機能などを確かめることができた。

日本語は自動的インストール

日本語の操作機能は自動的にインストールされており、直ぐ使用できるようになった。
ただ、ディストリビューションの問題なのかソフトの問題なのかは不明であるが、英字/日本語などの切り替え方法が他のディストリビューションと若干異なり、使い難いところはある。Linuxの場合、日本語の操作はインストールした環境により異なり、手探り状態で探すことになる。長く使い続けるのであれば、よく考えてきめの細かい設定が必要である。

プログラミング言語関係のソフトが充実

ソフトの倉庫を覗いてみたが、最初に言語関係の分類が並んでおり、ソフト開発用にソフトが充実しているように思える。他のディストリビューションも言語関係のソフトはそれなりにあるのないかと思うが、Debianのように目立つ存在ではない。Debianはソフト開発業務を特長としているのであろう。
反面、ゲーム関係のソフトは少ないようである。インストール版のJessieにはインストールした段階で手軽にできるゲームは幾つか含まれているのであるが、それ以外の目ぼしいソフトはソフト倉庫にも見つからなかった。エンタティメントより開発業務よりか。

debianのソフト倉庫
debianのソフト倉庫

標準ブラウザーはIceweasel

標準ブラウザーはIceweaselという名前を聞いたことがないソフトである。最も、これはライセンスの関係でFirefoxの別名を使用しているとのことで、機能的には問題ないだろう。
検索窓のところにgoogle検索も使用できるので、Googleが提供しているYouTubeや地図ソフトが簡単に使用できる。但し、Flash playerはIceweaselそのもにインストールされていないので、動画関係の再生にはGoogle Chromeほどの自由さはない。

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Mint(Linux)の感想

MintはLinuxで1~2を争う人気のディストリビューションである。使用できるソフトも多く、人気も理解できるが、欠点がないわけではない。使用してみて感じたことを以下に記載する。

私は現在中古のノートPCにこのMintを常駐させ運用しているが、作業はネットの閲覧とブログのメンテナンス程度である。

Mintの特徴

MintのサイトでPRしている特徴と感想は以下の通りである。
LinuxのMintが目標とするところは強力でしかも使い易く、現代的でしかもエレガントで快適なオペレーティングシステムを作成することである。確かにディスクトップ環境は洗練されている。
LinuxのMintは、一般的なLinuxのディストリビューションの一つであるが、Microsoft WindowsやAppleのMac OSに続く、3番目の最も広く使用されている家庭用OSとなっている。確かに最近は日本でも人気が出ているとのことである。
LinuxのMintが成功しているのは以下の理由からである。

1)完全なマルチメディアをサポートしており、箱から出して直ぐ使え、しかも使いやすいOSである。この点については多少疑問が残る。
2)無料であり、オープンソースのOSである。これはLinuxでは当然のことか。
3)約30,000パッケージと最高のソフトウェアマネージャを提供してくれる。確かにMintでは多くのソフトが利用出来そうである。

Mintのインストール作業

UbuntuをベースにしたLinux Mintのインストール作業は親元がRed Hat系のFedoraやKororaと少し異なるが、基本的には同じような感じである。
インストール用のISOファイルには多くのディストリビューションと同様に32bit版と64bit版が用意されている。
DVDをセットすると作業の選択画面が出てくる。インストールを選んで行くと殆ど自動的に作業を進めてくれる。
無線LANの設定もインストール作業中にできる。端末名が表示されるので、使用する端末を選択、パスワードを入力すれば完了である。
インストールするハードディスクの選択やパーティションの方法を設定するが、この箇所は正直よく分からない。私の場合は以前インストールされていたOSはすべて消去して、新たにインストールすることにしているので、それほどの難しさはない。パーティションを分割して、二つのOSやLinuxをインストールすることもできると思うが、この作業はよく調べてから慎重に行うのがよいだろう。上手く稼働しない可能性もある。

使用してみての感想

Mintの初期画面

シンプルのものであるが立体的な安定感のある画面である。左下のメニューをクリックすると代表的なソフトの分類とソフト名が表示される。その横にFirefox、端末、ファイルのランチャーが表示されている。
右下には無線LAN、音量、バッテリの残量など各種の設定項目のボタンが表示されている。Linuxのディスクトップ環境によって表示される場所や機能が変わるが、使うLinuxを決めて、慣れてしまえば問題ないだろう。

