五能線をリゾートしらかみ号に乗ると千畳敷駅で10分間停車してくれた。駅の直ぐ横には岩の海岸「深浦千畳敷」が広がっており、近くには奇岩として有名な大仏岩も見ることができた。駅から波打ち際まで100メートルもない距離である。10分間もあれば十分往復できる。発車するときは合図してくれるとのことなので、気兼ねなく観光できる。
深浦千畳敷について
千畳敷という地名は各地にある。特に有名なのはここ深浦千畳敷、南紀白浜の千畳敷、駒ヶ岳の千畳敷カールなどである。
深浦千畳敷は寛政4年の地震で隆起したと伝えられる海岸段丘面で、津軽藩の殿様が、畳千畳を敷かせ大宴会を開いたとされることから千畳敷の名前が付いた。
千畳敷周辺一帯は大仏岩、兜岩など奇岩奇石が多い。千畳敷はJRの千畳敷駅と道路を挟んで広がっており、乗客は電車を降りて、手軽に散策することができる。駅近くの千畳敷では海岸線が近く、100メートル程度歩けば波打ち際まで行ける。
大仏岩は千畳敷駅近くの千畳敷の入口付近にある大きな岩。この岩はテレビドラマで見た記憶があり、千畳敷のシンボル的な存在か。

千畳敷の景観。道路沿いから波打ちぎわまで岩の海岸が広がっている。
海岸線の岩場。低気圧が近づいており、波が高いと予想したが、案外、低かった。日本海は太平洋に較べて波が小さいのかもしれない。