日本語入力機能

Mintのインストール作業は殆ど自動的に作業を進めてくれるが、唯一手作業で行わなければならないのが日本語の入力機能である。
インストール終了後、メニューの中の設定ー言語ー入力メソッドから操作に使用するソフトのインストール項目を選択してクリックすればLinux特有の端末操作をすることなく作業はできる。しかし、作業を行う画面を探さなければならないので分かり難いことは分かり難い。また、インストールするソフトによって日本後の入力作業の操作感が異なるので、ある程度の経験が必要であると思う。なお、英字とかな漢字変換の切り替えは「半角/全角」ボタンで行う。
なお、作業画面の右上にはWindowsと同じような画面操作のボタンが付いている。これはLinuxのディストリビューションやディスクトップ環境によって変わってくる。今回インストールしたMintの環境ではWindowsとよく似ており使い易い。

Mintの日本語選択画面
Mintの日本語選択画面

動画関連が少し弱い

Mintも標準のブラウザはFirefoxである。この点は他のディストリビューションでも同じであるが、画面の検索窓にグーグルの検索機能が使用できるブラウザもあった。この機能が使用できればYouTubeは簡単に見られるようになるので、まだよいのであるが、このMintではインストールした段階では使用できないので、動画の再生能力は少し弱い。機能を充実させるには特別なソフトをインストールする必要がある。

Google Chromeのインストール

このため、Google Chromeのインストールを試みた。
Mintの倉庫には含まれていないようなので、ネットで直接Google Chromeを検索、サイトから直接ダウンロードを行った。幸い、Linux用のソフトも用意されており、比較的簡単にダウンロードすることができた。また、問題もなく直ぐ使用できた。

手軽に使用できるソフトが多い

Mintは使用できるソフトは多く、しかも、端末機能を使用しなくてもグラフィカルなインターフェースで簡単にインストールできる。このあたりはアンドロイドのタブレットの使用方法とよく似ている。ソフトは分類後、評価数の多い順に表示される。なお、ソフトの数が表示されているが、すべて利用できるわけではなさそうである。

分類毎に表示されるソフト数
分類毎に表示されるソフト数

ゲーム関係でソフトもそれなりに多いような気がした。シューティングのソフトも数種類含まれているいた。内容的にはWindowsの数世代前のソフトで、特記するほどのソフトでないが、含まれていること自体がLinuxでは珍しい。

WineでWindowのソフトが稼働

Linux上でWindowsソフトが動かせるソフトとしてWineがある。
UbuntuをベースにしたディストリビューションであればWineは持っていることが多く、今までに数度、チャレンジしてきたが、ダウンドーロしてきたwindowsのソフトをどのようにして、Wineと関連させるのかが分からず、稼働に失敗してきた。今回、再度チャレンジして結果、ようやくそのコツが分かってきた。
1)Linuxへのダウンロードは普通に行えば問題ない。それが解凍しなければならないソフトであれば、これもLinuxのソフトを使用して普通に行えばよい。但し、この段階で解凍したファイルに字化けがあったら、動かない可能性が高い。いずれにしてもLinuxのどこかのファイルにダウンドーロしたホルダーが作成されているだろう。
2)問題はそのソフトを稼働させるときである。ホルダーの中のexeファイルを選択、右クリックして「別のアプリで開く」を選択。更に再度「別のアプリで開く」を選択すると、使用できるソフトのリストの中に「WineWindowsプログラムローダーで開く」があり、それを指定すると、Windowsのソフトが動き出す。
また、別の方法としてWineのConfigureソフトでダウンロードしたファイルのexeを探し出し、アプリケーションを登録、WindowsのOSを合わせる。次に、Wineの browse Cソフトの画面でexeを探し出し、クリックすると、稼働しだした。この方法の方が稼働するOSの種類も指定できるので、本道のような気がする。
しかし、どのようなソフトも稼働するわけでなく、半分程度だと言われている。動いても、多少欠陥のある動きになる可能性は高い。私もフリーゲームを数本ダウンロードして試してみたが、何とか動くのは半数程度あった。
下はWindowsのフリーゲームを稼働させている画面である。

Win用のフリーゲームの画面
Win用のフリーゲームの画面

Wineの関連ソフトとしてPlayOnlinuxがある。インストール稼働させると市販されていたような数百のWindowsソフトのリストが表示させる。多分、ソフトのCDを持っていれば稼働するのであろう。

その中に音楽の再生ソフトとして有名なFoobar2000があったので、PlayOnlinuxを使用してインストールした。次に述べるDropboxを使用してWindowsマシンからLinuxマシンに音楽データを転送して演奏させてみた。
Foobar2000の多くのプラグインが稼働するか不明であるが、標準的な画面で音は鳴った。

DropboxでWindowsパソコンと連携

Mintのソフトの中にはネットストレージのDropboxの操作ソフトが含まれており、インストールすれば使用することができる。先般、WindowsマシンでDropboxのアカウントを収得したので、簡単にファイルを開くことができた。テスト的にWindowsマシンでCDからクリッピングしたFlacファイルをDropboxを使用して、Linuxマシンに転送した。

FlacファイルをFoobar2000で演奏させた。何とか動くが、動作が不安定であり、快適に使用できるとは言えない。仕方がないか。

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Korora(Linux)の感想

Linuxのディストリビューションの一つであるKororaはFedoraにノンフリーなパッケージを含むリポジトリを追加し、より使い易いディストリビューションを目指すとのことで、使い込めば面白いディストリビューションであるが、少しLinuxの初心者には難しいところがある。テスト的に使用したので、その感想を述べる。

Kororaの特徴

Kororaはネットで以下の様な特徴をPRしている。機械翻訳させた文章を適当に修正した。
Kororaのどのデスクトップ版でも、エンドユーザーが容易にLinuxのシステムを構築できるように、多くのことが事前に設定されている。
1)カスタム拡張やコンフィギュレーションが調整できるデスクトップ機能を持っている。
2)Adobe Flash、Google Chrome 、RPMFusion1 、 VirtualBoxなど多くのサードパーティ性のソフトを含むリポジトリ(倉庫)がある。
3)デフォルトのWebブラウザとしてFirefoxを採用している。
4)Firefoxの拡張機能(Adblock Plus, DownThemAll, Xclear) が使用できる。
5)ミニブログのクライアント機能がある。
6)豊富なマルチメディア機能をサポートしている。
7)NVIDIAや無線などのドライバを処理するPharLapデバイスマネージャを持ている。
8)ビデオエディタもある。
9)デフォルトのメディアプレーヤーはVLC。
10)SELinuxが有効になっている。

Kororaのインストール作業

Kororaの種類

多くのディストリビューションと同様にKororaでも32bit版と64bit版がある。ディスクトップ環境を以下の種類から選択することができる。
Cinnamon
GNOME
KDE
MATE
Xfce
正直なところ、ディスクトップ環境の違いが分からないので、どれでもよかつたのであるがXfceを選択した。
isoファイルの容量は全体で1.9G程度あり、ダウンロードするのに1時間以上時間がかかった。CDに焼付けるのは容量的に無理であり、DVDに焼付けた。
全体的にはインストール作業は他のLinuxに比べてあまり違わなかった。しかしFodoraから派生したソフトであるため、画面表示や手順などはFodoraとよく似ている。

live Systemのンストール

DVDをセットすると殆ど自動的にDVDだけで動くLive Systemをインストールしてくれる。
その後、Wecome画面が表示され、インストール項目を選択するとインストールの開始である。

各項目の設定

ハードディスクにインストールする前に各種の項目を設定する。
先ず、言語の選択画面が表示される。
次にFedoraと同じような画面で以下の4つの項目が表示され未設定の場合はクリックして詳細画面で決定する。

地域設定(キーボード)

日本語を選択していれば自動的に設定されている。

日付と時刻

この項目も自動的に設定されている。

インストール先

ハードディスクの選択やパーティションの方法を設定するのであるが、正直よく分からないところがある。以前のOSが入つている場合、そのままではインストールするエリアが不足するので、削除してエリアを解放してからハードディスクを指定する。

ネットワークとホスト名

無線LANとの接続はこの段階では無理に設定する必要はない。インストール終了後、別のところで簡単に設定できた。

各項目が設定できればインストールのボタンを押してインストール開始である。

ユーザ設定作業とパスワードの決定

インストール作業が開始されると、rootパスワードの設定、ユーザ設定の項目が表示され、インストール作業中に内容を入力する。
ユーザ設定で管理者項目にチェツクを入れ忘れると端末での操作ができなくなるので注意が必要だ。
ROOTパスワードとユーザパスワードがあるが、運用していると、どちらを入力すれば良いのか分からなくなることがある。取り敢えず2つとも同じパスワードにした。
以上で終了で再起動すると完了である。

使用してみての感想

無線LANと日本語入力機能について

インストールすれば無線LANと日本語入力機能は行われているとのことであったが、上手く機能していなかった。いろいろ迷つたが、右上の無線LANの小さなアイコンをクリツクして、使用する端末を選択、パスワードを入力すれば設定完了である。日本語入力も同様に右上のアイコンで選べば完了である。
但し、インストールされている日本語変換のキー操作が慣れ親しんでいる方法と異るところがあり、使い難い。例えば、促音文字の入力で「っ」を以前使用していた「ltu」と入力したのでは変換してくれない。「tt」と入力すれば変換してくれる。

Kororaの初期画面

シンプルのものである。Menuをクリックすると項目とその項目に含まれているソフトが表示される。
右上に各種の表示ボタンがある。ここをクリツクするとその項目の内容と詳細設定ができる。

画面の色合いや背景画面は変更できる機能が備わつている。以下は適当に設定した画面である。

Kororaの初期画面
Kororaの初期画面

追加ソフトのインストール

インストールした段階でLinuxの主要ソフトはすでにインストールされている。但し、ゲーム関係のソフトは何も含まれていない。
また、それ以外のソフトをインストールしようとするとFedoraのように簡単なインストール機能がなく、Linux特有の端末を使用してコマンドを打ち込まなくてはならない。
私の場合はコマンドの詳細な意味は不明であるが、以下のように入力したところインストールできた。
sudo yum install アプリ名
ソフトそのものはリポジトリ(倉庫)には多く含まれている。その内容はMenuの中のYum Extenderで表示することができる。

リポジトリ(倉庫)の内容
リポジトリ(倉庫)の内容

Google Chromeのインストール

標準のブラウザはFirefoxである。Firefoxでもグーグルの検索を使用すればYoutubeは見られるようになるが、全般的に動画関連の機能が少し弱いようである。
そこで、Google Chromeのインストールを試みた。Yum Extenderの画面でChromeを検索すると「google-chrome-stable」とのソフトがあったのでこれだろうと思い
sudo yum install google-chrome-stable
と端末操作したところ無事インストールできた。直ぐ起動させたが問題なく閲覧できるようになつた。

興味のあるソフト

GNU denemo

Fedoraで気に入った楽譜作成ソフト(GNU denemo)もインストール出来た。Fedora使用できるソフトはKororaでも使用出来そうである。

ownCloud

Dropboxのように同期型オンラインストレージのツールであるようだ。レンタルサーバにownCloudをインストールしてこのソフトを利用してパソコンと連携すれば、パソコンからレンタルサーバのストレージが自由に使えるようになるとのことで、興味はあるが、レンタルサーバの設定が難しそうで、初心者の私には荷が重い。

まとめ

Kororaはリポジトリ(倉庫)に多くのソフトがあり、使い込めば利用範囲が広いディストリビューションになりそうであるが、落とし穴も多く、使いやすいシステムに作り込むまでに時間がかかりそうである。Linuxにある程度知識が集積した段階で使用するのが好いように思った。最終的に使用するディストリビューションの候補の一っとして考えたい。

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fedora(Linux)の感想

Linuxのディストリビューションの一つであるFedoraをインストールして、テスト的に使用した。以下にその感想を述べる。

fedoraの特徴

ネットでfedoraの特徴を調べると
・最新の技術を積極的に取り込むディストリビューション。
・フリーソフトウェアを厳格に重視したディストリビューション。
とあり、他のディストリビューションとは異なったソフトが含まれていそうで、興味を惹かれた。

fedoraのインストール作業

最初はにも知らずにサーバー用のfedoraのisoファイルをダウンロードしてしまった。ファイル名にserverと言う文字が入っているので多少は疑問に思ったが、isoファイルが数種類あるとは思いつかずそのままインストール作業まで行った。server用途をいろいろとチョックさせられるし、他のLinuxに比べて非常に異なっていることに驚いた。再起動するとより詳細なオペレーションを求められたので、これは別物だと気づいた次第である。
fedoraにインストールファイルはworkstation,server,cloudの3種類ある。卓上での使用はworkstatonである。多くのディストリビューションと同様にFedoraでも32bit版と64bit版がある。
全体的にはインストール作業は他のLinuxに比べてあまり違わなかった。但し、親元がRed Hat系でUbuntu、Linux mintなどのDebian系と異なるので画面表示や手順などは少し異なる。

最初にインストール方法の選択

・Try Fedora
・Install to Hard Drive
テスト用のインストールなのかハードディスクにインストールするのかの選択が求められた。インストールを選択すると、後で作業でインストール先のハードディスクの内容が表示されどのようにインストールするのか指定するようになっていた。

各項目の設定

以下の4つの項目が表示され未設定の場合はクリックして詳細画面で決定するようになる。
・地域設定(キーボード)
・日付と時刻
・インストール先
ハードディスクの選択やパーティションの方法を設定するが、正直よく分からないところがある。
・ネットワークとホスト名
無線LANの使用できる端末機器名が表示されるので、選択してパスワードを入力すると無線LANは簡単につながった。

ユーザ設定作業とパスワードの決定

ユーザの設定作業である。ROOTパスワードとユーザパスワードがあるようであるが、運用しているときどちらを入力すれば良いのか分からないので2つとも同じパスワードにした。
以上で終了で再起動すると完了である。

日本語入力機能

日本語入力機能は備わっているとのことであったが、操作性は劣るとのことなので、端末機能を使い他のLinuxにも使用されているibusとmozcをインストールした。
$ sudo dnf -y install ibus-mozc

Fedoraの初期画面

シンプルのものである。アクティビティをクリックすると代表的なソフトやファイルの項目が表示され、以下クリックしてツリー構造の下まで表示できる。
右上に電源OFFや設定項目の表示ボタンがある。

使用してみての感想

アプリケーションはユニークなものが多い。Linuxのソフトと言えばどのディストリビューションも同じようなものであるが、fedoraは先進的なことで他のディストリビューションでは見かけないようなアプリケーションソフトも多い。丹念に調べた訳でないので他のディストリビューションにも有るのかもしれない。

ゲームソフト

特にゲーム関係で多いような気がした。ゲームソフトの中にシューティングのソフトも数種類含まれているいた。内容的にはWindowsの数世代前のソフトで、特記するほどのソフトでないが、含まれていること自体がLinuxでは珍しい。
以下はゲームの中のアクション用ソフトのリスト。

ゲーム用ソフト
ゲーム用ソフト


シューティングソフトをテスト的にインストールしてみた。説明書が英語のため、操作方法が十分に理解できなかった。快適に動作したが、この年になるとどうも熱中する気にはなれなくて直ぐ止めようと思ったが、ゲームから抜け出す方法が分からなくて、仕方がなく電源を強制終了した。再稼働させてみたが問題なく動いた。

音楽関係(楽譜作成ソフトDenebo)

音楽関係も他のLinuxにはないようなソフトが多い気がした。以下はMIDI関連のソフトのリスト。シンセサイザーの音源もあるようである。

音楽のMIDI関係ソフト
音楽のMIDI関係ソフト


楽譜作成ソフト(Denebo)があった。テスト的に使用してところ、打ち込み操作は両手で音価と音程をキーで操作して非常に素早くインプットできた。これは使えそうであ る。早速、手元にある楽譜の打ち込みを始め、MIDIファイルに落とす。それをUSBにファイルして、Windowsのシベリウスで読ませたたところ、無 事、楽譜が入力できた。まだ、難しい操作は分からないので、単純に音符を入力する処理だけこのDeneboで行って、最終仕上げはシベリウスで行うとい使 い方ができそうである。

Denoboの画面
Denoboの画面

左右二面表示機能

これは特にfwdora特別の機能でないと思うが、画面を左右二つに分けて、二つのソフトを表示する方法が気に入った。これでネットの画面を見ながら、テキストエディターで文章を作成することが容易にできる。

二画面表示
二画面表示

動画関連が少し弱い

ブラウザはFirefoxである。グーグルの検索を使用するとYoutubeは見られるようになったがその他の動画は見られなかった。特別なソフトをインストールする必要がありそうである。

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Linux のインストール作業の感想

Linuxに素人の私が急に使用してみようと思い立って試行錯誤しながらインストール作業を行った。以外に簡単にできた。Linuxであまり特殊なことはできないがプログラミング、事務作業、ネットサーフィンなどは一般的な作業は能力の劣るマシンでも十分にできる。

Linuxの情報本を入手

Linuxがどのようなものか全く分からない状態でインストール作業を行うのはさすがに難しい思い、本屋に情報本を探しに行く。インストール用CDが添付されている本が数冊あったが、日経BP社が出版した「Linux超入門ガイド」を1426円で購入した。
Linuxにはいろいろな種類があるが、購入した本はLinuxの「Ubuntu」を解説した本である。これでLinuxの大凡のことは理解できた。また、今後のインストール作業も目処がついた。
実際インストール作業を行なってみると、簡単で、本がなくてもできそうであるが、インストール作業以外にも、アプリケーションソフトの概要やその他有益な情報が記載されているので1冊程度は、Linuxの理解を深める意味から購入した方がよいだろう。ある程度、概要を理解した上でネットで追加情報を探した方が理解が早い。

Linuxにはいろいろと種類がある

LinuxマシンではOSの基礎(核)となるものはLinuxカーネルと呼ばれているもので共通するが、その周りの環境(配布物)はディストリビューションと言われ、いろいろな団体が自由に作成しているので、数多くあることが分かった。先に購入したUbuntuもディストリビューションの一つである。
ネットで簡単に検索しただけでも幾つもの名前が見付かった。
Red Hat Linux、Fedora、CentOS、Vine Linux、Ubuntu、Debian、Turbo Linux、ZorinOS、SolydXK、Linux mint、openSUSE、Puppy Linux、Manjaro Linux
更に、画面の見栄えも数種類ありそうであり、インストールするにしても組み合わせは膨大である。
何をインストールするかであるが、使用目的によって変わってくる。
(1)サーバ向けのLinux
サーバ向けに最適化されたLinux。卓上用のLinuxに比べアプリケーションソフトが少ないようである。
Red Hat Linux、CentOS
(2)卓上で作業するのに適したLinux
Windowsマシンのように机に向かって作業することを考慮して作成されたLinux。一般的な事務用のソフトは用意されている。
Vine Linux、Ubuntu、Debian、Linux mint、Fedora
(3)メモリの少ない能力の低いマシンでも稼働するLinux
どのLinuxもWindowsなどに比べ少ない記憶容量で動作するが、更に余分な機能を削り最小のメモリーと最小の記憶容量で動作するように設計されたディストリビューション。
Puppy Linux、Lubuntu
など、いろいろな目的用に作成されている。
卓上向けのLinuxとしてはUbuntuが一番有名で資料も多い。購入し情報本に添付されていたのもUbuntuであり、これで先ずインストール作業を行うことにした。
書店ではUbuntu、CentOSの本が殆どである。

インストールCDやUSBの作成

先ずインストール用のCD(DVD)が必要である。UbuntuのCDは情報本に添付されていたので必要ないが、その他のディストリビューション(配布物)もインタネットのサイトから簡単にインストール用のISOファイルをダウンロードすることができる。
インストールにはファイル形式がISOといわれるものを使用するが、このファイルをダウンロードしても、一般の焼付けソフトでは対応できないことがある。必ず、ISOが焼き付けが可能な専用ソフトExpressBurn等を使用して、CDやDVDにISOファイル形式で焼き付ける。また、ディストリビューション(配布物)によってはCDに収まり切らない容量があるものあるので、その場合はDVDに焼き付ける。
Linuxの起動をUSBから行う場合はUNetbootinというフリーソフトで行うのが簡単であるが、私の場合はダウンロード中にエラーとなり、できなかった。
USBを利用する場合はWindowsとLinuxではフォーマットが異なるので、この点の理解が必要であるようだ。

起動機器の順序変更

現在のパソコンはハードディスクから起動するように設定されているので、BIOSを開き、起動するハードウエアの順序を変更する必要がある。
パソコンにスイッチを入れて直ぐに「F2],「Esc],「Del]などのキーを押すとBIOS画面が開く、その中のBoot画面で起動するハードウエアの順序に並べかえる。操作は→↑などの矢印キーとエンターキーで行う。

CDやUSBから起動

パソコンを再起動すると変更した順序に従ったハードウェアから起動用ファイルがないかチェックされる。これによってインストール用のISOファイルあるハードウェアからインストール作業が始まる。CDやUSBが挿入されていないと従来通り、ハードディスクから起動することになる。

各種情報の入力

インストール作業は殆ど自動で行われるので難しくはないが、幾つか入力を求められる。
(1)時間の場所:tokyo
自分の住んでいる県に変更したが、エラーとなった。東京のままでよい。
(2)言語:日本語
(3)使用者の名前とパスワード
システム的な作業を行うときは頻繁に入力させられるので、あまり入力が厄介なものも好ましくない。
(4)無線LANの環境設定。
インストール作業のあとでもよい。予めWiFi機器のパスワードを知らべておく。
(5)インストール方式の選択
1.ライブCD
ハードディスクは何もいじらないで、CDだけで起動できる方法。
2、デュアルブート
ハードディクを分割し、現在ハードディスクに含まれているOSも起動できるように残し、2つのOSが起動できるようにする。Windows、Linuxとでもできるが、壊れる可能性があるので、避けてた方が無難である。
3.完全インストール
現在入っているOSを完全に消去し、Linuxだけにしてしまう。
幾つかのディストリビューションで確かめたが、だいたい同じような順序であった。ディスクトップの操作方法は異なる。

日本語化について

ディストリビューションによっては日本語入力ソフトがインストールされていないものもある。この時はシステムが起動後、別途、Linuxの特徴である端末画面からコマンドを入力して日本語用ソフトをインストールする必要がある。インタネットで調べれば、入力方法は分かるが、コマンドの意味が分からないので何を行なっているのか不安な時がある。

インストールされているソフト

幾つかのディストリビューションをインストールしたが、インストールした段階では同じようなソフトがセットされており、それ以外のソフトは各ディストリビューションが用意している公式の配布センターからインストールすることになる。
自由にLinuxで配布できるソフトとなれば自ずとソフトが限定されるので各ディストリビューションとも同じようなメニューになる。
数の多さ、種類がディストリビューションの特徴となる、

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Linux

Linux用の中古パソコンを購入

Windows7からWindows10にバージョンアップしたら急に割り込みが多くなり使い勝手が悪くなった。これで別のシステムであるLinuxの運用を思いついた。しかし、現在使用しているパソコン(特にWindows10)に違うOSをインストールするのは危険すぎるので中古パソコンを購入する気になった。なお、その後Windows10は何度かハングアップしたが最近は少し落ち着きを取り戻し、使えるレベルになっている。

Linuxの利点

LinuxはWindowsに比べ以下のような点で有利である。
(1)Linuxはスパーコンピュータやサーバにも使用される基本がしっかりした信頼できるOSである。しかも無料である。インタネットや解説本の付録CDなどから手軽にインストールできる。
(2)Linuxはシステムが軽量で古いマシンでも比較的快適に利用できる。また、アプリケーションも多く存在し、現在もメンテナンスが行われており信頼できる。但し、余分な機能が削られているので分野によっては特殊な運用には向かない。
(3)LinuxはWindowsに比べ利用されている割合が少ないため、ウイルスに狙われる確率も低い。必ずしも狙われないということではない。Linuxでもそれなりに注意が必要である。
文章の作成やインタネットの閲覧、ブログの作成など基本的な利用にはLinuxで十分と思われる。

中古パソコンの購入

中古パソコンの購入で一番リスクの高いことは、購入後どの程度使用できるか不明なことである。特に壊れる可能性の高いのはHDDとバッテリである。幸い、Linuxの運用はUSBだけでもできるようであり、HDDは必ずしも必要でなさそうである。しかしこの場合、内部メモリーがあまり少ないとLinuxと云えども操作性が悪くなると思われるので2GBは欲しいところである。
また、バッテリもコンセントつないで運用すれば何とかなりそうである。

Linuxを利用するのであるからOSは必要ないのであるが、そのような不完全なパソコンは反対に探すのが難しくオークションでしか見かけない。また、オークションでもOSのない商品はHDDもないのが一般的で稼働テストが不完全である。

中古パソコンでも一般の店舗から購入するとなると現在でも使用できることが前提となるため2〜3万円はする。Linuxの利用が必ずしも成功するとは限らないので、この投資は痛い、半分遊び感覚であるから予算的には1万円以内である。

取り敢えず、適当な中古パソコンがないかオークションで探す。即決価格が1万円以下で買える品物もあるが、性能が悪い。やはり買うとなるとできるだけ性能がよい中古品が欲しくなる。
5千円以下ではパソコンが動かなくても文句は言わないというジャング扱いの商品が多い。動くことを保証されないので、自分で修理するか、部品取りに利用するのであろう。ジャンク扱いのパソコンは素人にはリスクが高い。
まとものと思われるパソコンに2つほど入札してみたが、直ぐにより高い入札が行われ1万円を超えてしまった。最終的に幾らで落札されたかは不明である。

ネットで探していると、価格.comの中古ノートパソコンの分類で完動するパソコンが4千円から販売されているのを見つけた。多分、会社から大量に中古品を引き取ってきたのであろうか、同じような仕様のパソコンがす少しづつ価格を変えて販売されていた。
OSはWindowsVistaで使いものにならないが、私の場合は関係ない。しかし、さすがに4千円のパソコンは仕様が低いので、買う気がしない。少し高くなっても性能の良い商品がないか探した。

ありました。CPUにcore2Duo P8600 が使われているDell Vostro 1520という商品が、このVostro 1520はいろいろなCPUが使われているが、どのCPUが使われていても価格はあまり違わない。そこで、CPUの性能を調べながら性能の良いcore2Duo P8600にたどり着いた次第である。 この商品はCPU以外にも内部メモリーが2GB、HDDの容量が80GBあり不満はない。

HDDは元の製品と異なっているようであり、交換された可能性がある。そうなれば更にまだ十分使える可能性が高くなる。
ディスプレーは15.4インチであり、少し大き過ぎる。もう少しコンパクトな商品が欲しかったが、コンパクトな商品はCPUの発熱の問題や組み立て難しさの点から性能の悪いCPUが使われることが殆どで、痛し痒しである。この際コンパクトさは諦めた。
この商品を送料や代引き料を含め7千円でジャンクワールドから購入した。保証期間は1か月である。

現物の感想

ビジネスモデルと云うことで、頑丈そうな製品でまだまだ使えそうである。さすがにディスプレーの発色は良くない。
無線LAN機能がないのだけが不満である。このため、USBで運用できる無線LANの子機を1千円で買った。後で調べたところではほぼ同じ仕様で無線LANが内蔵されている商品もありトタル的にはその商品の方が良かった。
WindowsVistaを起動してみたが、稼働するソフトがないので使い道は限定される。家にあった古いゲームソフトをインストールしてみたが、快適に動いた。ただ、現在の派手なゲームソフトに比べ見劣りすることは否めない。
最初はWindowsVistaもLinuxも稼働するデュアルブートの方法でインストールしたが、WindowsVistaではこの方式は適用できないのか動かなくなった。仕方がなく、WindowsVistaは削除し、Linuxだけにした。Linuxでもブログの作成やメールなど基本的な作業はなんの問題なく快適に行える。動画も再生できるが、音質はあまりよくない。まあ、ビジネスモデルのため仕方がないか。あまり贅沢は言えない。Linuxのインストールについては次回に。

その後の状況

LINUX MINTをインストールして使用している。平成31年1月現在、使用頻度は多くないが特に問題なく稼働している。内容としては主にブログのメンテナンスやネット検索、家内はDVDで再生に使用している。ノートパソコンは手軽に移動できるので、気候にあった場所で使用できるので、使用目的を限定すれば便利である。

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CUDA

李セドル九段に勝った囲碁ソフトAlphaGoについて

現代最高の囲碁棋士と云われている韓国のプロ棋士李セドル九段とグーグルが生んだ最強囲碁ソフトAlphaGoの5番勝負が行われ、4対1でAlphaGoの勝利となった。囲碁の世界ではコンピュータがプロ棋士と互角に勝負できるのは少なくとも10年後と言われてきたが、今回の結果を受けてプロ棋士の間では衝撃が走っている。
しかし、囲碁ソフトがプロ棋士に勝ったのは事実であるが、AlphaGoの性能を見たとき、一般的にこの様な高性能のマシンを使うことは出来ないので、市販されているコンピュータの能力程度でプロ棋士に勝つのはまだまだ先と考えられる。

AlphaGoの性能

AlphaGoの性能はCPUを1202個、GPUを176枚搭載されていると報道されているが、我々が家庭で使うコンピュータはCPUが1個、数え方によっては4個程度である。GPUは一般のコンピュータでは使用されないが、ゲーム用のコンピュータでは1個搭載されていることが大半である。このGPUは同じ様な計算を何万と行う特殊な計算では化け物のような能力を発揮する。GPU1個でCPU数百台の能力を発揮することもある。GPUが176枚も搭載されている規模のコンピュータは日本では大学など数は多くないと思われる。この大規模なコンピュータとリソースが使用できるのはグーグルのようなAIの超一流企業だけである。
AlphaGoの研究者たちは約3,000万に上るトップ棋士のさまざまな打ち手を集め、AlphaGoの学習させたそうである。また、その後自分自身で対局させ、どの手が勝率に結びつくか繰返して検証されているようである。さぞかしデータ量も膨大になっていることであろう。

市販レベルのコンピュータで応用できるか

囲碁ソフトとして意味があるのは市販されているコンピュータの性能レベルで利用できることである。いくら強力な囲碁ソフトを開発しても日本に数台しかないコンピュータしか利用できないのでは意味がない。
今後の問題は今回のAlphaGoの性能をコンパクトにできるかであるが、私は10年かかっても無理と考える。AlphaGoのように物量に任せた手法ではコンパクトにできないと思われる。何か別のアイデア・手法が必要である。また、性能についても10年の間に一般に利用できるコンピュータの性能も向上するが、それでも今回使用されたマシン性能の10分の1程度の能力であろう。
今回のイベントは話題性はあったが、コンピュータの囲碁ソフトと囲碁棋士が日常的に戦うのはかなり先のことと思われる。

AlphaGoの特徴

棋譜を見て感じたこととソフトの特徴から判断してAlphaGoは以下の特徴を持っていると思われる。

大局観が優れている

3,000万のトップ棋士の棋譜を研究したようであるから、どのような場面でどこに打つのか一番勝率が高いかはすでに集計されており、回答を持っているはずである。石の配置が単純な碁では最適なところに打ってくる確立が非常に高いと想像される。今回の対戦でもAlphaGoは徐々に優位性を確保している。

不明確な碁形の碁は苦手のはず

いろいろな石が複雑に絡み合った碁は多分苦手であろう。幾ら膨大な処理量を誇るAlphaGoでも石が複雑に絡み合ってくると過去に例示がなく、その変化をすべて読みきれるものではない。このようになるとプロ棋士の直感の方が有利になるように思う。劫が苦手と言われているが、これも各劫立ての損得勘定が瞬時にはできないためである。

AlphaGoに勝つ秘訣は碁形を複雑化することである。そうすれば当面はプロ棋士が勝てるであろう。